松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島・中東・東欧・ドイツ在住。日本人宅 9月26~28日 

2014年09月30日 | 赤道直下と陸路国境148か所
横山久子さんは去年3月末特別番組「NHK地球ラジオ」に生出演のためドイツから日本に来られていた。
他出演者の人たちといっしょにわたしも出演させてもらった。その時以来お付き合いさせてもらっている・
今回はそのドイツにお住まいのベルナーさん横山さん夫婦宅にお邪魔した。




















9月28日日曜   くもり   くもり    はれ
あさ10時横山さん夫婦の知っているビールの醸造所に向かう・・かなり有名になって来ているらしい・・。
日曜でもあるが・・さすが朝から・・お客さんが入っている。





オリジナルビール・・特徴のあるビール・・など4,5種類コップで呑ませてもらった・・もちろん有料・
・一杯ワンユーロ・・。白いソーセージつまみに・・いい味だな・・。

午後15時から横山さん宅に友だちを呼んでもらっている。これまでの「オートバイの旅」を話してほしい
と・・頼まれている。

横山さんの仲間が集まった・・日本人家族など6人・・15時半から約2時間ぐらい・・質問など受けながら
・・これまでの旅の自慢の話をさせてもらった。愉快な仲間たちで楽しく過ごせた。

ご主人のベルーナさん横山さんお世話になりました。あしたスイス・なつかしいグリンデル、ワルドまで走る
予定。

9月27日土曜       はれ       はれ
朝方は寝ていて寒さを感じる・・ゆうべ寝る時シュラフ(寝袋)を出して敷いていたのでよかった。肌寒い・・
ここは気持ちの落ち着く環境、朝の散歩道・・・・馬・牛、の放牧・・静かな丘陵地帯が拡がる・・。

歩いて・・気持ちがいい。宿に戻るとドイツ、ライダー4人がいた・・いま9時、これからスイス200キロ
走って戻ってくるのは4時だと話す。


ホテルに戻ると・・食事中の夫婦が・・オートバイの写真を撮りたい・・。わたしが戻ってくるまで待ってい
てくれたのだろうか・・仲間といっしょに来たグループのひとだ。

こんなうれしいことはないオートバイカバーをはずしてオートバイにまたがってもらい夫婦の写真を撮った。
きのうからわたしのオートバイに興味があるらしく・・いろんなことを話しかけてくる。

うれしく(天狗)になるのを抑えて・・応えるようにしている。午後横山さん宅に行くとご主人はリンゴの収
穫に畑に行っている・・ジュースにするらしい。

少しだけ手伝った・・そう言えば朝の散歩でリンゴをもぎっている家族総出でやっていた。きょうはこの地区
の秋の収穫祭が今日行われるらしいと横山さんから聴いている。

その収穫祭に横山さんに連れられて行った。地元のさまざまなサークルの人たちがテント村を設営していた。
普段は人出が少なく商店街・・きょうはにぎやかだと横山さんは知り合いとあっちこっち話しがはずむ。

テント村屋台のブタの骨付き煮込み・・見ただけで喰いたくなった。テーブルは満員・・しばらく待って・・
空いた席でビールとボリュームある骨付き豚の煮込みといっしょにいただいた・・うまかった。





ソマリア(エチオピアのとなりの国)難民・女性を受け入れて暮らしている家族もソマリア女性と来ていた・・
さびしいだろうけれどソマリアよりは自分の希望がかなえられるかもしれないと・・思う。

家族で来ていた彼女・・家族のこどもが食べているポテトチップス・・5回に一回ぐらい・・それも・一個だけ
手を出していた、奥ゆかしい彼女の態度に・・みていて泣きそうになった。

しばらくはこれからも見知らぬ人から・・いやがらせを受けるかもしれない・・しかし彼女ならきっと自分の生
き方を見つけて・・広い世界の中でも暮らしていけると思う。


その家族に50ユーロ6000円をソマリアの人のために使ってと・・渡そうとしたが・・「金額が大きすぎる」
・・とのこと・・20ユーロを渡した。少しでも役に立てればいい・・。難民を受け入れてくれている家族に感
謝するしかない。

ホテルに16時頃戻って・・あしたのビールをマーケットに買いに行く。

9月26日金曜        くもり         くもり
暗いうちにミュンヘン・・オクト-バ会場から40キロ離れているペンション(1万円)を出発。スイス、フ
ランスにも近いと話す350キロ・・横山さん宅をめざす。

きょうは丸首シャツを着こんで寒さを防ごう・・・6枚の重ね着・・。標高650m・・寒いわけだ・・ス
イスに入ったようだ・・と思っていたら・・左に入るのを見逃した・・。

5キロ走ってUターン元のハイウェイに戻る。瞬時に次のルートのアナウンス・・ナビはたいしたものだと
つくづく思う。

ハイウェイから降りた・・横山さん宅に向かう・・だんだん・・山の中に入っていく、岩をくりぬいたトン
ネル・・4,5カ所ぬける・・こんな山奥に住んでるのかな・・村が出てきた。

タクシーが停まった。「ソーリ」「このアドレス・・」に向かっているが「このままで大丈夫か」・・違う
・・20キロバックして・・と教えてもらう・・いま12時。

また細い道を戻るのか・・平地に戻って・・ガススタンドに入った。オートバイを見に若い人が「ナイス・
オートバイ」と話しかけてきた。

「ソーリ」「マイ、フレンド」の電話してもらえないか・・電話番号を見せた。OKすぐに横山さんに通じ
た。ここのガススタンドまで来てもらうようだ。ありがとう。

10分ほどで「マツオサン」と・・横山さんのご主人があいさつ・・迎えに来てくれたのだ・・15分ぐら
いで自宅についた14時ジャスト。

ドイツだけれども・・まわりの景色は・・スイス・・そのものだ・・フランスにも近いらしい。予約しても
らっていた近くのホテルへ荷物を下ろす。

丘陵地帯・・環境は申し分なし、素晴らしい住居いいところに住んでおられるのだなーうらやましい。リン
ゴ園でサオ竹でリンゴを落としている地元の親子・・大声で「おーいわたしにもわけてくれ―い」日本語が
通じた・・

両手にリンゴをかかえて道端まで下りてきて・・渡してくれた。ありがとうございます・・。

やさしい息子さんは40歳ぐらい親子さん・・おやじさんはリンゴ畑から手を振っている。こっちからも手
を振ってありがとうございました。

リンゴかじってみると買って食っている今までのリンゴとはチト味が違う・・うまい。あした12時に「横
山さんの家」に行くことッを確認してマーケットに買い物に行って・・

