学校がはじまる

明日はみんな学校がはじまる。空ももちろん休みが終わって学校だ。提出する宿題の準備がいそがしいのは小学生で、中学高校になると提出するような宿題は少ない。私も名古屋へ行くので、１日いない。９月は仕事もいそがしくなってくるからややあせる。
公民館主事のころ、お世話になった館長がお亡くなりになられた。ずいぶん前から、末期がんでもうあかんわと、会うたびに自分で話をされていた。うちは近所なのでばあちゃんも親しくしていて、ろうそく温泉へ行こうとか、笹島で５０００円の注射をうってもらうと効くとかいう話をして、にぎやかに明るくしてくれた方であった。空のことも心配してくれた。すばらしい社交性を持っておられ、付き合いの広さは驚くばかりである。かなり以前に心臓が悪くなって、危機的な手術をしたという話も聞いていたので、そう簡単には・・・と思っていただけに驚いた。
小児脳腫瘍の会ゲストブックはいいかげんに見ている。今回は７歳の子で病理確定しないのに、放射線治療がはじまり、局所だけでなく全脳まで終わって、脊髄はやめておくという聞き慣れないケース。抗がん剤は確定してからということなのだろう。放射線を先行させることはめずらしいので、できる限り教えてほしいところだ。あれで、ありがとうございましたで終わってしまっては困る。登録しないのであれば、もう少し詳しく情報を提供してくれなければ冷やかしで終わってしまう。Sさんの言う「普通の医者以上に詳しい説明と意見が返って来る」というのは私もそう思う。通常レベルの主治医から聞くことの難しいところまで、説明してくれるし教えてくれる。私が先生に薬剤の量を聞いた時、そんなことはじめて聞かれたというぐらい聞けないものというのが実情なのだ。子どもの体内へ入る薬剤の名前と量を知るぐらいは当然かと思うのだが、医師も看護師さんもこういう効果のある薬というぐらいしか普通は言わない。抗がん剤であっても、確か書面には走り書きの薬剤名だけ書かれていた。点滴に書かれているものを自分で見て確認していた。それぐらいが実際の現場であろう。

やっと行けた

月曜に打ち直しをすませておいて、夏休みにどこへも行かなかったことにならないように、とにかく出かけてしまえと鈴鹿サーキットへ出発。知多半島道路から伊勢湾岸道、東名阪で１時間半ぐらいかと思う。高速がつながって速くなった。名港トリトンから東名阪まではスピードが出過ぎて危険。助手席の太陽はびびりまくる。しかし、ストレートには行かず、鈴鹿のジャス○で昼ごはんを買って持ち込む作戦となり、2時間以上かかって到着した。




父母は入場だけにしないと２まん以上になってしまう。以前来たのは４年か５年前の春と思う。飲食物持込禁止の張り紙を無視して、堂々と天むすやちらし、パン、サンドイッチ、からあげと水筒４ヶに氷入りペットボトル多数、おかしとあめを少々で全員が手荷物を持たねばならないほどで入場。昼には、場内でパンを売っている店の前のテーブルを借り、大きく広げて食べた。万博でも手弁当OKなのだし、注意されることもなかったからかまわないようだ。どうして持込禁止と書いてあるかわからない。





雨が降り出しても動じない心をみんなには身につけてもらいたい。２時過ぎからパラパラしはじめて、４時過ぎには大雨のような土砂降りとなった。かさは３本しかなかったが、避難していればいいのだし、乗りたいものがあれば雨ですいてくるからチャンスだ。父母はステージ前でおかしを食べて、昼寝していた。世界くんが車に乗って、他は観覧車やジェットコースターに乗ったらしい。





おみやげのところの赤福が売り切れていたのがショックだった。私の大好物である。この前セントレアで買えばよかった。帰りに御在所SAで買おうとしたら御福だった。赤福、御福、岩戸餅とみんな同じと思えるならいいのだが、私は絶対に赤福ファンであり、味の違いをはっきりつかんでいる。しかたなく御福を買って、豚汁定食を食べた。空もざるそばを食べていた。みんなは帰ってからびくドへ行くからと食べなかった。空はびくドへ着く直前に車に酔ったようで気持ち悪くなったが、残したもののハンバーグを食べていたから大丈夫だ。私はパスタだけにして、びっくりコーラを飲んだ。春がけっこう食べてまたメニューを見て注文していた。ジャス○で買い物をして、いつものように帰った。

