とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

サムスン製テレビ、「会話を傍受、インターネットを介して送信」と報道される--米CNN、英BBC

2015-03-31 00:22:43 | IT・ビッグデータ・新技術

サムスン、想定外の冷や水 次世代テレビで“プライバシー筒抜け”騒動 (1/2ページ) - 経済・マネー - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20150328/ecn1503281830002-n1.htm

 インターネットに接続してさまざまな情報を送受信できるスマートテレビ。次世代型家電の筆頭格だが、韓国サムスン電子の製品で傍受した会話が正体不明の第三者に流されるとの懸念が浮上し、同社が打ち消しに追われる事態となった。サムスンのスマートテレビの個人情報の取り扱い方針の中に、音声認識機能を通じ私的な会話が送信される可能性があるとの記述が見つかったためだ。韓国だけでなく、プライバシーや表現の自由に極めて敏感な欧米のメディアが相次いで報道し、業績改善を目指すサムスンにとっては、想定外の冷や水だった。

 「私的会話や重要な情報を含め、発言の情報がデータとなって受信され、音声認識機能を通じて第三者に送信されますので注意してください」

 サムスンのスマートTVのプライバシーポリシー(個人情報取り扱い方針)に掲載されていた告知が、思わぬ波紋を呼ぶことになった。

 米インターネットメディアが告知の内容を紹介し、2月初めごろから一気に拡散。北米の薄型テレビ市場のシェアでサムスンは首位にあるだけに関心も高かったようだ。

 「サムスン製テレビの前では発言に気を付けた方がいい。テレビの前で話した言葉はすべて傍受され、インターネットを介して送信されている」

 米CNN(日本語電子版)が刺激的な表現で伝えたほか、英BBC放送も「サムスンがテレビの前で個人情報について話さないように注意している」と報道した。

 米国に拠点がある電子フロンティア財団の識者は、英国の作家、ジョージ・オーウェルの近未来を描いた小説「1984年」を引用して問題を指摘。作中で市民の行動を監視するために使われている双方向テレビ「テレスクリーン」に例えられてしまった。

サムスンのスマートテレビで問題視されたのは、番組選択を音声で操作できる一部の機能だ。リモコンで音声認識を起動し、「おすすめの映画」といった検索を命じたときに音声データが送信され、解析後に文字に変換してテレビに情報を送り返す仕組みがある。

 CNNによると、サムスン側はこの音声認識技術について、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の音声認識サービス「Siri(シリ)」などと同様の機能だと説明。とはいえ、思わぬ反響の大きさに、サムスンはスマートテレビのプライバシーポリシーの改訂を迫られた。

 「音量を上げる」といった検索機能を使わない指示はテレビの中に音声が保存されず、送信されることもない。このため、改訂前のプライバシーポリシーに書かれていた説明のうち、「テレビの音声操作機能を無効にしても、音声は引き続き記録される」という説明を削除した。サムスンは「音声データを保持したり、他社に売ったりはしない」というものの、プライバシーポリシーの表記があらぬ誤解を生んだ可能性もある。

 テレビの「聞き耳」疑惑は収束の気配だが、サムスンは業績低迷で新たな収益源を開拓しようとしている最中で、製品のイメージダウンによる痛手が懸念される。ネットを通じて個人情報がやりとりされる次世代型家電そのものの課題も改めて示した。
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「NHK だけ映らないアンテナ」開発--筑波大学視覚メディア研究室

2015-03-31 00:18:26 | IT・ビッグデータ・新技術

「NHK だけ映らないアンテナ」がニコニコ学会βシンポジウムで発表
インターネットコム編集部
2015年3月30日 / 14:40
http://internetcom.jp/webtech/20150330/antenna-do-not-display-only-nhk.html

NHK(日本放送協会)の放送だけを映らなくするアンテナを、筑波大学視覚メディア研究室が開発、「ニコニコ超会議 2015」の「第8回ニコニコ学会βシンポジウム 研究してみたマッドネス」に応募した。


技術的には可能だったが、商業的、法的には無理だろう。
ただ一つ分かることがある。
NHKは反抗心を持って世間から見られ、そして現在、日本社会はNHKの統率配下にない。独裁ではない、ということだ。