ホテルまで送ってもらう・・ではあした又お世話になります。太陽はまだ高い・・いま17時。


第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島・中東・東欧・オクトーバー祭り 9月23~25日 

2014年09月27日 | 赤道直下と陸路国境148か所
名物・ビール祭り「オクトーバ―フェスティバル」いつかは「ここで」呑んでみたかった・・ドイツ・ミュンヘン












あこがれの・・オクトーバフェスティバル
9月25日木曜    朝小雨   くもり   くもり
早めに着いてビールのお祭り・・「オクト-バ―・フェスティバル」に向かおうと、朝7時にB&Bのホテル
を出発・・ミュンヘンまで200キロ足らず・・ミュンヘンのペンションに10時前についた・・

ナビにしたがって止まったところにペンションはあった。チェックインは15時から・・そのまま・・ビール
祭りの会場にバス、電車を乗り継いで待ちに待ったビールの祭典・・「オクトーバ―・フェスタ―」会場に
12時過ぎに着いた。

地元の女性も男もオクト-バ―衣装・・男は半ズボン・・スパッツ・あるいはブルーか赤のチェックのシャツ
を着て参加している・女性は長いスカート・・・見るからに楽しい雰囲気。






大きな建物のなかにビール会場が設定・・この大きな建物がいくつのも並んでいてどの会場もにぎやか・・。
テーブルにひとり、ぽつんと座って・・なんだかひとりで来るところじゃないな・・。

なんて考えていると若者4人が・・「この席空いてますか」「空いています」どうぞどうぞ・・17才・18才
の青年たち。呑みながら話しは続く・・。












またパンク・・
9月24日水曜          はれ       はれ
8時前に出発しよう・・・タイヤの空気が減っている・・、出発の準備をしているtころにパトーカ―が停まった。
「ソーリ・空気が減っている・オートバイメカニックを」・・メモしてもらった。

レセプションでオートバイ屋を調べてもらう・・歩いて・・すぐのところにある・・そこに行くが「ここはマイカー
・「オンリー」でオートバイ修理はダメ・。

タクシーを呼んでもらってパトーカーが書いてくれたアドレスのオートバイ屋に向かう。9時前にオートバイ屋に
ついた。

きょうは無理・・タイヤをミュンヘンから取り寄せる・・早くてきょう夕方になると・(最初はあしたになる・・
といってた)しかたがない・・ここはじーっと我慢の時だ・・


近くのホテルを探そう・・100メートルすぐとなりのホテルは・・部屋が満杯。そのホテルで教えてもらった
「mo」ホテル・・500メートル・・245ユーローは高すぎる・・交換するタイヤと同じ・・値段。

その高級ホテルで教えてもらったホテルB&Bにタクシーで向かう。B&Bはいままで普通の家をゲストハウスに
改造しているものと思ってきた・・今回は違った・・ホテルではないかと思える大きなビルがB&Bだった。

ホテル54ユーロ・・仕方がない。ミュンヘンユース・・40ユーロはキャンセルした・・。B&Bのチェック
インは14時・・それまでレストラン・の一角でネットを使わせてもらう・・。

持ってきた、ビール・・ビニール袋でつい立を作り、つまみはかくれるようにして喰いながらネットを打つ。フ
ロント・マスターはハンガリー出身・・

彼の両親は離婚・ふたりの妹達は・・ハンガリーの父親に・・自分は母親といっしょにドイツにいる・・と明るい
彼は自分の家族のことを笑いながら話してくれた。

15時になった・・タイヤが到着しているかどうか・・歩いてオートバイ屋に行ってみる。パンクした・・釘が刺
さった個所に詰め込んだ「特殊ゴム」から少しづつ空気が漏れていたのではないだろうかと推測している。

オートバイは台車の上に載せてある・・「タイヤ到着した」「タイヤ交換終わった」とメカニック。5時か6時頃
と話していたが3時過ぎに出来上がっていた・・おーよかった、早く交換できて。タイヤ代250ユーロ・約3万円。
まぁ心配しながら走るよりも思い切って交換した方が気が楽だ。



9月23日火曜       はれ        はれ
なんだか走るのが・・おっくうになってきた・・3泊したベルギー・ケント、ユースホステルを7時30分に出発。
きょうはミュンヘンまで850キロはつらいのでの500キロのシュツットガルトまで走ろう・・。

天気が久しぶりに晴れてくれた・・走り始めてなんだかハンドルがぶれて・・おかしい・・タイヤの関係だろうか。
200キロ走ってガス・スタンドで給油・・タイヤの空気を入れる・・大丈夫だと給油係員。

給油するたびにタイヤにも空気を入れる。道路はいいので120キロイーブンで走る。シュツットガルトの街につ
いた。すんなりとユースホステルについた。

市内を展望できるところにあるユースホステル。ガケっ淵にあるので入口はなんとエレベーター・・・最新式のユ
ースホステル。ユースの中に入って見ると・・わかりにくい・・これまでのユースホステルとは・・まったく違う
部屋の造り・・。

なにせ同じエレベーター、止まらせて「反対側」に出て部屋」に行く・・とまどいながら・・ふーん・・なるほど
なー。迷いながら・・なんとか部屋についた。

朝から水だけ・・ガツガツと4階のキッチン部屋で持ってきた食料・・ビールを流し込む・・部屋は4人部屋。





第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島・中東・東欧・ベルギーゲント 9月18~22日 

2014年09月23日 | 赤道直下と陸路国境148か所
また・やらかしてしまった、ガソリンじゃなく・・ディーゼル用の軽油を入れてエンジンストップ・・







9月22日月曜    くもり     くもり
肌寒い一日だー。あしたミュンヘン800キロに向かって走ろう・・途中のシュツットガルトで泊りになる。


9月21日日曜    朝雨    午後くもり
午前中・・ブログ・・更新・・午後ケント市内街めぐり









9月20日土曜   くもり  霧   くもり   霧  くもり   ベルギーはれ
7時過ぎにハイウェイのサービスステーションにある「デイ・ホテル Day Inn」を出発・・くもり、霧、
くもり、霧、の繰り返し・・ガススタンドの案内看板が出るたびにマイルをキロに換算して・・確かめる。

距離は自分の計算とあってきた、よしよし・・。ガソリン代は15リッターで一回に2400円・・3回
入れると7500円日本とあまり値段は変わらない。ホテル代・食事代を入れると1日2万円になってし
まう。