朝７時半出発らしいが

朝早く出発することになったらしい。７時に起こしてくれと、朝や太陽にたのまれた。よく晴れたさわやかな天気になった。雨にも負けることないが、晴れていればたくさん遊べる。私は食欲が勝ってしまって、何を食べようかばかり考えている。

実は、土曜日にばあちゃんが外泊しようとして、少しの間だけ家にもどっていた。１日か２日外泊しようとして来たのだが、どうも気持ち悪いということで夕方には病院へ行ってしまった。残念ながら、退院は遠のくばかりという、悪いムードだ。あまり強くどうこうせよと言うわけにもいかないし、ほとんど何も話さなかった。空がすぐに「帰ってきたね」と、声をかけていた。病院に長くいることを経験しているから、こういうことへはよく気がついてくれる。「外泊だけどね」という返事はけっこう元気だったのに、どうも気分的に病院が楽に思えるようすだ。静観するしかないのだが、家にいるより病院の方がいいというのががっくりしてしまう。たくさんの子どもたちが、家に帰ることを夢見て闘病しているのだから。

明日は鈴鹿へ行くらしい

明日、急に鈴鹿サーキットへ行くことになった。誰が言い出して、どうして決定したのかよくわからないままに、みんなの流れに逆らうと置いていかれるから、もう反対意見は出ない。ずいぶん前にみんなで行ったのはいつだったのだろう。三重県方面でうまいものでも食べる計画を考えておこう。もちろん安く。

と○くんがようやく退院したとメールで教えてくれた。とにかく家に戻ることができたことを、同じ町に住む住人として喜んだらいいということにしておこう。ここはまだ暑いけど自分の家がある自分の町だから、心からくつろいでくれればいい。普通の生活に戻ることはたいへんなことだろうけど、普通の生活が染み付いてくれるといいなと思う。そういえば、特別児童手当の所得状況届の提出が先週あった。市役所へ行ったら、たくさん並んでいて困ったなと、顔見知りばかりの児童課の人に聞いた。特別（児童手当）の人は、並ばなくても出すだけでいいですよということだった。並んでいる人に申し訳なくすぐ終わった。これはたいへん助かる手当なのだが、治療が終わったので、次回更新時には認定されないかもしれない。しかし、内分泌の障害だけでも十分に可能性があるということなので、やはりそちらを強調してもらって申請はしてみるつもりでいる。

さわやかな風

早朝ソフトボールに出かけると、もう学校の木々でセミが鳴いていないし、風がさわやかで気持ちよかった。気温はまた３５度ぐらいにはなるのだろうが、空気が真夏とは違っている。太陽の作った雪だるまの帽子はペットボトルのふただとすぐわかったが、目は何をつけたのかわからずにいた。聞いてみたらなんと、最近、空が首肩に貼っているピップエレキバンの磁石だった。捨てるのがもったいないので、全部、金属のところへ貼り付けてあるらしい。空の肩こりはかなりきついとよくこぼしている。私の４０肩（５０肩）のような肩の痛みもかなりきついが、貼るもので効いたことがなく、ほとんど柔道式の動かす治し方で解決してしまう。

なんくるないさぁ

アンビリバボー再放送を昼間テレビでやっていた。「なんくるないさぁ」は沖縄の言葉で「大丈夫、なんとかなるさ」という意味。ユーイング肉腫という小児がんを、再発して治療の方法がないというところから奇跡的に治癒したという話。ほんとうによかったと思うし、ケチをつけるつもりはまったくないのだが、なぜかやり切れない思いがわいてくる。現代の医療でどうにもならなくなったものを、母の１１ヶ条により奇跡を起こしたと、そういうふうに広く紹介されていいものなのだろうか。まったくわからない私がとやかく言うのはおかしいからやめておく。絶望的な状況の人に、ネヴァーギブアップと私ではとても言えないが、奇跡を起こした人ならば言えるのだろうか。なんか・・・

