空の誕生日は好天に恵まれていることしか覚えがなく、きょうのように朝の冷たい雨やどんよりの曇り空はめずらしい。あと１年で20歳になり、私の禁酒禁煙が解禁される予定だ。おそらくもう再発はないと思えるようになった。禁煙は解禁されても関係なく、もう煙草を吸う気がまったくしない。酒もおそらく以前とはまったく違った飲み方になるだろう。いずれにしても、あと１年が待ち遠しく思えるようになった。以前はどうでもよかった。来年はどんな天気で、どんなふうにみんなが過ごしているだろう。
原油高騰で食品も値上がりの傾向らしい。エンゲル係数の高いわが家の家計では、この先大変な赤貧生活が予想される。しかし、円高ということがあって、今のところ生活に影響が出ているのは輸入品の値下がりの方かもしれない。中国産や中国製品をまったく気にしない私には、ありがたい情勢だ。パソコンパーツもさらに値下がりしていて、CPUやメモリなど激安で組んでもそこそこの安価ビデオチップで、CORE２DUOやATHLON６４X２とVistaの威力は大きく、ちょっと前と比べると驚くほどの高性能パソコンを満喫できる。すぐにでもグレードアップしたいのが３台ぐらいある。
医龍２をみんな見ている。私は録画して見る。この地方では昼に再放送で白い巨塔、夕方はドクター・コトー診療所をやっている。ふとん作りの仕事がいそがしく、そうそうテレビを見てはいられないが、やはり興味はあるしおもしろい。ゴッドハンドとかスパードクターと言われる外科医が、いずれは必要とされなくなるのだろう。いかなる名医であっても、人間である以上は１００％完璧はありえないのだから。人命を左右する医療の分野では１％のミスも防がなければならないのだから。昼寝しながらテレビを見て、そんな偉そうなことを考えるのは身勝手な態度だ。
あいさつ運動の次は地区の作品展、明日は県子ども会大会、それに給料計算を終えておかねばならない。ふとんを作るのは休みなし。このあたりはまだそんなに冬らしくない。
仕事はまずまずできていて、何とか今年も最低限の持ち越しですむだろう。お母ちゃんが「あいちの名工」で表彰されて、これは技能グランプリ金賞・厚生労働大臣賞のような宣伝効果は期待できないが、新聞を見た人にお祝いを言ってもらった。タウン誌にも投稿してみると写真を送ってはいるが、どうだろうか。少しは寒くなって、空は夕方学校へ行くころには真冬並みの防寒装備だ。私は１０月終わりぐらいと外観は同じだ。
これこそ地元の新鮮な魚と野菜の天ぷらが、最もうまいと私が認める小さなこぎたない天ぷら屋。空は当然のように天丼を完食した。実は治療中にこの天丼を食べてしまって、驚いたことがあった。私は魚天ぷらごはん。この魚が種類といい、味はもちろん抜群。海老は小ぶりなのに味がまたいい。大きいことが自慢の海老などと比較にならないほどうまい。天つゆや赤だしは、まさに地元の味で、ごはんは何杯でも食べてしまう。きょうは定休日で、昼まではわた打ちで苦闘したせいか、非常にうまかった。
試験週間に入って中学で「あいさつ運動」がある。毎朝の登校であいさつが普通にはどれぐらい交わされているのかわからないが、年間数日のこのときだけでなく、毎日元気にあいさつができている学校になってほしい。うちの春さんと太陽くんは、歩く姿勢がよろしくない。親も変な歩き方なので、これは教えられなくても一人一人がいい姿勢で歩行できるようになってほしい。太陽くんと春さんの勉強に対する意気込みは、以前から差があったが、太陽くんはさらに明らかに意気込みが薄れている。空と同じように無理もないと認めるわけにはいかない。
資源回収の手配から終了してポスターはがしまで、神社で新嘗祭などへ参列。ふとんを作るのも１日も休んではいられない。来週はあいさつ運動があって、区民展の準備から受付かたづけまで４日連続で、その間に給料計算をしておかねばならない。もちろんふとんを作る本業が第一ではある。空も病院を忘れないようにしてやらないといけないし、太陽くんと春さんは試験週間となる。朝さんも世界くんもそれぞれいそがしくなっているようだ。
この時期はふとんを作り続けて、何とか年末までの分を終わらせることばかり考える。その他の地域関係のことなどもいろいろあって、子どもたちのことは一人一人同じようにいろいろある。パソコンは９台のうち８台を毎日自分で動かして、起動からすっきりデフラグで終了するまでをやっている。写真なしのブログでも、毎日何らかのものを書き残すことの方が意味があるようなので、この先はいそがしさなんかに負けず毎日をめざすことにしよう。
空は自己注射と薬を忘れることなく、脳神経外科と内分泌科と泌尿器科の検査・診察にもひとりで行って、学校もほとんど自転車通学ができている。あとは自動車学校へ行って免許証を取れればというところだが、体調・精神的不安定などいろいろあって心配なこともなくなりはしない。
きょうは空へ合格通知が届いた。昨日は脳外科へひとりで行って、主治医の先生に短大の面接のことなど話してきた。きょうならば、合格しましたと報告できたのに、ちょっと残念だった。兄弟に受験生３人がいて、小学校６年生もいるということで、この年度末は卒業式４つもあって大変なことになりそうだった。しかし、こんなに早い時期にふたりが進路を決定してくれて、親としてはうれしいことの連続だ。
太陽くんを誘ってくれた高校レスリング部の、監督の先生と渉外担当の先生が来てくださって、いろいろ話をして行くことに決めた。
通学時間は１時間弱だろうが、毎朝７時半から朝部のため６時半には出かけて、帰宅は９時近くになるだろう。勉強も、現状より落ちるようでは、特待生として認められない可能性もあると警告してくれた。
非常にいい先生だと感じたのは、現部員の写真を見せてくれた時「いい顔しているでしょう」と、誇らしげに語ったところだった。高校生としてレスリングを通してしっかりと切磋琢磨することによって、いい顔になりますと言われた。
かつては５０人もいた部員だったが、現在は１０数名の少数精鋭であること、全国大会常連のレベルであることもよくわかった。あとは太陽くんしだいである。
さすが私立らしく学食やコンビニまであるので、弁当を毎日作ることはなさそうだ。