ヨーロッパはユーロになってから高くなったなー・・・ユーロが出来た2000年頃には・・こんなにび
くびくするような物価ではなかったんだがなー。

もしかしたら途中で旅を切り上げることになりそうな気がしてきた。ドーバー海峡・・トンネルに近づい
て道を間違えた・・きょうはこれで2回目だ。

「ナビ」はたいしたもんで・・すぐに探索して・・進む道を・・示してくれる・・もうナビなしでは走れ
ない。

それを考えるとナビなしで今まで10年以上世界地図帳だけでよく走ってきたものだと・・自分ながら感
心する。ただ「ナビ」が使えなくなった時どうするか・・これまでの経験でどうにか走れるのでそんなに
は心配はないが、ナビだけで走ってきた最近の人はどうするのだろうかと心配しながら・・

ドーバー海峡のットンネルについた。ガススタンドで給油した時たまたま、ライダーにトンネルのことを
聞いた。

「30マイル・50キロ」走ると「ユーロ・トンネル」の案内板が出てくると教えてもらったので・・ナ
ビを無視して進んで行ったらドーバー・トンネルチケット売り場についた。

ナビは「到着」したときの地図だったので少し違った場所についていたかも知れない。トンネル列車チケ
ット70ポンド・・約11000円ぐらいだろうか。これでイングランドを離れられる気持ちで楽になる。

アイルランドからイングランドに渡って・・晴れた日はなかった・・ガス・スタンドを探して給油・・マ
イルなのでキロに直して・・前が見えない真っ白い深い霧の中を走る・・ガス欠になるのではないか・・
不安の中・・わたしは恐くてしかたがない。

スコットランド独立「賛成」「反対」の投票はどうなったのだろうか・・。フェイスブックに載っている
日本の新聞で「独立反対」が成立したと伝えているのを見て・・初めて知る。

ドーバートンネルでフランス側に到着・・14時・・きょうは近場のベルギーのブリュッセルまで走って
泊ろうと走ってきたが・・ブリュッセルは街中がこまごましていて・・走りにくい・・

よし・・手前のケントにとまろう。ケント市内に入ってホテルを聞きながら走る。タクシーに「ユースホス
テル」を聞く・・「OK」案内してもらう・・ついたユースホステルは土曜なので「満杯」でだめ・・景色
のいい川のそばにあるユースだ。

この町は相変わらず観光客が多くみられる。次のユースを探してもらった・・そうだ・・この場所は来たこ
とがある。前回2000年10月、4,5日泊ったことのあるユースホステルについた。

このユースは満杯ではなくて泊られてよかった・29ユーロ3500円。駐車場はホテルの前に止められる。
荷物を解いて・・なんだか気持が落ちつて来た。ネットも使えるので安心だ。











9月19日金曜      くもり         くもり
エジンバラ・ラナークユースホステル・・ここだったらゆっくり過ごせる遺跡の中の宿・・しかしネットが
使えないのでは仕方がない。

それにもう霧のイングランドはもうこりごり・・ガソリンの給油にこんなに気を使うとは・・それに深い霧
・・恐くてしかたがない。走っていても楽しさがない・・イングランドから・・もうはなれよう・・。

9時半電気店で三本の「つめ付き」ソケットを買って・・ドーバー海峡・・トンネルまで約750キロに向う。
ドーバーまで250キロ残してハイウェイの宿に入る・・45ポンド8000円ぐらいかな。


きょうは「スコットランド」の独立「賛成」「反対」の投票日・・どうなるのだろうか・・テレビでは・・両
方の人たちの集会を伝えている・・









またやらかしてしまった・・ガソリンじゃなくて・・ディゼル用を給油してしまった。
9月18日木曜     深い霧・・はれたり曇ったり   深い霧
スコットランドの北の果てまで来たので・・あと一泊してゆっくりしてもいいなー・・と考えていたがネット
は11時から出ないと使えないんじゃ・・いてもしょうがない。

朝一番パソコンで安宿を検索、エデンバラrとグラスゴウの真ん中あたり・ラナークLanarkとゆう町にあるユ
ースホステルを予約。霧の中エデンバラ方面に走りだす・・走るにしたがって前が見えないほどの深い霧にな
ってきた。

スロースローで走るがまったくまわりが見えず・・氷河の中を走っているかのような・・錯覚になる。景色も
見えないスコットランドはもう・・こりごりとゆう気持ちになる、なにせ怖くなる深い霧だ。

一番の急カーブにさしかかった、ロングトラックが曲がりに入ったところ・・大きく入らないと曲がりきれな
いことはわたしもわかっていた・・なるだけ端の方によけたところに砂利があり・・・ガ―ドレールぶつかっ
てしまった。

薬指を挟んだと同時にクラッチもおかしくなったようだ。幸い転倒はまぬがれた・・エンジンをかけてもうん
ともすんともしない。押しがけの要領で下りを利用してギヤ―を入れたらエンジンがかかったのでホッとした。

こんな山の中でエンジンんがかからなかったら・・ぞーっとする。きのうひどい目にあったので早めにガス、
スタンドに入る給油して・・やっぱりエンジンがかからない・・給油に来た人にエンジン「NO」と話す。

このスタンドの裏にマイカー修理の「メカニック」がいると・・裏に回って「ソーリ」「・・エンジンがかか
らない」。メカニックの人がクラックの電子部品を撮り替えてくれたらエンジンが直った。
また、やらかしてしまった・・ガソリンじゃなくて・・ヂィーゼル用の軽油を満タンに・・





ぶつかったときに電子部品がこわれたのだろうか・・。それにしても幸いに給油に寄ったスタンドにたまたま
メカニックのいるガススタンドでよかった。イングランドは給油するのがわたしには大変な思いをしている。

ハイウェイの通りにガススタンドはないのだ・・。一旦幹線から離れたところに行かないと給油できない。
20キロ近く幹線から離れて給油に向かった・・ほんとうにあるのかかいな・・民家の人いない場所を走る・・

小さいガススタンドおばさんが留守番していた。本線に戻る・・車が走り去るのを待つ・・止まろうとした瞬
間・・バランスを崩してこけてしまった。

トラックの運転手、観光バスのお客さん達が降りてきて起こしてもらった。ありがとうございました。倒れた
せいかオートバイのグリップを絞ると「ふけ」がちょっとおかしい・・しばらく走っていると元に戻った。

エデンバラ・ラナークにあと1時過ぐらいでつく・・給油するのに一旦ハイウェイから降りてガススタンドを
探す。「ガソリンスタンド」は・・何回も聞きながら・・ここでも20キロ近く走り給油した。

