タチジャコウソウ

 シソ科常緑小低木の「タチジャコウソウ(立麝香草)」。葉を揉んで見るととても良い香り。それもそのはず、英名は「タイム」で、肉料理やスープなどに使われる香辛料だ。
 “タイム” と聞くと思い出すのが、サイモン&ガーファンクルが歌った “スカボロ・フェア”。 歌詞がとても難解で日本人にはなかなか分かりにくいが、原曲はスコットランド(アイルランド)民謡で、死者が旅人に謎掛けをする問答歌とのこと。この中の 『パセリ、セージ、ローズマリー、タイム』 はおまじないの言葉らしい。

『スカボロ・フェア』 (著作権法により歌詞省略)
 
  (邦訳)スカボローの市に行くのかい?
      『パセリ・セージ・ローズマリー&タイム』
      あの町に住むある人に、よろしく、と言ってくれ
      彼女は、私が真実愛した人だった
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アキノタムラソウ・1~花

 シソ科アキギリ属の「アキノタムラソウ(秋の田村草)」。名前に秋がついているが開花は7月頃。これは長池公園の藪の中で見つけたもの。アキノタムラソウもハルノタムラソウもシソ科だが、本家のタムラソウはキク科でアザミのような花。全く似ていない。
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トウバナ・1~花

 首都大学キャンパスの道端に咲いていた「トウバナ(塔花)」。花が固まって段のように咲くので塔に見立ててこの名前。似た花にイヌトウバナやヤマトウバナがあるようだが、葉の形からこれはトウバナとしておこう。
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