うちのパソコン

寝ている家には写真のように８台パソコンがつながっている。インターネットはもちろん、パソコン間のLANは１０年も前からできている。全部が同時にネットへ接続すれば光１００MBでもかなり遅くなるだろう。現在のADSLで３台同時につなげることぐらいはあるが、８台同時はないと言っていい。画面が３つしかないし、３人同時ぐらいしか使わない。HD付DVDレコーダーとプレステ２は、もともと空のもののはずだが、朝が現在は権利を奪っている。太陽もゲームやミュージックダウンロードとチャットをよくやっている。春も世界もよく使うが、ほとんど昼間なので店のパソコンを使っている。画面の番号壁紙はどのパソコンが映っているかすぐわかるようにするため。右側にテレビビデオがある。お金に余裕があれば、どんどん最新のCPUやマザーボードへアップグレードするかもしれないが、逆に節約しながらパフォーマンスを最高にすることがうれしいのであって、現在のパソコン事情からするとあまりお金を使いたくないと思うかもしれない。

火事があった

真昼にけたたましいサイレンが長く鳴り続けて、次は消防車が続々と来た。外に出ると煙がすごい勢いだった。風向きが悪ければあわてていただろう。かなり長い時間かかって消火できたらしい。というのも、道が狭い地区の織物工場だったかららしい。写真は店から写したもので、右端の小さい紅白幕と青い道路標示のすき間に見えるのが、寝ている家。かなり近い。

写真をまとめて

世界くんのえび伝説というかぶとえび飼育キット。よく見るとゴミみたいなものが動いている。はたして大きくなってゆくのか。早くも台風の風に、家の中なのに、えさをいれた皿が吹き飛ばされ拾うのがたいへんだった。





この地方では冬になってもつくれない雪だるま。冷凍室の霜取りをやらないと、うちの旧式の冷蔵庫は氷ができなくなるのでたまにやる。知らないうちに見事なかわいい雪だるまが作ってあって、開けた人がみんな大笑いで感激した。空はおもしろ過ぎて風呂上りに床をはだかでのた打ち回った。作者は太陽くんだった。これぐらいおもしろいことをやってくれるのは、ずば抜けた才能と認めてやりたい。私でも開いた時に笑ってしまった。いい顔を作ってくれる。





空が京都で携帯に撮った写真が少しあった。バーベキューをしている庭は普通の家でいう２階にあって、大文字の山がよく見える。愛犬と遊んでいる部屋からも大の字がよく見えていて、慧くんがいつも見ていた風景である。４文字のうち３文字を、お宅から見ることができるそうだ。空は、また犬と遊んでくるかと簡単に言って出かけたが、いろいろと気を使っていただいてほんとうにお世話になり、ありがとうございました。またよろしくお願いします。先日の家出騒動の時に、まさか京都へ行っちゃったんじゃないだろうかなんて、一瞬思いました。

言葉にできない

先日カラオケで小田和正の歌を一生懸命さがしたのにわからなかった。「あなたに会えて、ほんとうによかった。うれしくて、うれしくて、言葉にできない」とテレビで流れていた歌。慧くんの冊子にも書いてあったので見ればいいのだが、空にたのむのを、ついつい忘れて時が過ぎていた。タイトルは「言葉にできない」であった。これを発見できなかったのが不思議でならない。かわりに「時代遅れ」を歌っておいた。２４時間テレビの「サライ」も今度は遅れないように時期はずれで歌おう。言葉にできないを歌っていると涙があふれてくる。いろんな思いが入り乱れる。人間は、命は、はかな過ぎる。こんなことを感じるようになったのは２年前からであって、やはりそれ以前とは人生が変わっている。
世界くんが、かぶとエビの飼育セットをやりはじめた。水を入れると２・３日で生まれ、１ヶ月で３ｃｍぐらいになるという。朝早く起きて「かえった」「動いている」と、おもしろそうだ。こんなインスタントみたいな生物がいると複雑な気がする。