でなければ、このような研究は出てこない。

元々大学自体が反骨心が大きい変人ばかりいるせいからかもしれないが・・・。
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【読了注意】性格をゆがめる寄生生物、トキソプラズマ

2015-03-31 00:10:22 | 哲学・学術・教育

人間の体内にも寄生している寄生生物が宿主の行動や性格をゆがめていることが判明
2015年3月27日 21時0分
GIGAZINE(ギガジン)
http://news.livedoor.com/article/detail/9940433/

ネズミやネコ、人間などあらゆる生き物の脳に寄生し、宿主の行動をねじ曲げたり健康に害を及ぼすという恐るべき寄生生物が「トキソプラズマ」です。どういった生き物でどのような影響を及ぼすのかについて、インディアナ大学医学部にて教授を務めるグスタボ・アリサバラガ氏とビル・サリヴァン氏が明かしています。

ネズミはネコに対して根本的な恐怖心を抱いています。これは、ネズミを「死」から守るための感覚なのですが、不運にもネズミにはもうひとつ、恐るべき敵が存在します。それが単細胞生物の「トキソプラズマ」で、これは寄生したネズミの最も根本的な生存本能である「ネコに対する恐怖心」を感じなくさせてしまうという恐るべき寄生生物です。

トキソプラズマが寄生するのはネズミだけでなく、陸・海・空のあらゆる恒温動物に寄生し、もちろん人間にも寄生します。科学者によれば、世界中でトキソプラズマに寄生されている人間はなんと30億人も存在するとのことです。

アメリカでは5人に1人がトキソプラズマに寄生されていると言われており、国によってはその寄生率が95%に達するところも存在するそう。ただし、ほとんどの人の場合、トキソプラズマに寄生されても何の症状も現れないことも明らかになっています。しかし、最近の研究ではトキソプラズマは恒温動物の脳内の分子構造を改造していることが明らかになっており、研究者の中にはトキソプラズマが人間の健康状態や性格をゆがめる作用を持っている、と提唱する人も現れています。

◆トキソプラズマとは?

科学者が最初にトキソプラズマを発見したのは1908年で、20世紀の終わりまでにはこの寄生生物に関するさまざまな情報を判明しています。理由はいまだに明らかになっていませんが、トキソプラズマは宿主のネコの腸内でのみ有性繁殖するようになっており、トキソプラズマにとってはネコが終宿主となります。トキソプラズマの主な感染経路は経口感染ですが、人間はネコ用トイレやネコの飲食物などを扱う際に、この寄生生物に感染してしまうことが多いそうです。

トキソプラズマはネコ以外の宿主の中では無性生殖で体内全体に繁殖します。感染の初期段階ではトキソプラズマ症を引き起こし、免疫不全の場合は重度の組織損傷を伴うこともあります。といっても、ほとんどの場合は免疫系に抑えられて大きな問題になることはなく、不快感や寒気、熱、全身の痛みなどの症状に襲われる程度で、数日中に免疫系により活動が抑えられます。

ただし、妊娠の初期段階にトキソプラズマに初めて感染してしまうと、トキソプラズマが発育中の胎児にも感染してしまい、胎児に重度の障害を負わせたり最悪の場合は流産してしまう可能性もあります。

初期感染時以降は、トキソプラズマが宿主の体内の嚢胞に身を隠し、特に何の症状も発現しませんが、エイズ・臓器移植・化学療法などを受けている人の場合、ひどい合併症に悩まされることがあるそうです。しかし、体内にしばらく潜伏した後は生物の免疫システムを弱め、宿主の体内で繁殖しやすい環境を形成します。なので、一度トキソプラズマに感染してしまえば、生涯この寄生生物を体に宿したまま過ごすこととなります。

◆トキソプラズマがネズミの行動をねじ曲げる

1980年代、研究者はトキソプラズマに感染したネズミが、極端に活動的になり、身繕いをほとんどしなくなるという異常な挙動に気づきました。そして1994年、オックスフォード大学の疫学者であるジョアン・ウェブスター博士が、嚢胞を体内に持つネズミは持っていないネズミと異なり、ネコから逃げようとせずに逆に近づいていくことを発見しています。

