昭和の日、昔風に言えば昭和節、昭和天皇生誕の日である。激動の昭和というにふさわしく、輝かしき日本を世界に誇るべき昭和の日である。このところ日々思うことは、日本の素晴らしさであり、この国に生まれたことへの感謝、そしてそれはすべて先人のおかげであると感謝し、尊敬しなければならないということ。きょうも玄関に国旗を掲げて、その思いを強くする。
あの騒ぎはどうなったのかというぐらい静まり返った小保方騒動。ようやくあるブログで答えを発見したような気になれた。「こうした大きな研究プロジェクトで、ひとりでもデータを捏造する人が混じると、共同研究者さえ、どういう現象が起こっているのか、さっぱり理解できなくなるのです。それゆえに、全てが無駄になってしまいます。これはそっくりそのまま、理研という組織、あるいは日本という国の科学技術論文の信用問題にもなります。1通でもそのような捏造データに基づく論文があると、理研全体の論文が信用されなくなります。そして、日本から出る論文も信用されなくなってしまうのです。」http://blogos.com/blogger/kazu_fujisawa/article/これが答えのような気がした。博士論文もネイチャー論文も、間違いではすまされない。あれはもうデータのねつ造であり犯罪である。昨日自分の論文画像にはまったく疑義の持たれるところはないと会見したips細胞の山中教授もひどい迷惑を受けたわけだ。まじめに研究して、いつかはネイチャーに発表できるような論文を書こうと夢見ている有能な科学者の夢を、将来にわたっていくつだめしてしまうのだろう。願わくば、これを大きな教訓として、日本の若い科学者たちがさらに優れた精度の高い論文を発表してくれることを祈りたい。