松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

オートバイひとり旅・シベリア横断~中央アジア  67 再びイラン・テヘラン

2013年11月27日 | 赤道直下と陸路国境148か所

イランの首都・テヘランに戻って・・これからエスファーハーン経由でパキスタンに向かう

首都テヘランの宿に舞い戻る

2003年10月14日火曜 朝20℃ 10時30℃ 30℃途中長袖を脱ぐ
青空のもと早目にスタートしようとオートバイを預けているガレージに7時に行く。
8時でないと開かないと隣りの喫茶店で言われた、残念。ホテルに荷物をとりに
行くが今度はホテルの部屋のカギが開かないホテルの人がやっても開かない。

破れていたドアーにビニール・セロハンテープ?で貼っているのを破って中に入り
荷物を出してくれた。駐車場に戻り隣りの店でチャを注文。駐車場は20分前にあ
いた。一路タフリーズから首都テヘランへ約700キロ。と教えてもらったが実際
は600キロちょっとだった。

砂漠の山をぬってカーブが多い、トンネルもある。片側1車線トラックも多い。反対
車線からときどき思い切って入ってくるのでこわくて無理も出来ない。「テヘラン・
テヘラン」と何回も聞きながら聞き平均80~100キロで走る。

市内に入いるといつものように若いオートバイをつかまえて途中まで引っ張ってもら
い、引き継いだ青年に地図とアドレスを見せたら「OK」とホメニイ広場まで引っ張
ってくれた。ここまでくれば安心。いつもながらオートバイ仲間に感謝。

16時頃には着くだろうと思っていいたがテヘランに着いたのは18時になっていた。
1週間前、泊まっていたホテルではオートバイを見ただけで中から出てきて歓迎の握手。


再びゲストハウスに舞い戻る・・・駐車させてもらっている部品店の前・・。

オートバイは前回同じホテル前の部品売り商店の中に入れさせてもらった。ウィンカー
の電球が切れていたが即とり替えてくれてお金はいらないと・・・。すみません。あり
がたい。ホテルでシャワーを浴びてスッキリしたあと下着もサッサッと洗いレストラン
で持ち帰り弁当を作ってもらう。

ここのレストランにはろうあ者が一人いた。手話を交えながら「わたしのオートバイ
を見た」とうれしそうな顔で話してくれた。そして「いいなー」みたいなうらやまし
そうな顔の表情をした。日本人は泊まっているのかどうか今は見かけない。

グルジアでウオッカ―とウィスキー、トルコで缶ビールをたっぷり仕入れてきた。
缶ビール一本は冷水で冷やしていたので一気に半分飲んで残りはウオッカ―を足して
少しづつ飲む。なにせビールは貴重なのだ。アルコールはご法度の国イラン。

呑んだあとは部屋からあまり出ないようにしたい。朝からコーラだけで走ってきた。
腹ペコだったのでビールもウオッカ―もうまい。持ち帰り弁当で腹を満たした。ここ
ろよい気分・・こころよい気温・・9時前にベッドに入る。あした60才。

オートバイひとり旅・シベリア横断~中央アジア  66 トルコ~イラン

2013年11月21日 | 赤道直下と陸路国境148か所

「トルコ・リラ紙幣」ゼロの数が多くて・・・お釣り二枚まで計算できるが5,6枚になるとお手上げ・・・
なんだかごまかされているようなかんじにも・・このお札100円なのかな?

2003年10月12日日曜 くもり 午後カミナリがなって夕立
午前中グルジアの残ったお金を両替に行ったがダメだった。8ドル分あした
銀行でどうなるか。マスターカードは使えるがドル紙幣ではなくトルコ紙幣
なのでこれもあした銀行に行って・・・から。

アゼルバイジャンでそれなりにお金は用意したつもりだがこれからイラン、
パキスタン、アフガニスタン、インドとお金が下ろせないことになったら
またまた心配しなくてはならない。

カードが使える今お金を下ろしておこう。前回ギリシャから入った時もト
ルコ紙幣のゼロの多さにたまげた、今回も物を買って戻ってくるおつりを
計算できない。
10、000、000リラ=一千マン=ゼロ四つとって=1000円
ビール1、250、000リラ=125円。食事4品=4、000、000リラ=400円


日本の富士山に似た「アララト山」残念ながら頂上付近はガスっていた。

再びイランに入国

10月13日月曜 はれ夕べの雨から一転して青空20℃はれ19℃22℃はれ
9時にAK銀行に行き、マスターカードを使って500$=6万円分を下ろして
そのまま今度は両替屋に行く。ドルに交換する。現金を下ろせるときに余分に用
意した。

そのまま両替屋で600、000、000トルコリラをドルに両替した。金額が
でかくてごまかされたような感じもするがとうとう計算できなかった。渡された
ドルを受け取って9時半に街を出る。アララト山を左に見ながら45キロでドウ
バヤットで突き当たった。



ようやく本線に出たようだ・・これから左に走ってイランへ向かう.
(下)はじめてみるめずらしい農家らしい風景がでてきた。

安い安い・ガソリンワンリッター6円→15リッター90円
ここで本線に出たようだ。左へ35キロ走って国境に着いた。10時40分。
トルコ側30分、イラン側40分イランに入った時は12時。ガソリンをトルコ
で入れず今までがんしてきた。イランで満タン入れた。ワンリッター6円。

