13時30分から鹿児島市中央公民館で集会が行われました。
早稲田大学の西原博史さんが「教育基本法を変えることが持つ意味~良心の自由と子どもたち~」と題して講演を行った後、「私にとっての教育基本法」と題して宗教者、保護者、元教員の3名が思いを語りました。
印象的だったことが2つありました。
1つ目は、これはかねがね私がよく言っていることですが、教育基本法「改正」の恐ろしさは愛国心だけではないということです。そう、家庭教育への言及です。私と同じことを公の場で声を大にして言ってくださったことに、とてもうれしくなりました(みんな愛国心ばっかりですから)。
改正案6条2項に教育目標の実現に向けて「総合的・体系的」行われることが明記され、国民の「洗脳」を行うための根拠が示されました。家庭だけではありません。地域社会の協力義務もうたわれています(改正案13条)。現在の地域防犯組織に「教育」と一言書き込まれることで、警察と一体となって、潜在的な治安妨害要素とみなされる要素が浮き彫りにされ、国民意識の統一化が進められます。まさに「隣組」の復活です。
2つ目は戦時中に国民学校生活を送った元教員の話でした。天皇への忠誠を回答に求められた国語のテスト、戦時体制推進の習字など実物を披露しながら話をされました。そしてヒットラーユーゲントを引合にしつつ「この現代、戦争はこない」というのは甘いと指摘をされました。
今日は高校生になった娘と二人で参加しました。彼女は保護者と元教員の話が印象的だったようです。集会の最後に団結がんばろうがありましたが、親子で「がんばろう」とできたのも、ちょっぴりうれしかったですね。
早稲田大学の西原博史さんが「教育基本法を変えることが持つ意味~良心の自由と子どもたち~」と題して講演を行った後、「私にとっての教育基本法」と題して宗教者、保護者、元教員の3名が思いを語りました。
印象的だったことが2つありました。
1つ目は、これはかねがね私がよく言っていることですが、教育基本法「改正」の恐ろしさは愛国心だけではないということです。そう、家庭教育への言及です。私と同じことを公の場で声を大にして言ってくださったことに、とてもうれしくなりました(みんな愛国心ばっかりですから)。
改正案6条2項に教育目標の実現に向けて「総合的・体系的」行われることが明記され、国民の「洗脳」を行うための根拠が示されました。家庭だけではありません。地域社会の協力義務もうたわれています(改正案13条)。現在の地域防犯組織に「教育」と一言書き込まれることで、警察と一体となって、潜在的な治安妨害要素とみなされる要素が浮き彫りにされ、国民意識の統一化が進められます。まさに「隣組」の復活です。
2つ目は戦時中に国民学校生活を送った元教員の話でした。天皇への忠誠を回答に求められた国語のテスト、戦時体制推進の習字など実物を披露しながら話をされました。そしてヒットラーユーゲントを引合にしつつ「この現代、戦争はこない」というのは甘いと指摘をされました。
今日は高校生になった娘と二人で参加しました。彼女は保護者と元教員の話が印象的だったようです。集会の最後に団結がんばろうがありましたが、親子で「がんばろう」とできたのも、ちょっぴりうれしかったですね。
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