とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

NHKネット税、ほぼ成立へ

2015-02-21 23:47:31 | 国内社会批判
聞いたところによると、NHK職員が学生時代に、生徒会役員をしていた人間が多い、そんな話を聞く。

生徒会役員で執行していた時には、自身と他の生徒達の格差は許容していただろうか? 自分達だけが何らかの得をしようと動いていただろうか? そうではなかったはずだ。きちんと学校と生徒のことを考えていた。そういった人間が多いのだと私は信ずる。

今日はそのNHKの話題からである。


NHK受信料、テレビない世帯も ネット拡大で検討
総務省が見直し着手
2015/2/21 2:00
日本経済新聞 電子版
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF20H1D_Q5A220C1MM8000/

 総務省はNHKの受信料制度の見直しに着手する。NHKのインターネットサービスの拡大を踏まえてテレビのない世帯からも料金を徴収する検討を始める。パソコンなどネット端末を持つ世帯に納付義務を課す案のほか、テレビの有無にかかわらず全世帯から取る案も浮上している。負担が増す国民の反発が予想され、NHKのネットサービス拡大が国民の利益につながるのか、慎重な議論が求められる。


見出しが勇み足になった感があるがこのまま載せてしまう。
実際にはネット利用者への徴収拡大であるが、これはこのまま成立するだろう。理由は以下である。

・-・-・-・-・-・

まことに残念であるが、これは規定路線となった。
おそらくはこのままNHKのネット税がほぼ確立する。中断はない。

総務省まで話しが通しているということは官邸が了承しているということだろう。
NHKの収支状態を改善させうるならネット税もやむなしと見たか。
あるいはNHKの関連会社に天下り要因ポストを用意してズブズブになったか。
いずれにせよ、政府・行政系への根回しは完了している。
このまま国民感情としての世論が反応しなければNHKの勝ちで、そのままなし崩し的にこの料金が適用されるだろう。

きちんと言っておくと、これは世界で嫌われている悪名高い「ネット税」を言い換えて制度的に置き換えたものに過ぎない。実質は「ネット税」であり、その主体はNHKである。

官僚の天下り自体は別にいい。ただ、その人員の給与の源泉が国民から収集されたものであるならば、払う方はそれにきちんと異議や批判を唱えるべきで、NHK並びに国家側はその異議や批判をきちんと受け入れるべきである。

まずはNHK職員の年間1500万円超とも言われる手取りと手当て含めた年収を明らかにし、収支面での透明化を図ることが大前提である。
収入が足りないというのであれば、支出がどうなっているのかを言うのがスジであろうが、これをしないということは世間的に言えない何らかの支出を抱えているのではないだろうか。

あるいはあれか? NHK取材班がアフガンでのカイバル峠を下った先の国境検問所を通った時に、通行税を一万ドルでふっかけられてそのまま言い値で支払って日本人料金(NHK料金)を確立してしまったツケをここで日本人に押しつけようとしているのか? 

権利周りはなんとかなるだろう。新しい概念と法律をひねり出してでっちあげればいい。
現在のNHKは電波法での免許を受けている無線局で、ネットは無線配信に該当しないが、「インターネットという新しいインフラが登場したことによる社会的変化に伴い、受信料を現在の社会的現状に合わせた~」などと言えばOKだ。

問題は道義である。新しく課金される納付義務において、人が納得する理由を提供せねばならない。
今までの電波放送に関しては、「特に国土が狭く、地形変化に富む日本では多くの中継局を必要とし」ていた為に、その投資と運用人員を賄う為の膨大な投資が必要であった。よってその利用を助ける為に、広くあまねく国民から金銭を受領してそれでやっていく、という名目が立ったのである。

ところがネットに関しては、NHKは一銭も金を払っていない。
齟齬があるといけないのできちんと言っておくと、このネットへの投資というのは、NHKが考えている、NHK自身が投資した「自分のところの放送設備の延長としてのサーバやネットワーク」ではない。
現在のネット社会におけるインフラ、すなわち、膨大なネットワーク機器やデータセンター、サーバ、ネットワーク機器、あるいはそれを運用している人たち、プロバイダや、あるいは個人コンテンツなんかは個人その人がまさしくそのソフトを提供しているわけだ。

それではNHKはこれらのコンテンツに一銭でも投資したか? 答えはNo。それでいてネットから徴収しようととは、顔の皮膚の厚さが何cmになるかちょっと計った方がいい。

これを徴収の理由、道義にするのなら、ネット税を課金できるのは、コンテンツを提供しているYoutubeを擁しているGoogleと、あるいはtwitter、facebook、あるいはニコニコ動画を擁するdwango、ポータルのYahooくらいなものだ。
あるいはインフラ会社もそうだが、NHKを親玉にする理由が全く無い。
緊急のコンテンツ、政治のコンテンツ、経済のコンテンツ、面白いコンテンツをネットに対して無償供給したのか? 


