とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

センゴクにおけるスターウォーズ読み

2023-10-08 16:55:02 | マンガ
漫画家・宮下英樹氏による「センゴク」シリーズであるが、これの読み順を変更すると面白い。

発刊順に
①センゴク
②センゴク天正記
③センゴク一統記
④センゴク権兵衛

になって、時系列順だと①②③④だが、これを④①②③の順に読む。
すると、国のトップとして莫大かつ冷酷な判断を下していく秀吉や、その周辺の人間が初期にどうであったかと言うのが分かる。

・作風後期は、皆丸顔になって行ったのに、最初期に戻ると皆馬顔で描かれててびっくりする。
・神子田と尾藤はあんなんなっちまったのに、若い時はこうだったんかと。
・脇役が本当いいんだよね(堀才介、播州侍、東条実光・・・)。
・①の頃は若さゆえの個人的ミスや葛藤と言うものが主軸だったが、それが②以降になってからは意地と意地、戦略と戦略の張り合い、人間とはどうあるべきなのかというの描写に移行しており、②以降での作分に変更して正解だったと思う。
・秀吉は序列的に織田家中で5番目くらいだったんかーい的な(柴田→丹羽→佐久間→明智→木下)
・しかも織田家は基本的にベンチャーなんよね。
 上杉・武田がかなりの最強格だけれども、寿命でボスを失ってから勢いを失った。
 あと最強島津家はその後の物量で陥落と。
 でこの後なんやかんやで束帯で聚楽第に集合だったか? (北条氏のみ直垂)
・あれこれ言われている淀君がそこそこ好きになっちゃんだよね。子供の頃の境遇とかが・・・

と言うスターウォーズ読みをすると大変に面白いと。
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