ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

時代が変わったものだと・・・

2011年12月16日 21時53分28秒 | Weblog
 今日は久しぶりに、いやホント何ヶ月かぶりに本屋に立ち寄りました。
 別に、何か買う目的ではなかったんですが、図書カードをもらったし、福岡から娘が帰ってくるってんで、その迎えの待ち時間でした。

 久しぶりの本屋さんは何か居心地が悪いですね。
 でも、40分ほど店内をぶらりと立ち読みしながら見て回りました。

 
 そうすると、とても印象的だったのが、「原発反対」といった関係の本が山とあるのです。以前は、「反対」関係の本というのは探さないと見つけられなかったのですが、探す必要もありません。

 これだけの著者たちがいったいどこにいたんだろうかと思えるほどです。


 私、原発には絶対反対です。
 原発反対の運動にも関わってきました。
 が、実にマイナーな運動でして、「原発反対を言うなら電灯を使うな!」と右翼の街宣車から名指しで怒鳴られたこともありましたし、街頭署名をしていたら近くの店の店長から「警察に通報するぞ」と脅されたこともありました。

 
 あれだけの大災害が日本国内で起こって初めてその危険性に目覚めたんでしょうが、いとも簡単に世論が変わってしまうというのは、実に危ういことだとも思います。
 こういう命に関わることが、熱しやすく冷めやすい国民性として表現されてはならないと思います。 

 もちろん、このまま原発には反対と明確に言える人々が増えていってほしいことに違いはありません。


 確かに原発は危険なものですが、性急に廃炉だけを求めるのではなく、大事なことはこれからどう具体的に脱原発・新エネルギー拡大の筋道を作っていくのかということだと思います。
 


コメント (2)
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