松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

4月19日 モーリタニアのビールは世界一高い

2008年04月21日 | モーリタニア

モーリタニアの最初の村


モーリタニアの人々 ヌアークショット市内


世界一高いビール1100円串焼きのつまみはうまかった

2008年4月19日土曜 はれ 朝22℃ 12時40℃
朝方肌寒いダカールと違い少しは暖かいだろうと
ジャンバーを夕べのうちにしまいこんだ。なかなか
温度が上がらない、コトコトと道がひび割れのアス
ファルトが続く。パンクだけはしないように祈る気
持ちだ。

こんな所でパンクでもしたら大変なことになる。
首都ヌアークショットまで200kあと150kだ、1キロで
も早くたどりつきたいものだ。途中から少し道がよ
くなった、反対のクルマはかなりのスピードで飛ば
してくる。

ついたついた。ヌアークショットの街だ。スタンドで
両替して予備タンクにも5リッターずつ入れる。
ベンツに乗ったおじさんがホテルまで引っ張って
くれる。ほんとありがたい。パークホテルに着いた。
一泊6000円と高い、しかしここにはビールがある
のだ。高いが我慢してここに泊まることにする。

道から外れると砂の道になる、ホテルに着くまで深
い砂の道で2回転んだ。アー無事に着いてよかった。
12時半には昼飯のビールを飲むことが出来た。実
はきのうの夜国境のホテルでビールを若者に頼ん
だのだけど戻ってこなかったのだ。お金を持ち逃
げされたのだクスリ(ビール)が途絶えてしまった
のである。

だからきのうの分までじっくり味わって飲もう。いや
、じっさいモーリタニアのビールは味わいのあるうま
いビールだ。なんと大瓶一本1100円と世界一高いビ
ールでもある。禁酒のイスラム圏なので致し方ない
のかなー。それにしても高いぞー。

ホテルのそばに会社らしき事務所でネットを貸しても
らった。コネクトできるか心配したがつながった。いや
ーうれしくなった。ブログの更新が出来るのでもう
一泊しよう。

4月18日 モーリタニアに向う

2008年04月21日 | モーリタニア

川が国境。向こうに見えるのはモーリタニア船で渡る5分ぐらいでついた。
自動車など10台ぐらい乗れる船だった。


セネガルからモーリタニアには船で渡る。船の到着を待つ。


モーリタニアへの走り始め

2008年4月18日金曜 はれ
モーリタニアに向ってホテルを8時に出る。途中スタ
ンドで道を聞く。給油が終わった人にモーリタニアへ
の道を聞いたら「おれの後をついてこいと言って
くれる。アーありがたい。あっちを曲がりこっちに曲
がりハイウェイまで引っ張ってくれる。

これからは一本道だ。ダカールに向う逆方向は大渋
滞になっている。ちょっと込み入った二つの町で、何
回も「モーリタニア」と聞きながら通り越していく。
ポリス検問だ。「OOOがない」と難癖をつけ「12000
セファ」2400円出せと言っている。ワイロの要求な
のだ。

持っている6000セファ=1200円だけ見せて「オー
ルマネー」だ。600円だけ渡して残り半分はオレの
昼飯代。お前は「ワールド、ワーストワン」「ポリス」だ
思いっきりののしる。お前の「名前」を書けと紙を出
す。すると100円戻した。全部戻せと残りの200円も
取り戻した。アフリカで初めてのワイロ要求だった。
お陰で声がかれてしまった。

国境まで長いなー。(あとで60km計算違いしてい
た)。寂しい場所を走る不安になってきた、地元の
人に聞いて、聞いて確かめる。ようやく国境につい
た。セネガルの出国手続きを終えると扉の中に入
る。目の前には大きな川だ。フェリーでモーリタニ
アに渡るのだ。

3時を過ぎている。モーリタニア入国手続きを済
ませる。なんかわからないモーリタニア3日分の
「何とか」を買って船に乗り込む。5分ぐらいでモ
ーリタニア側についた。4時15分だ。
入国手続き30分ぐらいかかる。暑いなー、指南役
の若者について手続きを済ませる。

スタンドで満タンに入れる。道から外れると砂の道
だから慎重にしなければ転んでしまう。ホテルは
500m先にあった。両替を100ユーロと交換したが
まったく通貨がわからないままホテル代9000、、
支払う。日本円でいくらだろうか?