ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

小室問題・・・各メディアは恥を知れ!

2008年11月08日 00時13分04秒 | Weblog
 小室哲哉氏の問題がいつの間にか、小室氏のプロデュースした楽曲などに対して放送自粛に拡大しようとしています。

 小室氏が犯した行為に対する審判はこれからです。「逮捕」という行為は非常に重たいものですが、結審したわけでもないし、仮に小室氏に刑が科されるとしても、なぜそれが小室氏のプロデュースした楽曲の放送にまで連座させられないといけないのか理解できません。

 連座・・・主犯者に準じて犯罪に荷担した者が問われる罪です。
 ですから、小室氏と共謀したり犯罪に荷担した人々が罪を問われることは理解できます。
 
 しかし、楽曲は犯罪に荷担したのでしょうか。
 楽曲は小室氏の犯罪に力を貸したと誰が判断したのでしょうか。
 私は「小室氏に罪はあっても、歌に罪はない」と思います。

 この各メディアの過剰なまでの反応の裏には何があるんでしょうか。
 これまでも、歌手等が犯罪行為をすることはありました。麻薬をはじめ様々な問題。それならば、彼らの楽曲も配信等まで罪を問われるべきでしょう。

 何故今回こんな対応をとるのか、これに異を唱えるメディアはいないのでしょうか。私はこれはメディアの社会的立場の自覚の喪失だと考えます。自己保身だと思います。
 小室氏に関係したものをメディアの舞台から全て引きずり下ろすというのであれば、各メディアこそ自らも関係者としての自覚の下、自らの放送全体を自粛すべきでしょう。時代の寵児として彼を視聴率確保のために酷使したメディアもまた同罪だと思います。

 おかしいですよ、こんなこと。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする