とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

光ファイバを使った赤外線熱輸送について(案)

2018-01-25 01:48:28 | 哲学・学術
古今、戦争の原因とは、不足するエネルギーの簒奪であった。

ニューギニアでの原住民集団がAとBに分かれて、農地を巡って争っているのは、競技ではなく、人間の本能と、社会的な不足渇求のミックスに根ざした、人間の、人間としての本質的発現と社会的発露である。

これは現代でも変わらない。
湾岸戦争も、中国の領土的野心も、戦争の動機たる要因の一つは、紛れもなく国内事情である「不足エネルギーの外部調達」であり、その動機が具体的行動へと変化した時、それは船倉になる。

これを解決する。
何によって? そう、答えは光ファイバだ。
とは言っても、この案は技術的に実現可能かどうかは分からない。但し案だけは書いておこうと思う。


まず光ファイバの名称は、光とは銘打ちつつも、可視光ではない。使用するのは赤外線だ。
この赤外線を、光の当たっている地球の地域から光の当たっていない地域へ送り、熱の輸送を行う。

雲がかかっている地域は、光の採集が見込めないが、なるべく晴れが多い地域に単純な採光口を用意し、光ファイバによってそれを輸送していく。

ベルヌーイの大数の法則により、地域から採集できる光の量は一定量以上を安定して見込むことができる。

この輸送された大量の赤外線を一箇所、ないしは、任意の箇所に分散するなどして、そこでボイラーを沸かす。
そこからは簡単だ。通常の発電設備と同様に、沸かした湯から蒸気を得てタービンを回す。
回したタービンから電力を得る算段だ。

あるいは、各家庭に直接熱源を運んでセントラルヒーティングを実現しても良い。

赤道付近の中産諸国は一気に「赤外線輸出」の資源国に躍り出る。
それだけではない。

かつて生命線であったシーレーンの概念が消える。これから必要になるのは熱輸送を実現するパイプラインである「ヒートレーン」である。それは光ファイバが担う。

光採取は陸上に限定されない。洋上でもメガフロートからの採取もできる。しかも危険でなく、ローコストだ。

採光のための電力も、基礎稼働となる部分以外には殆ど不要で、不足するエネルギー、戦争の要因、核エネルギー開発や石油依存体質のエネルギーから脱却し、別の方向でのエネルギーを計画することができる。

太陽光発電のように、電気変換をする際の変換ロスがそもそもなく、一次エネルギーをそのまま使用できる。
また、風力発電のように、騒音問題もなく、立地問題もなく、バードストライク問題も起きない。

問題と言えば、海底を渡るケーブルを、サメが間違って食べてしまって切断されるかもしれないと言うことだが・・・それはまた別個の悩みだろう。


この論は、つい近日中に思いついた私自身のオリジナル論だが、もし大学研究者の方がこれを見てらっしゃったり、あるいはそれに近縁であったりする方が見ていれば、特に権利がどうのとかはうるさいことを言わないので、是非とも実現可否の判断も含めて、研究に着手したり、あるいはネットで議論するなりと言って頂ければ、発案者の私としては幸せです。
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4 コメント

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素人ですが (物理好き)
2018-03-11 20:33:48
こんばんわ。
面白かったので調べてみました。(下記文章、見当違いのことを言っていたらすみません)
長距離だとファイバが光を吸収することが課題でしょうか(損失0.1db/kmと仮定、損失5%に抑える場合、数km程度まで)kmオーダー離れた所に集光システム入れるメリットあるかどうかになるんでしょうか。
通りすがりが失礼しました。学術系の記事、楽しく読まさせてもらってます。
Unknown (booter)
2018-03-13 22:13:28
コメントありがとうございます。
計算上では5kmで損失5%と考えた場合、たった500kmで、100%あった光がなんと0.5%まで減衰する驚愕の形に・・・

この案はかなり壁が高そうです。。。

ちなみに他の記事では、どの辺りが面白かったか、できましたら教えてください。
Unknown (物理好き)
2018-04-21 20:09:41
お久しぶりです。

光を損失無く送れるような、技術革新が来てほしいですね。
エネルギー損失の観点から考えるとコストなど度外視では、やはり赤道付近の国で太陽光発電して超電導ケーブルで電気として輸送でしょうか。
また調べたこと無いのですが、個人的にはエネルギーをケーブルレスで運べる技術(ワイヤレス給電など)も気になります。

他の記事ですと、「時間は存在しない --宇宙は時間を数えない」とか興味持って読んでます。
またそちらにもコメントさせてもらいます。
Unknown (booter)
2018-04-21 20:35:04
コメントありがとうございます。

多分エネルギーの供給としては、世界的には常温核融合が先行すると思います。
日本の思想的には常温核融合の整備が遅れてしまうのではないかなと、私個人は観測しています。技術はあるけれども、整備はまだ先でしょう。脱石油依存はまだ先ですね。
10年ほど前だったか、日本の造船が単なる船からLPG運搬専用に切り替えたのは経営的に成功だったと思います(日本のエネルギー政策がそういう方向に行くと数年前に予期して計画していたので。と言うより政府から造船業界に向けてリークがあったのかな、とも思いますが・・・)。

こうした最中、上記コメントで挙げた通り、赤外線輸送は夢のまた夢ですね。
要は
1.効率のいいエネルギー伝送
2.地政学的にエネルギー依存をしなくていい国家体制
が築ければいいので、それに適うものはないかな、と言うような感じですね。
米国が中東と言うパワーポイントを抑えているのは、日本へのVITO(拒否権)代わりになるから、と言う観測を米哲学者ノーム・チョムスキーが言及しています。
中東の石油依存をしているのは、首根っこをおさえられているのと同じです。
「おい、日本、中東統治で戦争に参加しろや」とか言われれば、本来であれば「いや、うちらはサイクス・ピコ協定に関わってないし、民族分布と国境が違うという今の状況を生み出したのはそっちのせいじゃんか、自分らでケツ拭けよ。戦争は嫌だし参加しないよ」と言うべきなのですが、そこを真正面からノーと言えない体制が今の日本であるんですよね。

赤外線輸送での話しに戻しますが、光ケーブルの途中増幅も検討してみましたが、エネルギー伝播のために途中でエネルギーを入れると言うのは本末転倒のような気がして・・・
あるいは微生物からの油田造設の方が現実味があるような気がしてきました。

ワイヤレス給電は研究中で10mほどみたいですね。
ジョージ・フリードマンの予測本によると、100年以内に米軍が衛星から地上兵力へのワイヤレス給電の実現を考える、と言う推測を立てています。

他記事も読んでいただきありがとうございます。

時間と言う概念を疑った結果、「時間は存在しない」と言う記事を書いたのですが、他にも自然数の認識や、人間が持っていて当然というような常識がひょっとしたら単なる思い込みで、もっと大枠で捉える何かが無いのかと疑っています。
(例えば電磁波や重力、光、最外殻電子数の決定理由など・・・)
我々が実験物理で観測している何かは、理論物理で別角度で、もっとスマートに捉えられないかと疑問に思っています。

プトレマイオスの天動説は、実験物理的には正解ですけれども、理論物理としてはスマートじゃないんですよね。そういった”何か”が解明できればいいんじゃないかな、と思っています。

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