ウェブスター博士はこの「ネズミがネコにすり寄っていく現象」について調査を行い、これはネズミの体内に寄生するトキソプラズマが終宿主であるネコの体内に移動するためにネズミを操っているのではないか、と推測しました。その後の複数の研究から、トキソプラズマは神経作用と遺伝子発現によりネズミの行動を変えてしまうことが判明しています。

ある実験では、トキソプラズマに感染したネズミと感染していないネズミにネコのニオイをかがせてその反応を調査しています。この実験ではトキソプラズマに感染していないネズミが周囲を警戒し始めたのに対し、感染しているネズミは全く警戒心を示さなかったそうです。さらに、2011年にスタンフォード大学で行われた研究では、トキソプラズマに感染したネズミがネコのニオイに性的に興奮して引きつけられる、ということも明らかになっています。

ほ乳類の脳には「防衛」と「生殖」を司る部分がニューロン経路に並行して存在します。ニューロン経路は嗅球からスタートして大脳辺縁系で終わるのですが、ネズミの脳を解剖したところトキソプラズマに感染した個体は大脳辺縁系周辺の嚢胞が感染していないネズミよりも格段に多いことが判明しました。さらに、トキソプラズマに感染したネズミがネコのニオイを嗅ぐ際の脳の反応を観察したところ、ニューロンの「生殖」に関する経路が雌のネズミのニオイを嗅いだ際ろ同じような反応を示したことも明らかになっています

これらの結果は、トキソプラズマに感染したネズミの神経作用が「防衛」から「生殖」に切り替わっていることを示唆しています。つまり、通常のネズミが危険を感じるニオイを雌の香りと勘違いしてしまうわけです。さらに、他の研究ではトキソプラズマが宿主の性行動に関する神経伝達物質の生成レベルを高めることも明らかになっており、この物質の増加を止めると、トキソプラズマに感染したネズミがネコの香りにつられてネコに近づくという奇妙な現象も起きなくなったという研究結果も公開されています。

スタンフォード大学で働く寄生生物学者のジョン・C・ブースロイド教授によれば、トキソプラズマは最初に宿主細胞に付いており、次に蓄積された外来タンパク質を細胞に注入し、宿主細胞に入り込んでミトコンドリアを移動させたり細胞内のDNAに宿主遺伝子の発現を禁じたり、さらにはトキソプラズマが繁殖しやすいように免疫反応を禁じるために宿主タンパク質を改造したりするそうです。

また、トキソプラズマの変異種をネズミに寄生させたところ、4カ月後には脳内で検知可能な寄生生物がいなくなったにも関わらず、一度感染したネズミがネコの香りにすり寄っていく現象が見られたそうで、トキソプラズマにより宿主にもたらされる行動変化は、寄生生物がいなくなっても永続するものである可能性もあります。

◆トキソプラズマと人間

トキソプラズマに感染している人間が動物園のライオンの檻に飛び込むことがないように、トキソプラズマによる行動改変はネズミなどのげっ歯類に特にフォーカスしたものである可能性が高いです。人間がネコに食べられることもほとんど考えられないので、トキソプラズマにとって人間は「行き止まり」のようなものです。それでも、トキソプラズマに感染されれば人間の脳内には嚢胞が溜まり、予期せぬ行動をとってしまうこともあるようです。

チェコのプラハにあるチャールズ大学に務める寄生生物学者のヤロスラフ・フレグル氏は、10年以上に渡って2500人の被験者の人格評価を続けるという大規模調査を行っています。この調査結果によれば、トキソプラズマに感染している人間の行動にはしばしば同じ特性がみられるそうです。例えば、トキソプラズマに感染している男性は内向的で、疑い深く、反抗的。女性の場合は信頼性があり従順な人が多いそうです。さらに、単純な反応時間を測るテストを行ったところ、トキソプラズマに感染している人々は感染していない同年代の人々よりも反応時間が遅いという特徴もみられました。

他にも、2009年にチェコで3890名の新兵に対して行われた調査では、トキソプラズマに感染している陰性の血液型を持つ兵士は、感染していない陽性の血液型を持つ兵士の6倍も多く交通事故を起こしていたことが明らかになっています。陰性の血液型、つまりはRhDタンパク質の有無がトキソプラズマとどのように関係して交通事故の発生率を高めているのかは定かではありませんが、これらが何かしら作用していることは明らかです。