ハイウェイに入って・・本線に入ろうとした・・「場所」でエンジンが止まってしまった。おかしいなー・・
白い煙がマフラーから出ている。








何回セルをまわしてもかからない・・。いま2時半。本線に入る車を止めて
年配の男の人に「ソーリ・SOS」「電話してくださいませんか」・・救援車が来てくれたのが3時半・・整
備をする救援隊ではなくて・・オートバイにぶつからないように通行処置をするだけ・・。

オートバイ救援車は別に手配してもらって4時半に来てもらった。救援車にオートバイを積み込んで・・頼ん
でいた一番近くのオートバイ屋に運んでくれた。

オートバイ屋で・・エンジンがかからないのです。プラグをはずして・・エンジンをかけるがかからない。
「ジィーゼル用」「給油」したのだった。タンクから「軽油」すべて抜きとり・・入れ替えてもらった。

しばらく白い煙が出ていたが・・テストで乗ってもらい・・無事に直った。救援車は代金はいらなかった。
搬送代はもしかすると5万円ぐらいかかるかもと考えていたが・・搬送代60ポンド・・1万円ですんでホッ
とする。

オートバイ修理60ポンド1万円・・。そう言えば前回来た時(2000年10月)もディーゼルの軽油を入
れたのもスコットランドだったなー。給油してお金を払いに行ったら・・「ダメ」と言われた。「・・・」な
んのことだか分らなかったが・・「軽油を」満タンにいれたのだ。

その時はガス欠になった時、日本から持った来ていた灯油のポンプを使って抜き出してガソリンを入れ替えた
苦い思いがある。

エジンバラ・ラナークの宿には暗くなる前に宿につきたい、ここでもまわりが見えない深い霧の中・・町につ
いて、タクシーに頼んで予約しているラナークの宿に8時過ぎにについた。自分のミスも手伝って気が休まる
暇がないイングランドだ。

第7次70才・オートバイひとり旅・アラビア半島・中東・東欧・スコットランド北の果て 9月11~17日

2014年09月18日 | 赤道直下と陸路国境148か所
 スコットランド・サーソーとゆう北の果てに着いた。









2014年9月17日水曜   くもり      はれたりくもったり・・霧
暗いうちに出発準備・・7時に港のホテルを出発・・きょうは・スコットランド北の果て・サーソーまで
約500キロ・・グラスゴウの街を通過するまでラッシュに入ったのでノロノロ運転。

街を過ぎるといつもの120キロで走れるようになった。ハイウェイが終わった片側一車線・・時々2車
線。いよいよスコットランド北部に入った・・前回走ったアラプールUllapoolの分岐点に来た。






今回はここから海岸沿いに北上。スコットランドは独立に賛成「Yes」・・独立しない「NO」の選挙が
19日行われる・・走っている軒先や、農地に「YES」「NO」の建て看板をたてている。

ガソリンスタンドの女性はハートの形に「YES」の文字のバッジをつけて店の商品をならべていた。イギ
リスは「NO」なの・・「そうだ」と笑って応えた。他の店員の人はなにもつけてなかった。

グラスゴウから北の果てまで「YES」「NO」看板のだけを見ていても同じぐらいの看板数だった。
ステッカーや立て看板はスコットランド北の果てまで続いていた。

それにしてのガススタンドが出てこない・・一回目も・・ハイウェイから降りてかろうじて給油した。
不安で仕方ない・・まだ看板も出てこない。

地元の人に・・二度も聞いた三度目・・走っている車を止めてスタンドを確認した。霧が出てきて周りが
見えないほどの深い霧・・家もポツンポツン・・ほとんど野原・・こんなところでガス欠にもなったら・
・心細くなって不安がつのる。

スタンドまでもつかな・・。街に入ったようだ・・あった、あったガススタンドだ。サーソーまで20
マイルとスタンドのおばさんが話す・・約30キロ。サーソの街に着くころ霧も上がった。

北の果てまで走ってみた・・行き止まりは港。途中こんな霧が深いところは・・・怖くてしかたがなか
った・・引き返そうかとも考えて走って来たので・・目的を果たせて気持ちがすっきりした。

地元の人に頼んで写真をとって・・港のそばにあるホテルに泊ることにした。65ポンドを55ポンド
にまけてもらった。それにしてもたけなー





9月16日火曜      くもり       くもり
首都ダブリンを7時30分出発・・北アイルランドのラーンlarne港まで約200キロ・・それからスコ
ットランド・トル―ンTroon港へ。

雨の予想だったがまだ降り出していない。ダブリンの街を出るまでラッシュ入っているので時間がかかる。
ラーン港の出発は16時15分・・急ぐ必要はない。







思っていたより細い道になって時間をとられる。ラーン港についた・・12時半。しかしチケット売り場
の場所がわからない・・港のスタッフに聞いても・・「アソコ」・・アソコに向かって走るがまったくわ
からない。

到着してから1時間あっちこっち走っていた。舞い戻って係官の車でチケット売り場まで誘導してもらった
・・3分だった。

16時15分出発・・3時からチケットの販売・・40ポンド?6800円ぐらいかな。フェリーに乗り込
んで昼寝・・。かなりのスピードでフェリーは走っている。

18時30分予定どうりにスコットランド・トル―ンTroon港についた。グラスゴウまで走るつもりでいた
が遅くなりそうなので港を出たところのホテルに泊る。55ポンド・・9400円ぐらいかな。ホテル代が
イングランドは高いな・・。






オートバイの「足」スタンド新品到着
9月15日月曜     くもり      くもり
きょうは新しいオートバイの足「スタンド」が到着する予定だ・・けれど現物を見るまで安心できない・・。
寝ている3人に迷惑かけないようにトイレに行って・・水の音・・これれは結構気を使うんだ・・

洗面したあと朝の散歩をいつものように終わらせる。オートバイ屋に散歩の帰りに寄った・・・14時頃に
スタンドがつく・・だろうとのこと。14時に行った・・16時頃か17時にきてくれ・・・。

きょうもダメなのかもしれないな・・また不安がつのる。17時前に行ってみると修理のメカニックが旧い
スタンドをとりに来ていて・・「バネ」がないのかどうかを探しに来ていた・・

すでに新しいスタンドは到着して装着もすんでいた。18時過ぎにすべて終了・・見た目もいいし丈夫そう
な・・寒さを防ぐハンドルカバーも買った。

パンク修理、スタンド代、ハンドルカバーいれて全部で54000円。うーん仕方ないか。これであしたか
らスコットランドに向かって走れる・・アイルランドにアッとゆうまに15日間・・お世話になった。

