とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

富士の樹海の自殺

2018-04-02 23:00:38 | 国内社会批判

なぜ日本人は富士の樹海で自殺するのか? 海外の反応。
http://blog.livedoor.jp/zzcj/archives/51887423.html



多くの外国人は、日本人のこの行為になんとなくロマンティシズムを感じているようだが、当の自殺をする日本人はそんなロマンを感じてはいないように思う。

社会の中の自分に絶望して、社会の中で存在する自分が否定され、そして次第に自分自身を否定するようになった時、自分がいるべき場所は明るい場所ではなく、自分の身をおける場所がうっそうとした暗い森の中でしか社会の中の正当性を見いだせないから、そこに吸い込まれるように行ってしまうのではないか。

ここにあるのは、外国人が感じているようなロマンではなく、救うべき絶望の魂なのだ。
人間としての美しさを感じてロマンを感じるのではなく、根治すべき根幹的な社会的病理があることを巌に認識すべきである。

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日本の礼賛は心情的にどこまですべきか

2018-04-02 22:41:32 | 雑感
世の中日本の礼賛本が書店にあふれている。
それはいいのか悪いのか。

世の中は常に多数のものが結合して、一つのものを形成している。
なので、どのものごとにも良いところと悪いところがあり、その分配が傾いているだけとも言える。
(極稀にどっちかに極振りをしている人も見かけるが)。

日本の礼賛本もいいところと悪いところがある。それを挙げていこう。

日本はかつての90年台から今に至るまで、メディアが日本の悪性を貫いている。
しかしそれは人の精神バランスに悪い。過度に自己の社会組織が悪いと始終日がな責め立てられていると、精神的に健全な生活が送れない。
よって、現在の過度な日本の礼賛本が出ているくらいで、ちょうどバランスが取れているのだ。

続いて悪い点であるが、「日本がすごい」だなんて目にしていると、本当に自分が研鑽すべき目標像を見失い、自己の成長を妨げる可能性がある。
本当は日本にはすごいところと、すごくないところ、自負して自信を持つべき点と、反省して修正すべき点がある。

凸はそのまま伸ばし、凹はきちんと埋めるなり短所を代替する手段を見つけたりしなければならない。
その短所を適切に補えば、日本という社会はより良い社会になるだろう。

それには、短所の適切な発見、優先順位の決定、実験的に実施する箇所の選定、予算の配分、実行、結果に対する計画見直しと言うPDCAサイクルを踏まなければならない。

それには、我々が我々自身の短所を発見せねばならないのだ。
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