背後から執拗に
怪物が迫ってくる
逃げなくては
だが、橋が壊れている!
どうすればいいんだ!
と…
ゲームや夢ならば
スイッチを切り
目を覚ませば
悪夢は終わる
だが、これが現実だと
逃げ場が無い
橋から落ちて命を落とすか
怪物に襲われて殺されるか、だ
さて、どうする?
え?
映画じゃあるまいし
そんなことは起こらない?
ところが僕には
現実に起こったのだ
怪物とは支払いのことだ
橋は収入なのだが
その橋が壊れてしまったのだ
迫り来る怪物
先のない橋
もー絶体絶命なのだ!
が…天は我に味方した
か細くも、なんとか渡れる橋が架かったのだ
こうして、僕は怪物から逃げることが出来た
「はあ、良かった」
もう こんな恐いのはイヤ 涙
景気よ 早く良くなれ!
「管! 真剣にやれよなっ!」