青森県八戸市の藤川優里市会議員(27)が
『「美人すぎる」市議』として
話題になっているという
藤川市議の公式ホームページには
アクセスが猛烈に集中し
遂にはサーバーがダウンしたとか
各メディアからの出演依頼も殺到し
対応しきれなくなったという理由で
市議は、東京の“大手レコード会社”に
マネージメントを一任したという
(それもどうかと思うが…勘違い入ってる?)
写真を見るかぎり確かに美人だ
まぁ、話題になるのも不思議ではない
が…しかし、だ
ここまで騒ぐのは、どうかと思う
その底辺には、女性を見てくれだけで
評価する浅薄さが見えて情けない気持ちになる
髪を振り乱し、オトコ女と揶揄されつつも
女性のために戦った過去の女性政治家が聞いたら
どう思うか…
(写真は女性の地位向上のため戦った
今は亡き市川房枝参議院議員)
しかし、まあ…彼女が悪いわけではない
美人に産まれたのは彼女のせいではない
市議にとってみれば町の宣伝にもなるし
もちろん、自身の選挙に有利だし
言うことはないだろう
良かった、良かった…
そう、言いたいのは
見てくれだけを気にする
“社会”のことだ
俗に言う「イケメン」もそう
なんとも軽々しい表現だが
その軽い言葉に踊らされる“男の子”たち
ホストのように染めた長髪を垂らし
顔の半分を隠して、シークレットブーツを履き
ダークスーツにノーネクタイのカッターシャツ
安物の香水(女が寄って来るというCMで有名なアレだ)
を振りまけば、「イケメン」の一丁あがりだ
こんなんで「イケメン」になるなら
誰でも「イケメン」だ
しかし、顔の殆どを隠す髪を掻き揚げると
「ニキビ面の田舎者の兄ちゃん」が現れる
なんとも恥ずかしい生き物がアチコチにいる
でも、そんな生き物を作ったのは
見てくれ重視の浅薄社会なのだ
嘆かわしい限り
“心”という目に見えないものを
最も尊ぶ社会が理想なんだけど…
←ちなみに僕、若い頃は「ハンサム」と言われ、今はイケメンならぬ「極太つけメン」と言われている…