雨が降らなればいいけどなー・・。







9月14日日曜       はれ       はれ
朝9℃・・昼間15℃と出ている・・ホテルの掲示板。インターナショナルユースホステルから13時に
ゲストハウスにタクシーで戻る。

・・あれーっつ歯みがき道具がない・・忘れてきたのだろうか・・急ぐ必要もないが・・・タクシーを止め
てインターナショナルユースへ・・

タクシー運転手さんはパキスタン・ラホール出身だと。4か月もお世話になったパキスタンの国・・・印象
に残る国だ。


9月13日土曜    朝くもり    はれ
いま泊っているゲストハウス土曜日は満杯で泊れない・・先週と同じ別の場所のホテルを探した。最近はす
べて「booking。com」で安宿を見つけて泊ることが多い。

ただ走っている時はいつ到着できるのかわからないので予約は500キロ以内と近場のときに限られる。き
ょうは歩いて確認できるユースホステルに泊る。ユースホステルは久しぶりに泊る。


これまではユースホステルより安いホテルだったの泊る必要がなかった。走り始めた2000年のころはユ
ースホステルめぐりと言われても仕方ないほど、ユースホステルの本の地図を頼りに探しまわっていた。

2時間、3時間見つけるのにかかったこともあった。見つけるのが趣味になったこともある。だからすぐに見
つかるとおもしろくなかった。けれども「ユースのマーク」を見つけるとうれしくなったことを思い出す。

2000年当時フランスでも2000円ぐらいだったビール、食事代入れて3500円ぐらいですんでいた
と思う。つい最近のことのように自分は感じているが・・もう14年もたってしまった・・

イヤー早いな・・おそろしくなる。キッチン道具、洗面用具だけ持ってタクシーでユースホステルについた、
1200円。エレベータがないので4階まで上がる大変だ、ただ大きい荷物は持ってこなかったのでまだいい。






9月12日金曜      はれ     はれ
朝の散歩を終え・・8時半・・オープンしているオートバイ屋に寄ってみる。きょうの午後3時頃にはスタ
ンドが送ってくるだろうとオーナの話。

午後オートバイのブーツのチャックを直しに靴修理屋に持って行き・・ふたたびオートバイ屋に。きょうは
「ダメだ」とオーナー。うーんやっぱしな・・予想どうり進まないことは・よくある話だ。

次はマンディ・月曜になるとの話。ほんとうに「月曜大丈夫」・・「大丈夫」「大丈夫」と。信用するしか
ない。オートバイの後ろのタイヤやっぱりパンクしていたようだ・・タイヤは外さないで・・

チュウブレスなので釘が刺さった場所に直接外から注入して修理終わったと・・メカニックの人・・これで
大丈夫と話す。

ユースについたあと・・待ってもらって・・洗面道具を泊った部屋から見つけて戻った。あしたのオート
バイのスタンド・・よ。到着してくれ―い・・真夜中に一人入ってきた・・ので4人部屋きょうは満杯だ。


9月11日木曜      はれ     はれ
アイルランドに入ってから・・いい天気が続いている。午後になると日差しが強い・・あした新しいスタン
ドがつく日だ。






第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島・中東・東欧・西欧・アイルランド 9月5~10日

2014年09月10日 | 赤道直下と陸路国境148か所
バッキン」またオートバイのスタンドが折れてしまった。





9月10日水曜     はれ      はれ
きのう教えてもらった・・歩いて3分のオートバイ屋に折れたスタンドを持って行く。開店したばかり
・・オートバイを外に出している最中。

頼りになりそうなメカニックの青年、オートバイのところまで来てもらってお店まで戻ってもらった。
「溶接はダメ」土台からスタンドまで「すべて新しい」のに交換してほしい。

すべて新しいものと交換してほしいと二回も三回も繰り返して頼んだ。新しいものが手に入るまでどの
くらいかかるか・・きょうの夕方また来てほしい。

わかりました。で、うしろのタイヤ・・空気が減っている・・またパンクなのか・・あとでチェックし
てみると・・。ではよろしくお願いします。









9月9日火曜       はれ       はれ
きのう戻ってきたとき・・街中に旧い水路のそばを走ってきた・・どの道をはしってきたのか・・確
かめに歩いてみた・・その道を確かめる事が出来た。

街の中にコンクリートではなくて土手のある水路・・気持ちが落ち着く水路だ。夕方イングランドに
渡るフェリー乗り場を確かめに向かった。来てよかった・・当日だったら・・わからなくて迷う・・
場所だ。

構内ポリスに案内してもらってようやくチケット売り場がわかった。路上駐車のオートバイにカバー
をかけにむかった。

カバーを取りだそうとしたとき「パキーン」・・またもやスタンドが折れてしまった。通りかかりの
二人に起こしてもらい街灯の柱にとりあえず止めた。

あぁーこれで出発がわからなくなった・・地元の人が安いオートバイ屋・溶接屋があると・・いっし
ょに歩いて教えてもらった。さて、さて・あしたどうなるのか・・。







9月8日月曜      はれ        はれ
ふた晩お世話になったB&Bの宿・・7時半夫婦に見送られてダブリン・ゲストハウスに戻る・・
100キロ走ってようやくハイウェイに乗る・・。ゲストハウスに12時に着く。

受付は14時・・それまでキッチンで食事。相変わらずに、おだやかさのある・・ぎやかな宿。今回
部屋は二階になっている。

今のところ4人部屋・わたし一人だけ。静かな場所・・これから走るルートについて検討。寒いのは
苦手・・これから出来たら暖かい北アフリカに向かってみよう・・。

その前にオクトーバーフェステバル・・ドイツのビール祭り・ミュンヘンに寄って・それから先は成
り行き次第で行こう。












9月7日日曜       朝くもり    昼からはれ
朝の散歩・・朝食は夫婦連れふた組といっしょ。アイルランド・出身・・。話の途中・・いつものよ
うに・・結婚式のメロディ「チャン・チャン・チャチャン・・」

1年目、2年目、3年目までは隠している短い角・・10年目・・頭に人さし指を突き出して「ウーウ
」牛が怒る・みなさんのワイフも同じですか・・奥さんたちも大笑い・・

奥さんに気がねして、笑いをこらえきれず「手で口」を押さえて「そうだ、そうだ」とゆう顔のご主人
どこの奥さんも10年すれば「怖い存在」なんだなー。

このしぐさは世界中どこでやっても・・みんな笑う・・どこの国も同じなんだなー。これでリラックス
・・話は弾むすようになった。宿の夫婦は午後から出かけた・・夕方6時頃までには戻ってくるとか・。

