秋になって仕事がいそがしくなってきた。ふとんを作ることは、終わりがあっては困るし、いそがしいことは喜ぶべきことだと、昨日もお母ちゃんに言った。ばあちゃんが退院して帰ってきた。今度は外泊でなく退院である。一段落というところ。給料計算も一昨日に夜遅くまでやって、昨日のうちに銀行も行って届けて一段落した。県の子ども会の県議会への陳情も、近所の地区の尊敬する先輩にお願いして、内々での地元議員へお願いしておくことができた。これも一段落だ。一段落すればという望みを持ってがんばるのだから、一段落してほっとする気持ちはうれしい。しかし、仕事と同じように終わりがあっては困ることも多く、あくまで一段落の喜びである。闘病は一段落よりも終わりをめざしてがんばるものだ。決して最悪の結末でないことを祈り続けて。