とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

ノーベル文学賞にハン・ガンさん 韓国作家で初

2024-10-11 23:36:14 | 海外・国内政治情報等
おお、良かったじゃん! 本当におめでとうございます。
日本のネットではくさす人も多いのだが、こういうのはまあ素直に褒めるもんよな。
あと私はどの人でも平等に批判するので、今回ノーベル賞受賞したと言っても、韓国がダメなところはきちんとダメと言っていく。韓国もこれは然りです。

でもまあそれはそれ、これはこれよな。おめでとうございます。この流れが続けばいいですね。


ノーベル文学賞にハン・ガンさん 韓国作家で初
2024年10月11日 13:05
https://www.bbc.com/japanese/articles/cy4d2lp8923o

韓国の作家ハン・ガンさん(53)が10日、今年のノーベル文学賞を受賞した。

ハンさんは2007年の小説「菜食主義者」で、2016年にマン・ブッカー国際賞を受けている。

この日の授賞発表式では、「過去のトラウマに立ち向かい、人間の命のもろさをあらわにする強烈な詩的散文」が称賛された。

ノーベル賞では1901年から文学賞が授与されている。女性の受賞は18回目。

ハンさんは今年の賞金1100万スウェーデンクローナ(約1億5700万円)を獲得した。

韓国人がノーベル文学賞を受賞するのは初めて。ノーベル賞選考委員会はハンさんを、「音楽と芸術に打ち込んできた」と紹介。その作品は、暴力、悲しみ、家父長制など幅広いジャンルを探求し、境界を越えるものだとした。
肉体と魂、生者と死者のつながり

ハンさんのキャリアの転機は、マン・ブッカー国際賞の受賞だった。「菜食主義者」は発表から10年近くたった2015年に、デボラ・スミスさんによって初めて英語に訳されていた。食事の規範に従うことを拒否した女性が見舞われる、暴力的な悲劇を描く。

そのほか、「すべての、白いものたちの」、「少年が来る」、「ギリシャ語の時間」などの作品がある。

スウェーデン・アカデミーのマッツ・マルム氏は発表式で、ハンさんにとって「まったく予想外」の受賞だったと話した。

アンデシュ・オルセン委員長は、ハンさんには「肉体と魂、生者と死者との結びつきについて独特の認識」があるとした。

女性がノーベル文学賞を受けるのは、2022年にフランスの作家アニー・エルノーさん以来。

ハンさんは、今年のノーベル賞における初の女性受賞者にもなった。

ノーベル文学賞は単一の作品ではなく、作品群に対して贈られる。候補の発表はなく、予想が難しいことで知られる。

ハンさんは、小説家ハン・スンウォンさんの娘。韓国・光州市で生まれ、子どもの時に首都ソウルに移った。同市の大学では韓国文学を学んだ。

1993年に5編の詩を発表。翌年、短編小説で小説デビューした。

ソウル芸術大学で創作を教えており、現在6作目の小説を執筆中。これまでの作品には30以上の言語で出版されたものもある。

昨年の文学賞はノルウェーの作家ヨン・フォッセさんが受賞した。歴代の受賞者にはトニ・モリスンさん、ドリス・レッシングさん、カズオ・イシグロさん、ガブリエル・ガルシア・マルケスさん、ボブ・ディランさんなどがいる。

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ノーベル平和賞に日本被団協 「核なき世界実現へ努力」

2024-10-11 19:22:40 | 海外・国内政治情報等
これまでの歩みがこうして認められたことに、深い敬意を捧げます。


ノーベル平和賞に日本被団協 「核なき世界実現へ努力」
2024年10月11日 18:04 (2024年10月11日 23:14更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB07B700X01C24A0000000/

ノルウェーのノーベル賞委員会は11日、2024年のノーベル平和賞を日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に授与すると発表した。日本被団協は広島と長崎の被爆者の全国組織で、原爆投下の11年後の1956年に結成された。核兵器の非人道性を訴える草の根運動が評価された。

日本の平和賞受賞は1974年の佐藤栄作元首相以来、50年ぶり。佐藤元首相は非核三原則の宣言や核拡散防止条約(NPT)に署名したことなどが評価された。

ノーベル賞委員会のフリードネス委員長は日本被団協への授賞理由として「核兵器のない世界を実現するための努力」と「核兵器が二度と使われてはならないことを目撃証言を通じて示してきたこと」を挙げた。

日本被団協は約70年にわたり、核兵器の廃絶を世界に訴えてきた。被爆体験の証言や原爆の写真展の開催など世界各地で地道な活動を継続。核兵器の開発や保有などを法的に禁止する核兵器禁止条約の交渉では、日本被団協が中心となり約300万人分の署名を集めて採択を後押しした。

核兵器禁止条約は2021年1月に発効した。フリードネス氏は、被爆者の地道な努力によって核兵器の使用は道徳的に許されないとする「核のタブー」という国際規範が醸成されたと指摘した。「全ての被爆者に敬意を表したい」と語った。

授賞発表を受け、日本被団協の箕牧智之代表委員は「引き続き核兵器廃絶、恒久平和の実現を世界の皆さんに訴えていきたい」と話した。「廃絶に一段と弾みがついた。口で訴えるだけでなく、大きな賞を頂くことで発言力も一段と上がる」とも強調した。

09年には「核兵器なき世界」を掲げた米国のオバマ元大統領も平和賞を受賞した。ノーベル賞委員会は17年にも非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」に平和賞を授与するなど核廃絶・核軍縮の運動を後押ししてきた。

ただ、22年2月のロシアのウクライナ侵略以降、ロシアは核の威嚇を繰り返している。中国は核戦力を強化し、北朝鮮も核開発の手を緩めていない。足元では事実上の核保有国であるイスラエルと核開発を継続するイランとの対立が深刻化する。

核軍縮を目指す国際的な取り組みも停滞している。22年8月には15年に続き、NPT再検討会議が最終文書を採択できずに決裂した。

フリードネス氏は「核兵器使用に対するタブーが圧力にさらされていることは憂慮すべきことだ」と警鐘を鳴らした。
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