その間、洗車させてもらい緑の芝生にオートバイ・青い海をバックに写真を撮る。もうゆうことなしの
ロケーション・・これまで旅先で泊った宿ではわたしにとってはN O1だ。





9月6日土曜      はれ    はれ
アイルランドの果て、クリフデンClifdenは南になるのだろうか・・首都ダブリンを挟んでロンドンの反
対方向に向かう。ゆうべ雨だったので心配したがいい天気になってくれた。

冬の支度で走っているが寒い・・。ハイウェイの料金所に入る手前で人間がいるゲートを確認してゲート
に入った。トンネル列車に乗るとき立ち往生したので慎重に見極めて料金を払う。

一回目1ユーロ 120円、二回目3ユーロ360円 カードも使えた。ハイウェイを過ぎると片側一車線
の狭い道路になる・・それでもスピード標識は100キロ。

わたしは80キロが精いっぱい・・。池と湖の違いはわからないが次から次とフィンランドに出てくる地
糖・・湖。アイルランドの田舎の家並みをぬって走る。

南の果て・・クリフデンに到着。細い道が続く・・バリナBallinaを通過きょうの泊りキララkillala・・
さらに細い道細い道・・きょう中につかないかも・・。

ナビが迷っているように見える・・地図で見ると25キロぐらい・・もう2時間走っているがとどりつ
かない。地元の車が出てきた・・「アドレス」を見せて「ソーリ」そこまで「引っ張って」と頼んだ。

親子の車・・最初は説明してくれていたが再び「引っ張って」と頼み「OK」と・・走る走る・・これでは
わからないはずだ・・10キロ以上走って目的のホテルまで案内してくれた。あー助かった・・ありがと
うございました。

写真で見たとおり海を見下ろす見晴らしは抜群・・素晴らしい場所だ。苦労してきたかいがあった。一泊
5200円。夫婦でやっているB&Bの宿ベッドと朝食のみ・・。

途中でビール、食料を買い込んで来たのでよかった。この宿からマーケットまでは15キロ近く走らなけ
ればならない。泊り客は夫婦連れふた組だけのようだ。

さっそく周りのロケーションを写真におさめる・・イヤー実にいい眺め、気持ちがいい。





9月5日金曜      はれ     はれ
ド・ドーン・・大通りに止めているオートバイを前に通りかかったリビアの人と話していたら・・爆弾か
と思うぐらいの・・「音」・・彼は指さした・・オートバイが転んでいる・・ライダーは動かない・・。

見たくないものだ。涙を流している運転していた女性の車の左に傷がある・・。原因は車線変更なのか・・
オートバイの人の運転ミスなのか・・。スピード出しているオートバイはあっとゆうまに事故にあう。

救急車が来た・・ライダーは座っている・・大丈夫のようだ・・救急車に載せられている・・。あしたは
アイルランド・南の方・・いや西になるのかな・・出かけてみよう。






第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島・中東・東欧・西欧アイルランド 9月1日~4日

2014年09月06日 | 赤道直下と陸路国境148か所
さっそうと自転車で走る・・アイルランド・ダブリンの街・・自転車の走るゾーンも造ってある・・

50才を越えていると思われる女性は・・横に左手をあげて・・スピードを落とさずに・・さっそうと・・
曲がっていく、思わず「格好いい」・・。小さいころから乗っていないとできないコーナーリング

泊まっているアイルランドのここのゲストハウスはすごい・・国際色豊か・・誰でも気兼ねなくあ
いさつをしてくれるし・・気分がいい。

イタリー、中国、アルゼンチン、ルクセンブルグ、フランス、韓国、アイルランド、スウェーデン、
ジャマニー(ドイツ)、フィンランド、ポーランド、スペイン、台湾・・南米のチリー、アルゼンチ
ン、パラグアイの女性も・・もっといたかも。

これだけ一同に・・さまざまな国の旅人がそろっているゲストハウスはわたしは初めてだ。泊ってい
る中で多いのはフランス、ドイツ、イタリアかな・・なぜかイングランド、アメリカ人がいない。

これだけさまざまな国から集まっているゲストハウスは・・今までの中では一番多いと思う。久しぶ
りに活気のある楽しい雰囲気で過ごすことができそうだ。

2005年オーストラリアを4カ月走ってきた・・・心豊かな純真さを感じた・・どこからと聞くと
「アイルランド」「アイルランド」とかえってくるのがほとんどだった。

どんな国だろうかと・・ここにつくまで、づーっと思っていた。三日目だから・・まだわからないが
アイルランドの自然豊かな風土が人を造り・・リラックスさせて・旅人を引きつけているのかもしれ
ないとおもう。
















2014年9月4日木曜        はれ        はれ
朝から久しぶりに青空のいい天気になっている。きょうの朝は南の方に散歩。昼を過ぎて・・洗たくして
いるとオートバイの駐車について移動するようにと・・レセプションの人。

大通りのパーキングの一角に移した。ここで大丈夫なのだろうか・。アゼルバイジャンで・・大風のため
飛ばしてしまっていたので、ついでにオートバイのカバーをきのう店員さんに聞いて目安をつけていたの
で買いに行く。一番大きなカバー5000円を買った。






2014年9月3日水曜      くもり          はれ
きのうカメラを忘れた朝の散歩・・きのうと同じコース。昼過ぎにオートバイ屋で日本でかぶっていた
ヘルメット・・中身がボロボロになっていたので交換してもらった・・

他のヘルメットから中身を抜き出して・・交換がOKだった。30ユーロ3900円。これでオマーン
でいただいたヘルメットはバックの中で休んでもらうことにした。

毎晩7時半からゲストハウスのサービス・・初日はアイスクリーム、二日目ワイン。三日目はライスにあ
んかけみたいな炒め物・・うまかった。

夜中・・朝方までパブの店からの声だろうか・・大賑わい・・笑い声・・が聞こえてくる。








2014年9月2日火曜       くもり        くもり
朝の散歩2時間・・午後からブログの更新に取り掛かる。9日までゲストハウスの泊りの延長をしようと
フロントにいくと6日だけははすべて満杯で予約できなかった。

人気があるんだなー・・そういえば続々、家族づれで泊まりに来ていたなー・・仕方がない・・とゆうか、
ちょうどよかったアイルランドの南の方へ走ってどこかに泊ろう。

持ち帰りの中華料理・・小さい箱に入っている・・中身を出してみると、とてもひとりでは喰いきれない
量だった、900円ぐらいだから安くはないな。半分はあしたに回すことにした。






第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島・中東・東欧・西欧アイルランド 8月26日~9月1日

