エゴノキ・6~実

 植物観察を始めるきっかけとなった樹のひとつがこの「エゴノキ(斉燉果)」。初夏の花の様子は素晴らしいが、実がたくさんぶら下がるこの姿も美しい。調べてみると果皮にはエゴサポニンという有毒物質が含まれていて、川で魚を採る時にこの実を使う “禁じ手” があるらしい。良い子は真似をしないように。
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ヤマモモ・3~隔年

 去年、食べ損なっていたのでずっと探していた「ヤマモモ(山桃)」の実。ヤマモモの樹はいつものウォーキングコースにたくさんあるが、今年はどの樹にも実が全くついていない。調べてみるとヤマモモは一年ごとに豊凶を繰り返す隔年結実の傾向が強い樹とのこと。しかしこのエリアの樹がすべて同じ年に不作になるんだろうか。とにかく今年はヤマモモの味見を半ば諦めていたが、東京薬科大キャンパスで偶然見つけたこの樹。目出度く、その甘酸っぱい味を堪能させてもらった。
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キリ・6~実

 これは長池公園の「キリ(桐)」。豪華な花序のあとに今度は大きな実。花も葉も実もなかなか豪快な樹だ。この実は冬に割れ、中のたくさんの種子を風に飛ばす。去年はこの種子を確認できなかったので、今年は是非飛ぶさまを見てみたい。
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キササゲ・2~花

 冬に細長い実をぶら下げていた「キササゲ(木大角豆)」の花。ササゲの名がついてもマメ科ではなくノウゼンカズラ科キササゲ属の落葉樹。この東京薬科大の樹はまだ3メートルほどの高さだが、キササゲは大きくなると10メートルにもなる高木。庭に植えると雷が落ちないという迷信があり、別名は「雷の木」。
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ムラサキツユクサ・2~白花

 トキワツユクサを見誤ってしまったので、今度こそきちんと白花の「ムラサキツユクサ(紫露草)」。トキワツユクサほど白くは無いが、花径は3~4センチとムラサキツユクサと同じくらい。
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