「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

どんな殺し方が“人道的”?

2012年08月13日 01時39分46秒 | Weblog
 
日本は先進国では数少ない「死刑制度」のある国だ
そして、その刑の執行は、ロープで首を絞めるとい
う背筋が凍る方法を用いている

この方法は“残虐”では? 「非人道的」という議論が
民主党内に起こり、法務大臣ら政務三役が「薬物投与な
どの優しい殺し方に変える」検討を始めているという…


この方たちは大丈夫か?
人の命を奪うのに、優しいも残虐もあるか
どんな方法を用いても、死刑は残虐なのだ
それが判らぬ滑稽さに呆れるし、殺し方を
話し合うという冗談のようなことを本気で
やろうとしている彼らの神経が恐ろしい


死刑制度については賛否両論だが、国が「人殺し」
をするということは、戦争と同じく「絶対悪」だ
と僕は思っている。何より、それを実行する者…
戦争なら兵隊、死刑執行なら刑務官の心的ストレス
罪悪感は尋常ではない

彼らは国の命令で「人殺し」をするのだ。国自身は
罪悪感は感じないが、彼らはそのことで一生苦しむ
その1点だけでも、国が「人殺し」をするべきでない
どうしてもやりたいなら、死刑判決を求刑した検事
判決を下した裁判官、法務大臣の3人が、または
「死刑は絶対必要だ」という人間が執行人となり
ロープを用意し罪人の首にかけ、床を落として殺し
た後に、死刑囚が漏らした糞尿を掃除し、死体を清め
棺にいれて火葬場まで運搬するまでをやるがいい
そういう“現実の仕事”を他人任せにして、簡単に
死刑云々を論ずるべきではないのだ

戦争が相手国の人間と自国の兵士を苦しめ、殺すの
と同じように、死刑制度は、国が人殺しを命令する
ことで、罪人を殺しただけではなく執行官も苦しめ
不幸のどん底に陥れる“犯罪”なのだ

それを議論せず、死刑の執行方法を論ずるブラック
ジョークに、僕は心底呆れるのだ
コメント
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