2014年09月03日 | 赤道直下と陸路国境148か所
スイス、パリなど・・・に寄っていると半月ぐらいすぐに過ぎてしまいそう・・オーストリア・ウィーン
からアイルランドまで一気に走ろう・・大都市を避けて・・ドーバー海峡はトンネル列車でイングランド
からアイルランドへはフェリーで・・・

アイルランド入国でヨーロッパ、東欧、北欧、中央アジア、中東はすべて訪れた・・今回の旅ははこれま
で走っていなかった、アラビア半島・ドバイ、オマーン、アルメニア、ベラルーシ、モルドバ、そして
最後はアイルランドについた。

全部合わせると118カ国目。2000年10月から走り始めて・・自分でもよく走ってきたものだと思
う。これまで走った距離は34万kmを越えた。











9月1日月曜      くもり        くもりうす曇り  
ネットのある場所は寝ていても支障はない広さ・・そこの床に寝かせてもらった。朝7時に北アイルランド
の港についた。

最初は北アイルランドの街に泊ろうかと考えていたが・・ナビで約100キロと近い・・やっぱりアイルラ
ンド・ダブリンに向かうことにした。

途中のガソリンスタンドでいつも使っている「ブッキング・ドット・コム」でホテルを探して予約した。
一泊1600円・・3泊で5000円ぐらいのゲストハウス。

ところが「駐車場はありません」と・・ここのガススタンドのレストランのネットは20分でおしまいにな
っている。ありゃ・・キャンセルが出来ない・・まぁーたどりついてから考えよう。

北アイルランドからタブリンまで田舎の風景が続く・・そしてガススタンドが出てこない・・100キロ走
っても出てこない。きのうもそうだった、幹線道路を走っていて目に見見える「スタンド」がない。

どうなっているのか・・不安になる。アメリカと同じで一旦・・幹線から降りてガソリンスタンドで給油す
るのか・・などと考えながら走っていると

「サービス」の看板が出て1マイル、20マイルと出てきた。ハハーン・・イギリスはマイルの国なんだ。
1マイル・・1600m・・注意してみると「スタンドの給油マーク」フォークとスプーンのマーク「レス
トラン」のマークの標識が出てきた。どうりで走っている道路からスタンドは見えないわけだ。

でもスタンドを見つけて給油出来てホッとした。アイルランドではその標識も出てこない・・いつも給油す
る200キロを過ぎるころ・・スタンドマーク、食事のマークが出てきた・・イヤーよかった。

そのレストランでネットを使いホテルを予約したいのだ。アイルランド・首都ダブリンについた。ゲストハ
ウスのアドレスを見せてタクシーに頼んだ。タクシーの運転手さんは中国出身と話す。

駐車場が心配だったがレセプションは路上駐車・・奥の方だったらかまわないと・・駐車出来て安心した。
ゲストハウス予約した1600円10人部屋から一泊2000円の4人部屋に替えてもらった。

なにせ荷物が多いから少ない人数の方がいい。いまはイタリア人と二人だけ。レセプションの人も感じがい
いが・・キッチンも二カ所、冷蔵庫も3台あるし・・ごちゃごちゃ積み重ねるようなことにはなっていない。

このゲストハウスは国際色豊か・・誰でも気兼ねなくあいさつをしてくれるし・・気分がいい。イタリ、中
国、アルゼンチン、ルクセンブルグ、フランス、コウリャン、アイルランド、スウェーデン、フィンランド
・・もっといたが・わすれた。

久しぶりに活気のある楽しい雰囲気で過ごすことができそうだ。アイルランドの土地柄が旅人をリラックス
させているのかもしれない。朝11℃昼20℃とゲストハウスのレセプションに書いてあった。








8月31日日曜          はれ     はれ
暗いうちに出発準備・・・ドーバー海峡・トンネル列車ゲート・入り口が何カ所もあるそのまま入った・・
誰もいない。カードでを入れて清算すれば済むのだろう・・。

となりに停まってスイ、スイ中に入っていく車を止めて、どうすればいいのか「おしえてくれーい」カー
ドの使い方・・。わたしが入ったゲートは無人でカード用のゲートだった。

人間がいるところを係官が教えてくれた、人間が対応しているゲートが半分あった。日本の高速道路の
「カード」をつけている車とカードを「つけて」いないゲートに別れているのを・・・

わからずにカード用、無人のゲートに入っていったのだ。わたしのうしろに来た車・・は一台だけでよ
かった。きのうみたいに渋滞している時だったら・・おおごとになっていただろう。

110ユーロ?払って(正確な金額忘れた)・・ようやく入場できた。そのあともゲートが国境、ボー
ダーでパスポートを提出、写真を撮っているのを見ていたのだろう。

国境を写した「カメラを見せろ」と係官・・国境だけの写真を削除されてしまった。まだ国境は旧いし
きたりに従っているイングランドの国だ。

このあともゲートが3,4カ所あった。最後のゲートから列車のホームに走ってゆく。座席をすべてと
っぱらった列車に入っていく。列車は8時35分動きだした・・9時8分にイングランドに到着。

そのままホームから一般道路に向かう。これからはイングランドからアイルランドに渡る船着き場に向
かう。何キロあるのかもつかんでいない。ナビに従って走るに走る。












途中のガソリンスタンドで若い人に・・アイルランドの港を聞くと・・ナビに「港の名前」を入れてく
れた・・オーあと100キロ足らずでつきそうな距離だ、あと2,300キロ走らなければと思ってい
たので・・気持ちがづっと楽になった。その港の街についた。

アイルランドのフェリー乗り場を聞く・・教えてもらった乗り場は閉まっている。地元の人に聞くと・・
反対側の港から出ていると・・とてつもなく遠く感じる。

道路の別れ道にオートバイを止めて・・車を止めようとするが、停まってくれない。オートバイが反
対側から走ってきた・・通りすぎてUターンしてわたしのところにやってきた。

「アイルランド」行きのフェリー乗り場・・。「あっちの方に行って・・左に曲がって・・・トンネル
・・」面倒になったのか、最後は「オレのあとについてこい」と走りだしてくれた。

10キロ以上走ってフェリー乗り場についた。ひっぱてくれた人は・・ヘルメットを脱いだ顔は50歳
台のおじいさんだった。ありがとうございました。

15時になっている。フェリーの出発は20時、受付は18時と係官。駐車場の広場でびしょぬれに
なっていた下着を取り替えてきのうの残りものハム、トマトだけ・・ガススタンドで買ったビールで
昼飯。

19時に受付が始まった・・エエーこのフェリーは「北アイルランド」の港に向かうとのこと・・な
んだー。わたしはてっきり「アイルランド・ダブリン」に向かうものと思っていたのだ。