さらに、ネズミと同じようにネコのニオイに人間が反応することも明らかになっています。2011年に行われた調査では、トキソプラズマに感染している学生34人と感染していない学生134人にさまざまな動物の尿サンプルのニオイを嗅いでもらったところ、トキソプラズマに感染した男性は感染していない男性よりもはるかにネコの尿のニオイに好意的な反応を示したことが明らかになっています。ただし、女性の場合はこれとは反対の反応が現れているようで、男女で異なる特性を持つというのはフレグル氏の性格調査の結果と同じものです。

他にも、トキソプラズマ症と統合失調症の間にある潜在的なつながりも指摘されています。Stanley Medical Research Instituteの精神科医であるE・フラー・トーリー氏とジョンズ・ホプキンス大学のロバート・ヨルケン氏による調査によると、初めて統合失調症を発症した患者の中には、トキソプラズマに感染している人の数が非常に多いそうです。ただし、統合失調症はさまざまな要因から発症するものなので、トキソプラズマにより統合失調症が発症したと断定することはできていません。また、トキソプラズマが統合失調症を含むあらゆる精神病の原因となっているかどうかについてもまだまだ情報が足りていない、とのことです。

なお、アメリカ疾病予防管理センターは、トキソプラズマに感染することを防ぐには、料理の際には手を洗うなどして清潔さを保つことと、ネコが自由に行き来している庭がある場合は手袋やマスクをしてガーデニングすることを勧めています。

トキソプラズマに寄生されたからといって超人的なパワーを手に入れたり涙が出なくなったり右手が相棒になったりすることはなさそうなので、少しでも感染の可能性を減らすべく手洗いうがいなどの基本的な感染症予防は怠らないようにするのが良さそうです。


そうか、私が上司にたびたび反発していたのはトキソのせいであったか・・・。
と全国で自分の行動をこの寄生虫のせいにする人間が多発するであろう。

「トキソプラズマに寄生されたからといって超人的なパワーを手に入れたり涙が出なくなったり右手が相棒になったりすることはなさそうなので、」
→貴様ッ、寄生獣を読んでいるなッ!!
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2015-03-29 18:42:58 | 哲学・社会

グーグルのせいで政府の政策傾向が米国に筒抜け!
http://blogos.com/article/108834/

駆け出しの土地だし、同級生が教員でいた、などの縁でちょっとだけ関心のある静岡高校が出場した甲子園の第一試合を見終えた後、なにげなくチャンネルを変えたら、参議院予算員会質疑の中継で、珍しくIT論議が行われていた。

質問者は民主党の大久保勉氏。全く存じ上げないが、ITにはお詳しいようにお見受けした。外務省など中央官庁でGメールやヤフーメールなどのフリーメールが使われていた事をセキュリティ上の観点から問題だと以前から指摘していた方らしく、外務省の対応を質したが、そのあとの、グーグル検索についての質問が興味深かった。

メモを取っていないので、正確さには欠けるかも知れないが、大筋、以下の様なことだったように思う。

「防衛省ではグーグル検索が過去850万回も行われた。その際、検索窓に打ち込まれたキーワードはすべてグーグル本社のコンピュータに送られ、把握されている。そして、その膨大なビッグデータは約款の範囲内で米国政府にも流れている。つまり、膨大な検索ワードの分析から日本政府の意識の動向が米国政府に把握されている。その対応をどうするのか」

答弁に立ったのは、怜悧な印象の菅官房長官だが、「ビッグデータから政府の傾向が分析されていることは事実だろう」と、意外なことにあっさりと認めた。では、どうするのか?「検索をした部署が特定されないような技術的な対応を考えたい」(というような趣旨の答弁だったような)

このやりとりって、ちょっと怖くないですか?政府中枢の人物が、グーグルを介して日本政府・中央官庁の考えていることが米国政府に筒抜けになってることを認めたのですよ。(正確を期すために、ちゃんと、録画しとくんだった。残念)

