１２月２１、２２日 ナミビ砂漠への道 ⑥楽しかったレンタカーの旅

いっしょに旅した左からとしさん、あきこさん、寺嶋せいじさん

２００７年１２月２１日金曜　はれ
ポルトガル出身のオーナーの宿まで８００ｋが今日の予
定。広大な平原、直線の道をひらすら走る。ひとり１００
ｋ走り交代交代、だいたい予定通り国境に着いた。出国、
入国手続き約３０分。

南アフリカの国境はオフィスごとに大きく①②③④と
書いてあり、非常に分りやすい。もらった手続きの紙に
もナンバーが書いてあり必要なオフィスに行くように
なっていてわかりやすい。どこでも、このようにナンバ
ーを書いてもらっていると「助かるのになー」と思う。

三たびポルトガル出身の宿に着いた。今回も一人２５０
ランド＝４３００円を一人５０ランド＝８５０円と安くしても
らった。ほんとありがたい。４人で最後の晩餐会、ご苦
労さんでした。天気もよかったし、はじめてみるナミビ
砂漠はよかったなー。

自転車やオートバイでは「味わえない」「実に楽しいも
のになりました」松尾、寺嶋はとしさん、あきこさんに
お礼をのべる。

寺嶋さんは再び自転車にまたがり、あしたからギッチ
ラギッチラ走り出すことになる。風が吹かなければ一
日１００ｋぐらい。ケープタウンに着くのは８日あとの「２
９日ごろになるだろう」と寺嶋さん。

１２月２２日金曜　はれ
店先にごろんごろん転がっている、スイカ、メロン、ジ
ャガイモ、トマト。スイカの「皮」を塩漬けしたのがわた
しは好きである。帰ってから「漬けよう」、スイカとトマ
トを買う。

寺嶋さんとは一時の別れ。としさん、あきこさん、松尾
は６００ｋ先のケープタウンに向って走る。予定より早く
ケープタウンに４時に着いた。

チェックポイントで荷物を調べられたりしたが、７日間の
ナミビ砂漠の旅は無事に終わった。あつかましく、口う
るさいわたしを連れてってくれた、としさん、あきこさん
どうもありがとうございました。ほんとに、なんとも楽
しい旅でした。

夜は３人で初めて宿の前にある「寿司」屋へ、今日は食
い放題の日、ひとり８９ランド＝１５００円。店に入る前心配
した寿司の味だったが、つぎもいきたくなるほど「うま
かった」腹いっぱい喰った。めずらしく風のないケープ
タウンの夜だ。


ナミビ砂漠を走る

１２月２０日水曜 ナミビア砂漠への道 ⑤お化け「砂漠オモト」

お化け「砂漠オモト」ジーッと見てると動きだして
喰われてしまいそうな気がしてくる不思議な植物は
１５００年も生き続けるそうだ。

４人交代で運転じゃりみちナミビ砂漠を走る

２００７年１２月２０日水曜　はれ
昨夜と泊まったホテルはワインをプレゼントしてくれ
たのでうれしかった。今日はそのホテルから砂漠の中
に１５００年も生き続けるお化け植物「砂漠オモト」
を見に行く。

ナミビ砂丘とは違ったまぶしい砂漠の中、あっちこ
っちに「砂漠オモト」がはえている。一番大きい砂漠
オモトは柵で囲んであった。アエロの親分みたいな、
海のおおだこみたいな、盛り上がったお化け植物は
２メートルぐらいはあり、葉っぱは２０，３０ｃｍの幅、先
っぽは枯れて昆布のように白くなっていた。

囲まれているのは一個だけで、あとは石を並べてあ
るだけ。砂漠の中で、よくも１５００年も生きているもん
だなー。ジーット見ていると動き出しそうな気がする、
なんとも不気味な不思議な感じがする植物「砂漠オモ
ト」だ。

ナミビアの首都ウィンドフックに到着。前に来た時泊ま
ったゲストハウスは満杯。そこで紹介してもらったゲス
トハウス一人ドミトリ８０Ｎ＄＝１４００円に泊まる。
あーやっぱりナミビ砂漠に来てよかったなー。

１２月１９日 ナミビ砂漠への旅 ④ ナミビ砂漠に着く

白、赤。青の三段模様のナミビ砂漠

ソススプレイといわれる池？は干しあがって
水はなし、めずらしい景色だった。





一番古い砂漠といわれるナミビ砂漠

２００７年１２月19日火曜　はれ
暗いうちに起きてナミビ砂漠に向う。見てみたかった
ナミビ砂漠に入る、岩山の景色からガラッと風景が変
わり砂丘が続く。太陽の光の影はより砂丘を美しくし
てくれている。４５？（ゲートからの距離だと思う）
一段と高い砂丘に観光客が集まっている。

