BOOK、CDなど

1 BOOK、CD、DVD、LP、コンサート、音楽鑑賞サークル、筋トレ等のメモ
2 失念防止のためのメモ

大坂なおみ61分快勝…(日刊スポーツ 2021/02/10)

2021年02月10日 | ネット・ニュースなど

大坂なおみ61分快勝、愛叫ぶ男性に「ありがとう」(日刊スポーツ 2021/02/10)


<テニス:全豪オープン>◇10日◇メルボルン◇女子シングルス2回戦

2度目の優勝を狙う世界ランキング3位の大坂なおみ(23=日清食品)が全豪通算17勝目をあげ、伊達公子を抜いて全豪での日本女子歴代勝利数単独2位に浮上した。

元世界4位で同43位のカロリーヌ・ガルシア(フランス)に6-2、6-3でストレート勝ち。

今大会自身最速の時速195キロのサーブも飛び出し、1度もブレークポイントさえ与えなかった。

3回戦では同30位のジャバー(チュニジア)と対戦する。

両者は初対戦となる。

   ◇   ◇   ◇

試合中に、観客席から男性の「愛している!」の声援が大坂に飛んだ。

試合後、勝利者インタビューで、満面の笑みで「ありがとう」と返した。

世界を魅了するテニスで、ファンの心をわしづかみ。わずか61分の快勝で、元世界4位にプレーをさせなかった。

弾道が一直線の豪打のサーブから、横回転、縦回転など、多彩なサーブを交え相手をくぎ付けにした。「何をしてくるか分からない難しい相手」と警戒していただけに、サーブで先手必勝だ。

「ボン!」。第2セットの4-2リード、自分のサービスゲームの1ポイント目で、とんでもない打球音が響いた。

サーブで時速195キロ。

今大会自身最速をマークし、S・ウィリアムズの200キロに次ぐ2番目の速さだった。

そのサーブで、1回戦では2本しかなかったエースが、この日は10本。サービスゲームを落とさないどころか、1度もブレークポイントを与えずに、スコア以上の力の差を見せつけた。

この1勝で、1回戦で記録した自身の最多連勝記録を16に伸ばした。

昨年8月の全米前哨戦から、試合前の棄権2回を含み、試合をすれば負けなしの状態が続く。

それも、すべて得意なハードコートで、連勝が止まるような死角は見当たらない。これで、全豪の通算勝利は17となった。

勝利数で並んでいた伊達公子を抜き、日本女子歴代2位に浮上。杉山愛の持つ最多19勝にあと2勝と迫った。4回戦進出で並び、ベスト8進出で、全豪の日本女子歴代最多勝利となる。

4大大会の通算勝利も47とし、日本歴代3位の沢松奈生子に並んだ。

すでに4大大会3度の優勝を成し遂げたことで、日本女子が過去に残した戦績を飛び越えてはいるが、ネット際や球をボールボーイからもらうときのぺこりとしたお辞儀も含め、大坂らしさは、随所にみてとれる。

次戦の相手ジャバーは、昨年の全豪で8強入りした強豪だ。

身長167センチと決して上背はないが、何でもできるオールラウンダーでファイターだ。「気が抜けない相手」と警戒するが、その進撃は止まる気配を見せない。