「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

他人のことを、すぐ「アホ」「バカ」「低脳」と言う人は…

2020年10月14日 14時19分07秒 | Weblog
東大薬学部教授の池谷裕二氏の
「できない脳ほど自信過剰」(朝日新聞出版)
によると、他人を馬鹿にする傾向の強い人は、
能力の低い」人が圧倒的に多いとのこと
なぜなら、能力が低いゆえに、自分がいかに能力が低いか
判らず、従って他人の能力も正しく評価できない
そして自分を過大評価する傾向があるそうだ
つまり他人はすべてバカやアホに見えるのだ
能力の高い人ほど他人の尊厳を大切にし謙虚という

周りを見渡すと、こういう人は確かにいて
教授の言うとおり、大抵が「出来ない」人だ
けれども「あいつはバカだ」「いやになるほど低脳だな」等と
悪態をつき、自分を「超出来る奴」と思っている人のことを
仏教用語では「増上慢」という
未熟のなかの未熟なのに、自分は「悟りを得た」と思い高ぶる
人のことで、仏教の世界では最も軽蔑される

そういう人には近づかない方が得策だが
世の中「増上慢」に同調する「増上慢ショッカー」もいる
このショッカーが「俺たちは正しい」と信じ込んで
暴れ回る。その結果「困った世の中」になる
今の日本、まさに「困った世の中」かもしれない

コメント
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