とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

人間社会の未来と私の将来

2012-06-13 22:20:22 | 会社での出来事
私は今悩んでいる。それは仕事が上手くできない事だ。
とは言っても、新人社員によくある、「どうやって段取りを組めば良いか分からない」「どうやって仕事をすれば良いか分からない」と言った類の悩みではない。むしろ私は仕事をそつなくこなしてきた。

無論、いつもそうであった訳ではなく、今から十数年前に入社し、その入社した数年後に退社した職場では完全にお荷物だった(今考えれば、理論を人に分かるように展開し、それを実装に落とすというような事はせず、末端にどなって終わりという、会社自体の組織の運用や管理・マネジメント手法などが未熟であり、組織運用を考慮しておらず、全てを現場の末端に投げ振っていた組織の体制に問題があったが、私がその中で上手く立ち回れなかったのも事実なのでこう書いている)。ここは退職する人が口を揃えて言う。「地獄だった」と。その後、別の会社、別の職場に入り、9ヶ月仕事をさせて頂いた。この時の仕事はかなり大変なものだったが、9ヶ月という短い期間にも関わらず、私はとてもとても大切な事を学んだ。その後部署を異動し、今度は大変に厳しかった前の職場と比較して温情味のある所で仕事をする事になった。結果としてここに三年と三ヶ月在籍する事になる。私から見ての意見なのだが、私とその職場の方向が大変マッチした。私はその組織の為と思い、仕事を文字通り一生懸命し、それに応え、職場の上役は私にどんどん仕事を振った。だが、一生懸命働きすぎて体にガタが来ていた。それにも関わらず、私は仕事を件名に行った。あるときの作業量の単純比較で、私は他のメンバーの15倍の作業量をこなしていた。

それでいて、私の評価と給料は一向に上がらなかった。結果が評価に一致しない。どうしてだろう、なぜだろうと考え込む内に、私は言葉が上手くしゃべれなくなった。
その1年弱後くらいに私は異動した。元々私が希望していたのもあるが、事実上の左遷だ。

客観的に見れば、私の周囲がどう見えていたのか、という事については私は分からない。ただ、私の主観から見れば、働くだけ働き、絞られるだけ絞られて捨てられた、という印象を持つに到った。

私は悩んでいる。この歳になって、現在の仕事はごく簡単なものしか割り振られていない。ただ、一生懸命働いてチームでの貢献をした所で、過去のように、自分の体調を崩し、言葉がしゃべれなくなり、給料は上がらず、評価も上がらず、自らの人生の幸せを得られないという事になってしまいはしないかと恐怖する。
もしくは幸せになりたいという考え自体が、人にとって傲慢な願いなのだろうか? そう願ってはいけないのだろうか。人生をあきらめて、悲しい運命を受け入れなければならないのだろうか。


ここで人間社会の事をふと考える。
全ての組織は矛盾や問題を抱えているという。また、人事の1/3は失敗なのだという。

これは人間の社会が未だ不完全な形態である事を示す。




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