「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

「いい社会」の中身

2009年12月16日 08時16分40秒 | Weblog
 
さて、またまた鹿児島県
阿久根市の竹原信一市長の話

以前、全職員の給与が書かれた紙が
市長の指示で市庁舎に張られた
それを某係長が無断で剥がし問題となった
この係長は市長の逆鱗に触れ懲戒免職
それを不服とした元係長は地裁に訴えた

判決は「処分の効力停止」
市側は最高裁への特別抗告を断念
そう、市長は負けたのだ

が…

小沢氏真っ青のこの市長は元係長の復職を認めず
給与はもちろんボーナスも支払わない

このことに関し、議会で某市議が聞いた
「鹿児島地裁決定を無視し続けていいのか?」と

すると市長「政治家の仕事は
『法律を守りました』では言い訳にならない
政治家は結果責任。いい社会をつくるために
あらゆる手段を使わないといけない」

つまりだ。自分の気に食わない法令には
背くこともあると言い放ったのだ
法律を作る側の政治家が法律を否定している
法治国家を否定しているのだ

彼は「いい社会をつくるため」と言った
では、彼にとっての「いい社会」とはどんなものか
法律を無視した社会ということか?


H・G・ウエルズの描いた「宇宙戦争」では
地球外生物が、自らの住み良い環境を作るため
地球人をかたっぱしから抹殺し血の雨を降らせた
エイリアンは思ったろう
「よい社会を作ろう」と…



さて、竹原信一市長にとっての
「よい社会」を知るには
彼の信条を知る必要がある
竹原市長の過去の主張を見てみると…

「人間豚が食用になっている」
「自衛隊には『ある金持ち組織』のために
 工作をおこなう所がある」
(彼は防衛大学出身・元自衛官)
「自民党や民主党の活動資金は麻薬資金である」
「 特別な遺伝子がある支配者層に人類は飼われている」

上記、ご高説から
彼の思う「よい社会」が透けて見える
それは素晴らしい社会なのかどうかは
特別な遺伝子を持つ支配者層に
飼われている僕には判断できない…

コメント
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