この砂丘は頂上まで１５分ぐらいで登れるだろうか。
歩いた足跡がくっきりとついている。もう、元気が無
いわたしだけ登るのはパスした。さらに走って砂漠の
メイーン、ソススプレイへはサファリーカーの乗って、
最後は歩く。

サファリーカーを下りて２ｋぐらい、わたしは３０分ぐら
いかかってソススプレイについた。ソススプレとは何を
指しているのだろうかな。一番のみどころ砂漠の中の
池らしき所は白く干しあがっている。いつかは水がた
まるのだろうか。池の白、砂丘の赤、空の青三段景色
は初めてみる。

今日は１９日は朝からジャリ道ばかり走ってきた。スケー
トの氷の上を走っているような感じである。ソススプレ
イから４００ｋ離れた海岸の町まで走る。

１２月１８日 ナミビアへの旅 ③テントなし地べたに寝る

焚き火でバーベーキュはどんどんいくらでも
入ってしまう、うまかったばい。


夜空を見ながらテントなしで地べたに寝るのは
４人ともはじめてだった。朝は冷えた。

２００７年１２月１８日　はれ
７時に宿を出発。１００ｋ走ったところの前回泊まった宿
に着いた。おかみさんはと笑いながらわたしのことを
「ココ、コケッココ」と言いながら顔を覚えていたくれ
ていた。ナミビ砂漠の情報をくわしく、としさんとあき
こさんが聴いてくれている。

わたしはポカーンと聞いているだけ。ナンビ砂漠のゲ
ート付近はホテルの料金が８５００円から１万７千円ぐら
いもするらしいこともわかる。ゲートの手前７０ｋのキャ
ンプ場に泊まることにした。

情報を聞いた宿を過ぎるとジャリ道になる。今までのよう
に１００～１２０ｋのスピードは出せない。太陽が照りつ
ける砂漠の中を走る。キャンプ場についた、まだ１３時だ。
ナミビ砂漠は太陽が上に昇らない午前中に行かないと魅力
が無くなるらしい。

今日はヤメてあした早めの出発をしよう。キャンプ場
に入った。ゲートの入り口付近に比べて１２０Ｎ＄＝
２０００えんと安かったが、キャンプ場は野宿するの
に願ってもない静かなところであった。

晩飯は、まきを焚きバーベーキュを食った後、ミリオン
座や北斗七星の夜空を見ながら地べたの砂の上に寝袋だ
けで寝る。テントなしの寝袋だけで寝るのは始めてのこ
と、他の３人も同じである。朝方寒さを感じるほど冷えた。


ナミビ砂丘

１２月１７日ナミビア砂漠への旅 ②ガソリンがもれてるー

２００７年１２月１７日月曜　はれ
としさんはあまりアルコールは飲まない、あきこさん
は少し、寺嶋さんとわたしは何でも来い。夕べ遅くま
で飲んだ。朝７時にわたしたちは出発、寺嶋さんは俺
たちが出た後出発の予定だった。

ペトロールを満タンに入れる。アレーェ「ガソリンが漏
れている」あきこさん、ジャージャーもれているペトロ
ールをとしさんが手で臭いをかぐとやっぱりガソリン
だ、走っていて丸焦げになってしまいそう、これはや
ばいぞ。併設している修理工場で直してもらおう。

今７時半、修理工場は８時からだったが、工員の人は
出勤していた。さっそく見てもらう。あっちこっちもれ
ている原因を調べていたが、最後は座席をはずして
タンクごと取り外し溶接にかかった。もう１２時に近い。

自転車の寺嶋さんは出発を見合わせて付き合ってく
れている。寺嶋さん「いっしょにナミビ砂漠に行こう」
彼は少し迷ったあと行くことを決めた。自転車は倉庫
に置いててかまわないと言ってくれたオーナーに感
謝。

修理を終えて１３時ごろ４人でナミビアに向う。岩山の
カーブを走りナミビアの国境へ。入国手続きを終えて
だいぶロスしたので前回泊まったナミビ砂漠の入り口
までは走れず、途中の町に泊まる。一人１２０Ｎ＄＝２００
０円とチト高かった。

