今日は終戦記念日だ。約70年前に起こった悲惨な
世界大戦で、兵士・一般人合わせて約3200万人が
犠牲になった(中国人の犠牲者は含まず。中国の発
表では約2500万人となっている)
世界で3200万人以上の人間の死…気が狂うほどの数だ
たった数年の間に、これだけの人間が死んだのだ
それも、お互いに殺しあって…だ
アフリカのジャングルで、時折、チンパンジーが群
れ同士で殺し合い、その肉を食うという胸が悪くな
るような“事件”が起こるという
なんと愚かな…。我々人間は、低脳な畜生の蛮行に
侮蔑心を抱くのだが、その低脳な畜生以上の愚行を
世界的規模で、我々人間は行ったのだ
後に何が残った?
当時の人々は猛省したはずだ。偏狭な国家主義に振
り回されてはいけない。権力の暴走の兆しを見過ご
してはならない。利己主義を増長する低思想を信じ
てはいけない。国家は国民の為にあるのであり、国
家権力の為に国民がいるのではない。世界の人々の
命は、自分の父母と同じくらい大切である…と
その反省は続き、教訓はいかされているのだろうか
「戦争ほど残酷なものはない。戦争ほど悲惨なもの
はない」のだ。その戦争を再び起こさないためには
一人ひとりが賢明になる以外ない
「誰か偉い人が色々とやってくれるだろう」発想は
愚民しか生まない。面倒だし大変だけど、常に我々
が政治を監視し、マスコミの偏り報道を糾弾し「国
家主義賞賛」や「国家の為に国民がいる」などの邪
論を、ひとつ一つ潰していくしかないのだ。「生命
の尊厳」を叫び続けていくしかないのだ
権力が戦争を再び起こさないために、常に心の隅に
緊張感を持つべきなのだ。そうしないと、魔の手は
気を緩めた瞬間に伸びてくる。ご用心あれ
終戦記念日に、そんなことを思ったのだった
我々が歯止めにならないと
とんでもないことになりますね