「慎重な議論が求められる。」とは言いつつももう規定路線なのでしょう。世論が許さないからと言って、調整済み、根回し済みの法案が引っ込められるわけがない。

ではネットではどうかというと、ネットではガス抜き程度に「NHK潰れろ」だなんてコメントが挙がるが誰も本気じゃない。

いや、私とてNHKを潰したくない。NHKが無くなったら、離島の人とか沖縄・北海道とかどうするのだ。それに私はとある理由でNHKが好きなのだが、基本的に人が作り出したものには完全はない。完全とは理論の実装なのであって、現実世界にその実像を投射する際には、問題を必ず内包する。その問題が看過できないまでに成長してしまったが為に言及しているのである。

できればNHK自体の自浄作用を期待したいが、それは無理だろう。

話しは変わる。NHKから今度は朝日に目を向けてみよう。
朝日は先日、謝罪報道をした。今までの報道が誤りであったということだ。
この朝日新聞に対して批難轟々の中、私が朝日新聞をある程度評価している。その理由は、自分に対して「自浄作用」を起こしたことにある。
人間としてのけじめを弱くともつけたことである。内部には思想と葛藤の綱引きがあったのだというが、我々はこれをきちんと受け止めなければいけない。
悪いことをしたやつが、「悪いことをしました、すみません」というのなら、それを責めても、謝罪もまた受け止めなければならない。

それではNHKはどうか? この年収300万と言われる時代に徴収料は絶対的に変わらなかった。NHKの職員は平均1500万円の年収を崩そうとしなかった。正直な話し、その半分の750万でも日本では中の上の生活はできることを考えれば、どれだけ特権的地位にあるのだ、ということになる。

仁徳天皇が、民のかまどの煙が出ないのを見て「3年税を免ず」と詔を出したのとは大違いで、NHK職員の取っている態度と行動、並びにそれに連なる放送業以外への課金(ネットへの課金)なるものは、日本人の和の心をおおいに乱すもので日本人的ではないのである。

そこで提案したいのが、NHKの時代に合わせた縮小化である。
現在の社会情勢に合わせ、支出の見直しを行っていく。
NHK職員は自らのことだけを考えればいいのか、それとも社会に応じて、他の人のことを思いやる人になるべきなのか。

もし後者を選ぶのであれば、NHK職員にはそれができるはずである。

私はできればそれを信じたい。
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宇宙で発電し地上に送電、実証試験へ

2015-02-21 16:55:47 | 海外・国内政治情報等

宇宙で発電し地上に送電、実証試験へ JAXAなど:朝日新聞デジタル
2015年2月21日05時12分
http://www.asahi.com/articles/ASH2M5CQGH2MULBJ005.html

 宇宙空間で太陽光発電をして地上に送電するシステムの実現に向け、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などは3月1日、兵庫県内で行う、無線で送受電する実証試験を報道関係者向けに公開する。屋外に設置した送電側のアンテナから受電側のアンテナに向けてマイクロ波を送る。

 JAXAは2009年度から宇宙システム開発利用推進機構と協力し、送電側アンテナの向きがずれても正確にマイクロ波が送れる技術などを開発している。送電装置から約55メートル離れた場所に受電装置を設置。送電側から約1800ワットのマイクロ波を発射し、受電側で電気に変換する屋外試験をする。マイクロ波を正確に受け取れれば、数百ワットの電気を取り出せる。

 宇宙太陽光発電システムは、天候に左右されずに発電できる。地上約3万6千キロに直径2~3キロにわたって太陽電池パネルを広げ、原発1基分にあたる100万キロワットの電気を作ることができるとされる。30~40年代の実用化をめざし開発を進めているが、送受電技術のほか、太陽電池パネルの宇宙への輸送や組み立てなど課題も多い。(小池竜太)


米軍で正しく同じことをやっているのですが、用途の紹介としては小型の充電器で永久的に電力供給できる歩兵ができる、という形でした(ジョージフリードマン)。

その紹介には書いてなかったが、私の当て推量。
電波ですから、周波数はもとより、波高も変えられる。
つまり狙った地域、いや狙った人間でさえもピンポイントでレンチンできるのではと。ピンポイントで狙える技術があるなら、ですけれども。
神の杖や、プロンプトグローバルストライクよりも社会インフラの破壊なく体制変更できそうなものですね、と。

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対馬仏像窃盗容疑韓国人、「日韓交流に尽くしていた」

2015-02-21 16:50:36 | 海外・国内政治情報等

対馬仏像窃盗容疑で起訴された韓国人、無罪を主張 | Joongang Ilbo | 中央日報
2015年02月20日08時14分
http://japanese.joins.com/article/850/196850.html?servcode=A00§code=A10

昨年、長崎県対馬市の寺から仏像や経典を盗み出した容疑など(窃盗や関税法違反)で起訴された韓国人キム被告(70)が、裁判で無罪を主張した。共同通信が19日、報じた。

この報道によると、キム被告は同日長崎地裁で宮本聡裁判長の審理で開かれた初公判で「(窃盗)に)関与したことはない」と無罪を主張した。

検察側は裁判で、キム被告一行が仏像を韓国に持ち帰り売却する計画だったと主張した。弁護人側は、彼らが「日韓交流に尽くしており、古い経典を見つけるために来日していた」と反論した。

キム被告ら韓国人4人は昨年11月24日、対馬市米津島町にある梅林寺の保管倉庫に侵入して「誕生仏」と大般若経360巻などを盗んで韓国に持ち込もうとした容疑をもたれている。


これもあとの記事で韓国の裁判観、思想などを書いて行くのですが、ちょっとつっこむと、
「日韓交流に尽くしており、古い経典を見つけるために来日していた」と言っていたがそれを持ち帰るのが、日韓交流なのかと新たに勉強になった。
あるいは別の報道で港に捨てたともあったが、探し出してきた(盗んできた)経典をあっさり捨てるのも韓国式の交流なのかね。
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雑談:仮想通貨・通貨戦争

2015-02-21 16:19:20 | 哲学・社会


その帽子を早くとりなはれ

というのはともかくとして、別の報道ではバーグス表記になっていた模様。

尚、余談ですが、米軍内にビットコインを研究する日系アメリカ人がいるという報道があったのは先日取り上げた通りです。

ここで社会的定義を振り返ってみましょう。
戦争とは何でしょうか? 軍とは何でしょうか? 

戦争とは、社会的決定権の互いの簒奪行為です。
つまりその地域社会の決定権は政治に集約されるので、その政治が「もう参りました、勘弁して下さい」と言えば勝ちになる。逆にそれを言わざるを得ない状況になると負けになる。

そうすると、通常は戦闘での戦争行為となるのですが、決定権を持つ人に「参りました」と言わせればいいので、それは物理的な戦闘でなくとも構わない。
通貨戦争、情報戦争、経済戦争、金融戦争・・・etcetc。
偽札を使って対象国の通貨混乱を起こすのも戦争の一つと言えるでしょう。

これはこの後の記事で言及する、「知」の取り扱いにも通じますが、例えばビットコインなど、数学を政治に応用する、学術を政治に応用するということは今まで数限りなく行われてきたことです。英独間でのエニグマ暗号とその解読、その前提となった暗号理論などなど。
砲弾計算に座標が使われ、大陸間弾道ミサイルは当然ながら衛星軌道の計算と地球の自転の計算が必要になる。

この「知」を効率よく吸収し、体系化し、応用研究し、そしてその現実的発露を発現させる・・・イデアたる理論を現実に落とし込む効率的な社会体系、これが現在の国家における「知」の扱い方になるように思えてなりません。

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過去の話し:一般常識

2015-02-21 10:51:23 | 思い出
昔昔、そのまた昔、とあるところにとある会社があった。
そこには一人の男がおった。
その男の口癖は「俺って一般常識がないらしいんだよね」というのが口癖だった。

どうしたんですかと聞くと、その昔に上司にそう言われたことがあったらしい。

それを言った人間の会社はどんな会社かというと、まず月曜日の朝9:00からの重役会議はどんな週でも怒鳴り声からスタートする。それが普通らしい。
会話で怒鳴る。会議で怒鳴る。ありったけの悪意を渾身の力を込めてぶつける。
働いている社員は萎縮する。このような状況でベストパフォーマンスなど出る筈も無いのだが、取締役曰く、「別に普通だと思うんだけれどな~」という、まるでこの事態がなんとも無いような意見だ。
あるいは平日に社長が飲み明かしたらしく、そのまま出社して社員がいる目の前で服を脱ぎだし、上半身をタンクトップ1枚にしてから、フロアのカーペットにごろりと寝っ転がり、事務の当時26歳の女性nさんを呼んで「おいー、n、手が痺れちまったよ、手ぇ揉め! 手ぇ! 」と言ってnさんに手を揉ませていた。

私がびびっていると、隣のHさんが「この会社ではこれが普通だから」とこともなげだ。
ちなみにこのHさんは、現在聞いたところによると欝になって薬を飲んでいるらしい。

さて、このような会社での上司に「一般常識がない」と言われたとのことだったが、どうにも最初の男性が言う「俺って一般常識がないらしいんだよね」というのは続きがあるように思われた。私が思うに、「じゃあお前が言うこの会社の一般常識ってどんなだよ」という続きの文章が隠れていた。

この男性は会社をやめた。
私はその1年後に同じく会社をやめ、更にその男性の仕事を引き継いでもらった女性は三ヶ月でやめ、更にそのあとに引きついだ男性は1年で辞めたのだという。
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