ナミビアは南アフリカのお金一対一で南アフリカランド
のお金でもＯＫなのだ。道はいいしそれも直線道路が
続くので途中から４人でひとり１００ｋ走るごとに交代し
て運転した。運転できる人ばかりなのでこれは楽チン
だった。

１２月１５、１６日 ナミビ砂漠への旅 ①レンタカーの旅

左から寺嶋さん、松尾、ポルトガル出身のオーナー、あきこさん、としさん
親切なオーナーマナウルさんにはほんとお世話になりました。


自転車で旅を続ける寺嶋さんと最初の宿でばったり会う。

ナミビ砂漠への旅
２００７年１２月１５日土曜　はれ
夜、日本人カップルにナミビア、ナミビ砂漠への
道の相談を受ける。としさん、あきこさんはナミビ
砂漠までレンタカーで走る計画。

もう、コピー屋は閉まっているので道路地図を手
書きで写してもらう。ベッドに入ってから、行きたく
て行けなかった「ナミビ砂漠」。そうだ、わたしも
連れってもらおう。

２００７年１２月１６日日曜　雨
朝起きて、あつかましく「わたしもいっしょに連れ
てってくれませんか、おじゃまでなかったら、、」
としさん、あきこさんに頼んだ。二人は「いいです
よ」とこころよい返事。

さっそく、荷物をレセプションに預け出発準備。外
は雨が降っている。二人は久しく「運転してない」
のでと、私が運転することにしてホテルを１０時過
ぎ出発する。クルマはフォルクスワーゲン。

一路ナミビアへ。しばらくして雨もやんだ。一度は
走った道、私のいつものクセ「知ったかぶり」の話
をとしさんあきこさんに聞かせる。聴く方はいい
迷惑だったろう。泊まったことのあるペトロール
スタンドについた。

ここは雑貨店、レストラン、自動車修理、ホテルを併
設していてオーナーはポルトガル出身である。ここ
に泊まることにする。前回泊まる時、日本人だから
と２５０ラン＝４２００円を１００ランドに１７００
円にまけてくれた宿。

オー「また来たか」とオーナーは喜んでくれた。宿
代一人５０ランド＝８５０円でいいと、今回もまけて
くれたのでうれしかった。前回と同じビールをご馳
走になりながら食事を始める。「自転車」がついた。

入り口に立っているわたしを見て「ア＾松尾さん、ど
うしてこんなところにいるのー」と驚きの声。自転
車は寺嶋さんだった。彼と会ったのはケニア、ナイ
ロビ「ニューケニアロッジ」でしばらくいっしょだった。

ケニアを１０月に出発、南に走り、今南アフリカに入っ
たばかりの７０ｋのところで、出会ったのであるある。
彼は北アメリカ、南アメリカを自転車で縦断。今回は中
国から走り始めてチベット、パキスタン、イエメン、エチ
オピア、ケニアを走ってきたのだ。

ケニアから南に走っていることは知っていたが、まさ
かこんなところで会うとは思いもしなかった。真っ黒
な顔の寺嶋さん「オーオー」とお互いに笑いあう。再
びオーナーとは初めて会う、としさん、あきこさん５
人で乾杯。でかい部屋に４人で泊まらせてもらった。

１２月１５日あこがれの喜望峰につきました。

あこがれていた喜望峰につきました

喜望峰の先端への道


喜望峰に咲いていた花

喜望峰の先端は風が強かった。

２００７年１２月１５日土曜　はれ
待ちに待った喜望峰に向う。テーブルマウンテン
への道から海岸線を走り一路喜望峰へ。晴れた日
の走りは気持ちいい。カーブの続く海岸線ー有料
道路に入る

大西洋からインド洋の海岸への道に変わる。半島
の真ん中辺の道を走る、風が強くなってきた。ケ
ープタウンから喜望峰まで７０ｋｍ、二時間かか
って、永い間「行ってみたい」あこがれの喜望峰
についた。

灯台に上がり、喜望峰の先端まで歩く。吹き飛ば
されそうな風、柵につかまりながら細い道を歩く。
レンガで囲まれた先端。左にインド洋、右に大西洋
とわかれているらしい。

ここ、先端に入る道がわかりづらいからのなか、
風が強いので来るのをやめているのか誰もいな
かった。しばらく待っていたらようやく二人連れ
が来たので記念の写真を撮ってもらう。

赤い花、黄色の花、海岸線の青い海、白い砂浜を
日差しの強い太陽が照らしていた。いままで立派
なレストランに入ったことはなかったが、自分への
ほうびとして希望岬のレストランに入った。