この件で思い出したのは1988年に決着した日米牛肉・オレンジ交渉で、日本の交渉団に同行してワシントンに行った時のこと。交渉の重要な節目で日本と連絡し、指示が必要になると、お役人たちは街なかの公衆電話に走った。なぜなら「大使館の電話は盗聴されてるから」

それから連想すれば、グーグル検索のビッグデータの分析に米国の政府機関が取り組んでいるのは当たり前に思える。

この件を、新聞、テレビはどう伝えてくれるのかを楽しみにしたい。報じても大扱いではありえないだろうけど。もしユニークな記事を見かけたら、追記します。

なお、大久保議員は、旧東京銀行ニューヨーク支店長代理、モルガン・スタンレー証券などを経て、2004年に初当選した方で、米国事情にも明るいよう。つい先日には、米国が先行している、話題の無人機ドローンに関して、「商業利用を促す」立場から政府の考えを問う質問主意書を提出しています。



LINEもね。


韓国国情院がLINE傍受
http://facta.co.jp/article/201407039.html

5月下旬、官邸内に衝撃が広がった。韓国の国家情報院(旧KCIA)が、無料通話・メールアプリ「LINE」を傍受し、収拾したデータを欧州に保管、分析していることが明らかになったからだ。韓国政府のサイバーセキュリティ関係者が、日本の内閣情報セキュリティセンター(NISC)との協議の場であっさり認めた。

システムに直接侵入するのではなく、通信回線とサーバーの間でワイヤタッピング(傍受)するから、「通信の秘密」を守る法律がない韓国側は悪びれない。だが、LINEの登録ユーザー4億人余のうち日本人は5千万人。その通話データなどが韓国にすべて送られ、丸裸にされているのだ。



LINE森川亮社長の抗議について:阿部重夫発行人ブログ:FACTA online
http://facta.co.jp/blog/archives/20140619001250.html

弊誌最新号の「韓国国情院がLINE傍受」について、同社社長、森川亮氏が個人ブログで「本日報道の一部記事について」と題して「そのような事実はございません」とする否定コメントを出しています。

一部新聞社等から、このブログについて弊社のコメントを求められましたのでお答えします。

LINEからの抗議は正式にいただいておりませんが、形式的に抗議せざるをえなかったのだろうと考えています。しかしながら、「事実はございません」とする確証をLINE社はどこから得たのでしょう。システム内でもシステム外でも安全なのは、「国際基準を満たした最高レベルの暗号技術を使っている」からだそうですが、それが破られているというのが本誌の認識です。「最高レベル」とは自己満足の弁で、それは甘いと申し上げざるを得ません。

それとも、LINEは国情院から「大丈夫ですよ、おたくの暗号は破っておりません」とのお墨付きを得たのでしょうか。北朝鮮と対峙する韓国の国情院が、その程度では朝鮮半島の国防は大丈夫なのか、と心配になりませんか。これはカウンターインテリジェンス(防諜)の問題であり、民間企業には手の届かない世界であることはよくお分かりのはずです。

もう一点、この否定コメントの矛盾点を申し上げましょう。もし抗議するなら、LINEは国情院に対して傍受に抗議すべきでしょう。日本国憲法のように「通信の秘密」が守られていない国で国家が傍受しても、非合法とは言えません。その意味ではLINEも被害者の立場に立つと考えます。

弊誌は前号で「『韓国籍』を消すLINEの覆面」という記事も掲載しております。そこで指摘したように、LINEは日本の会社ですか? 韓国の会社ですか? 国情院に抗議しないのであれば、自ずからどこの国の会社か、馬脚を現すようなものと考えられませんか。

弊誌は調査報道を旨とするメディアです。掲載した記事は確証があるとお考えください。


>「形式的に抗議せざるをえなかった」
私もそう思う。
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インターネットの基礎思想

2015-03-29 18:38:52 | IT・ビッグデータ・新技術
インターネットとは、アメリカの軍事用情報電子ネットワークARPANETから始まったのは有名である。中継基地局を分散し、ソ連からの核攻撃にも耐えられるような設計思想だった。

これが世界規模になった今では、その使用戦略はどう変化しているか。
私の当て推量である。



・情報のおおよそはアメリカに集まるようになっている。
・イギリスともちょっとは連携している。
・その分岐は若干カナダとニュージーランドに行っている。


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