授業に「中国語」がある
教えてくれるのは
武漢大学からの女性交換教師
流暢な日本語を使って教えてくれるが
やはり中国語は発音が難しい
さて、授業の合間に少し雑談となり
日本と中国の時間の使い方の違いが話題となった
中国人の朝は早い
公園で爽やかに体を動かし
早朝営業の定食屋でおかゆを食べ
遅くとも8時には出勤する
そして昼…
銀行も商店も
どこもかしこも
一斉に店を閉める
2時過ぎまで開かない
皆、昼食後に
昼寝をするからだ
昼寝をして元気になった体で
午後の仕事に取り掛かるのだが
中国にいる日本企業の社員は陰口を叩く
「大事なビジネスの時間に もったいない」と…
しかし中国人の意見は異なる
「日本人こそ もったいない
何故 朝の出社が10時なのか
2時間も無駄にしている」と
お国柄の違いだ
どっちが良いかなど言えない
僕などは中国式に魅力を感じるが…
ところで
広大な中国だが
なんと時差がないのだという
北京も敦煌も同じ時間に昼となる
上海の夜10時はウイグルでも夜10時
だけどもウイグルの太陽はまだ高いのだ
この時差問題も色々な社会現象を生んでいるが
どっちがいいのかなど言えない
狭量では相手を理解し仲良くなれない
度量が小さいと世界は狭く住みにくくなる
世界を大きく捉えたいものだ