オーストリッチとゆうらしいダチョウの肉を注文し
た。うまい、と聴いていたダチョウ肉はパサパサ
した感じで、わたしには期待していた程の味では
なかった、焼き方なのだろうかなー。来た道を再
び走り、二度ほど道に迷いながら、宿に戻る。

１２月１２、１３、１４日ケープタウン、テーブルマウンテンに

テーブルマウンテンの頂上

２００７年１２月１２日水曜　くもり
自転車の寺嶋さんが到着の予定だが、まだこな
い。

２００７年１２月１３日木曜　くもり
何もしない日。夜風が強い。

２００７年１２月１４日金曜　はれ
テーブルマウンテンに上がのに、今まで、おだや
かな晴れの日を待っていた。風もおさまり静かに
なってきたのでケーブル発着所までオートバイ
で行く。

頂上は風が強いのかケーブルはストップ、動くの
を待つ観光客の行列が続いている。１１時過ぎに
運転、１時間ほど待ってケーブルに乗れた。テー
ブルマウンテンの頂上から青い海、青い空。ケー
プタウンの街を一望できる。

頂上は岩の間に回り廊下の歩道の道が続いてい
る。時おり雲が流れてくる。風の強い頂上はジャン
バーを来ていたから寒さをしのぐことが出来た。
一時間ぐらいでいて、５分で着くケーブルカー
１３０ランド＝２２００円で宿に戻る。


https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/e3/ae2da3c5bf5a0740b52cf0fa0c760777.jpg


テーブルマウンテン頂上からケープタウンを望む

１２月１０、１１日 ケープタウンの町から

２００７年１２月１０日月曜　くもり
１０時前ネットカフェに。座ったとたんにスカイプが
かかってきた。２０分ぐらいあれこれ話す。これで
も通話料が「ただ」無料だから、ほんとにどうな
ってんだろうかねー。電話通信会社も大変なこ
とになってきた。

夕方オートバイのオイルフィルターの交換に出か
ける。地元のライダーに場所は聞いていたので
すぐに分った。フィルター１００Ｒ＝１７００円
を買って近くのオートバイ屋で交換してもらう。
日本だとフィルターはいくらぐらいするんだろうか
ねー。

泊まっている宿「キャッツ＆ムース」は日本人４，
５人泊まっている。ケニア、ザンビアで会った日
本人旅行者も泊まっている。北から南に来るルート
はだいたい同じなので、途中二度、三度と会うこと
がある。宿やネットカフェでオートバイを見て声を
かけてくる欧米人もいる。

２００７年１２月１１日火曜　くもり
ここんとこ、くもったり晴れたり、風が出たり落ち
着かない天気が続いている。おわり。

１２月８，９日 再び１月からＮＨＫ「地球ラジオ」に出演

ケープタウンの街とテーブルマウンテン
テーブルマウンテン全体を撮る時はもっと
離れたところから、天気のいい日を選んで
撮りたいもんで、いまんとこはこのぐらい
で、、。喜望峰ももう少し立ってから行く
予定。

２００７年１２月８日土曜　はれ
ＮＨＫ地球ラジオ「旅でござんす」への復活出演、依
頼のメールが入っていた。うーん、アフリカはもう
終わりに近い、あと、レソトとマダガスカルだけだ。
もう少し早ければよかったのになー。

地球ラジオは毎週土曜、日曜、午後５時から７時ま
で世界同時放送。「旅でござんす」は４，５人の旅び
とが旅先から報告するコーナー。日曜６時半ごろか
ら放送している。２００３年４月パキスタン～オース
トラリア～帰国するまで１年半ぐらい出演させてもら
ったことがある。

今回は来年１月６日からの放送になるらしい。とりあ
えずアフリカを走り終えた後東南アジアにオートバイ
を送る、それでよかったら出演「お願いします」と返
事した。

毎週、日曜日６時半ごろからです。車で走っているとき
などよかったら聴いてください。正式に決まったらまた
連絡します。

２００７年１２月９日日曜　はれ
今のホテル１１０Ｒ＝１９００円から７５Ｒ＝１３００
円のバックパーカー「キャッツ＆ムース」に移る。オー
トバイで２，３分である。９時過ぎについたが荷物は午
後１時過ぎ部屋に入れることになった。午前中は掃除の
時間らしい。

きょうスカイプでの通話を約束していたが、１０時ま
でにネットカフェに行けなかった。通話してくれた
人には悪いことをしたなー。ま、あしたも同じ時間
でスカイプの約束はしてあるから、待つことにしよ
う。