仕方ないもう乗るしかない・・フェリー代8ポンド払って21時頃フェリーに乗り込む。船の部屋わ
たしにはない・・あったかい魚のフライ、ポテトビールを買って・・・

老夫婦がビールを飲んだらすぐに部屋の戻るだろうと長椅子をねらっていたが・今度はワインを注文
した・・12時近い・・寝るところを探そう。


(2000年10月から走り始めて・・2008年で28万km・・2014年8月30日現在のメータ
6万kmを越えたので全部で34万km走ったことになった・・10万km走ると0・ゼロになる)








8月30日土曜    くもり     雨     くもり
まだ暗い6時に出発・・きょうはドーバー海峡・・トンネルのところまで走れるか・・約700キロ。
走っている・・実際の道は・・・パソコンで見た地図で見たルートと違っているように感じる。

パソコンで見る道は空から見ているので「そうか・そうか」とわかりやすいが走りだすと・・となり
の道などわかりゃしない・・どこを走っているのか見当もつかない。ここは「ナビ」まかせ。

前回立ち寄った・・ブルッセルを過ぎた・・石畳のある・・きれいな街ケント(ヘント)。ドーバー
海峡についた・・ところはフェリーの港。

土曜日とあって大渋滞・・「トンネルで渡りたい」・・途中からUターンして・・ドーバー海峡トン
ネル・・列車で運ぶところへ二度三度聞きながら移動。

ここも渋滞・・きょうの列車の予約は満杯ですって。仕方ない・・近くのホテルに泊ることにした。
1万2000円・・ウヘ―たけ―。







8月29日金曜     はれ     くもり雨     はれ
あさ6時に出発・・いい天気だ。ドミトリ3人部屋・・泊っている3人の内・・一人だけ朝方3時
頃戻ってくる・・ゆうべも・・けさも同じだった。

5時に起きた・・南アフリカの青年も起きた・・ハンガリー・に向かうとのこと・・「グ一ラック
・・いい旅を」握手して別れる。

一路ヨーロッパ最後の国、アイランドに向かう・・どこかを通過・・ドイツを通過・・大きな街ミ
ュンヘンを避けて・・どこかに泊って。

ウィーンから走ってきた幹線道路・・きょうはどこかに泊っている・・ウィーンから550キロ走
った地点・・ガス・スタンド近くにあったモーテルに泊る。

69ユーロ・・8400円・・高けー・な。仕方ない。となりのガススタンドでソーセージ・・持
ってきた・・きゅうり、トマト、タマネギですませる。







8月28日木曜   はれ    はれ
朝から青空・・一日中久しぶりに晴れた天気だった・・。朝の散歩のあと・・午後からあしたから
アイルランドに向かうルートを探して・・いるうちに・・ゲストハウスに泊っている、ブルッセル
・・の人に「IPad・・」にGoogelを入れてもらった。

彼はコンピューターの仕事をしているらしい・・どうりで・・キーボードの打ち方が並みの打ち方
ではなかった。こんなに簡単に・・マップを探し、見ることが出来ることに驚いた。

彼も「日本語」を勉強しているらしい・・「ありがとう」に対しての言葉は・・「どういたしまし
て」とか・・。


8月27日水曜   はっきりしない天気  雨・・くもり 雨
朝から雨模様・・雨の隙間を縫って・・ウィーン市内の朝の散歩・・。はっきりしない天気雨が降
ったりやんだりの繰り返し・・。今の時期はこんな気候なのだろうか・・。


8月26日火曜     ハンガリー朝はれ   くもり   オーストリア雨  くもり    
6時になってようやく明るくなってきた・・6時15分ゲストハウスを出発。オーストリア・ウィン
まで240キロの予定。

温度計8℃・・ズボン下タイツを始めてはいて・・上はシャツの上に長そでシャツ2枚、それにジャ
ンバーを着こんで冬の走りになってきた。

それでも身体に冷たい風を感じる。使えなくなったナビの代わりに、きのうガーミンから提供しても
らったナビで、すんなりとM1幹線道路に乗ることが出来た。

120キロで走れるいい道路・・トラックが多いな・・。時々太陽は出ているが雲行きがおかしく
なってきた。急にカーブに入っていく・・料金所なのか??違った。

最近まで使っていた国境カスタムの建物が出てきた。もちろん誰もいない・・「チェンジ24H」の
看板は出ているがいまは空っぽだ・・確かめてみようと歩きだしたがぽつぽつと雨が落ちてきた。

ウィンまであと60キロだ・・それまで持ってくれ。結構な降りになってきた・・ガススタンドで給
油したあとカッパを着こんで「さー来い」なーんだ雨はやんでいる。

ウィーンの街に入ったガススタンドでゲストハウスを聞こう。オートバイが入ってきた「ソーリ・ゲ
ストハウス」のアドレスを見せた。出来ればホテルまで引っ張ってもらおうとの・・こんたんだった。

彼は「だいぶはなれている」「ナビ」にアドレスを入力してもらった・・わたしは英語での入力がで
きないので助かった。

これで「OK」と・・ありがとうございました。わからなかったらタクシーに頼んで探すつもりだった。
ナビに従ってすんなりとゲストハウスについた。

途中・・アーこの建物は見たことがある・・ここには来たことがある。13年前に初めて会ったのに
「俺にマンション」に「泊って行けと鍵を渡されてお世話になったところである。

船員だった彼は当時退職して離婚しているとか話していた。1943年10月生まれわたしとまったく
同じ年だった。当日も彼女と3人で食事、わたしは「寿司」をごちそうになった。

二人はどこかえ行ってしまったあと次の朝戻ってきた。ひとりでマンションに泊らせてもらった・・
お世話になった。なつかしい・・思い出が残っている。彼の住所は聞いていたと思うがいまはない。

1500円、ゲストハウスに荷物を運び14時になるまでキッチンで食事をすませる。「冷えた」ビー
ル、スーパーで売ってない・・ここまで来て「どうしてだ」・・

アルコール禁止のイスラム圏でも冷えたビールがあった。となりのハンガリーに比べてビールの種類も
少ない・・マーケット売り場の商品も品薄の感じ・・

仕方がないのでビールを多めに買ってホテルの冷蔵庫で冷やそう。値段は東欧と変わりないビール5
00m80円ぐらい・・。

ここのゲストハウスはすべて三人部屋の平らのベッドになっているようだ。寝返りしても動いてもゆ
れなくて気にしなくていい・・気持ちよく眠れそうだ。ホーランドの青年、夜遅く泊り客が入ってきた。