15リッターで=90円。トルコでは1500円ぐらいもするのだ。日本では
1750円ぐらいか。イランに入って道路が格段によくなった。道になれるまで
飛ばさないで80キロ走行。

よし、もういいだろう100キロに上げてづーっとイーブンで走る。タブリース
には16時に着いた、今日はここに泊まることにする。数回街角で「ホテル・ホ
テル」と聴いて最後はオートバイの兄ちゃんに安ホテルまで連れて行ってもらっ
た、あとに貸しガレージにも案内してくれる。3$=360円の宿。


トルコからイランに入国したばかり・・・うしろの白い建物がイラン・トルコ国境

オートバイひとり旅・シベリア横断~中央アジア  65 グルジアからトルコへ

2013年11月14日 | 赤道直下と陸路国境148か所
グルジアから荒れた道を走りトルコに入る・・道路ががらっとよくなった。うしろは国境。

2回目のトルコに入る
2003年10月11日土曜 くもり20℃18℃20℃はれて来た20℃
温度あがらず20℃

トルコに入るのは二回目・・2001年2月ギリシャからはいった・・。
朝8時になっても暗い感じで夜明けが遅い。3時5時と目が覚め7時半に
起きる。8時20分ホテルを出る。くもりで太陽が弱い。きょうはトルコ
国境をめざして走る。

160キロ走って村の道みたいな細い道になってきた。さらに山の中に入
っていく、雲が立ち込めて雨でも降りそうで肌寒いいよいよカッパ用意か・。
そのまま走り続けると山岳地帯になってきれいな紅葉も出て来た。


峠から紅葉もきれいになっていて安心して走れる道路にホッとする。

道も川づたいに沿って上がっていくグルジアの観光地なのだろうか、避暑
地になっているような感じの別荘?みたいな建物も出て来た。泊まってみ
たいような魅力の場所だ。

しばらく同じような景色の山あいの町は吊り橋が続く。広くなっている吊り
橋のところでオートバイを停めて写真を撮る。吊り橋を渡って地元の家など
見て回った。


吊り橋のつづく山道を走る

誰がつけたのか「黒海」・・・カスピ海の水を注ぐとたちまち「白海」に
なってしまいましたと言う神話を作るためにカスピ海の水をペットポトル
に入れて黒海に注ぎこもうと持ち歩いてきた。

しかしグルジアのホテルが高くて黒海に行くのをあきらめて一番近い国境
のトルコに変更。したがってペットポトルのカスピ海の水は吊り橋の上か
ら川に戻した。再びカスピ海に戻ることだろう。

残念ながら白海になる神話は実現できなかった・・などと独り言を言いな
がら。線路が川に沿って作られていた。「へー」こんなところまで鉄道が
来ているんだ。地元の人とは一人も会わなく残念。

うす暗い林道の中に建っている民家を過ぎたあたりから雲が切れて晴れ間
がのぞいて日差しも出て来た。あーよかったーと思ったとたん。エエー、
こんなところを走るのか、天気はよくなり喜んだのもつかの間。いったん
立ち止まる。

歩いて点検しなくちゃならないような荒れ放題の道。真ん中が雨でくぼみ
が出来てえぐれている。石もごろごろ。それにしてもひどい道路だ。これ
じゃ下手するとひっくり返るぞ。行くしかないなー。

慎重に慎重にローギアで登り始める。息をつめ道の端を選んで進む。峠み
たいな所に建物が見えて来た。車は一台も通らないが来るとまた困るのだ。
ほうほうのていで国境らしい金網の扉のついた入口に着いた。

心臓はドキドキ震えが止まらない。動けない。うーんこわかった。でも転
ばないでよかったなー。グルジアの国境は10分たらずで通過13時であ
る。

トルコ側に入ってスムーズにいくだろうと思っていたが「カルネ」の扱い
方がわからないのかあっちこっちに聞いて一度書いたところを「修正液」
で消したりしている。最後はどこにいったのか「カルネ」「承認印」を押
す係官がいなくて30分以上待たされた。

トルコに入国できたのは14時30分。トルコに入ると先ほどの道とは違
って見違えるほど立派。安心して走れる。すぐに登りになってぐんぐん高
度を上げていく。国境の場所は峠と思っていたが違った中腹だったのだ。

山頂に着いてから登り下りが続く高原地帯が200キロぐらい続いた。こ
こらあたりも見事な紅葉になっている何度か止めて写真におさめる。高原
にちょっとした町も出て来て泊まろうかと考えるがホテルらしきものはな
かった。

日本の富士山ににたアララト山

高原を過ぎ町に降りると寒さもなくなり走りやすくなった。カルスからド
ウバルセットに向かいその手前イグデスaguisの町で泊まることにした。
19時トルコ時間17:00。3$=360円のホテルがあったので予約
した。

15$=1800円のホテルを断り3$に移った。富士山に似たアララト
山も目の前に・今18:30晩めしに行く。


四国ツーリング・・・現地集合・・現地解散

2013年11月07日 | 赤道直下と陸路国境148か所

高知ゲストハウス・娘さんはニュージランドへ旅に出ている。おふくろさん、ミナミちゃんが・・おもてなし。

ツーリング仲間・・・奥の3人左から蘭丸、中澤、松尾赤シャツ

南ちゃんと泊まり客のみなさん

10月29日から11月4日まで四国ツーりイング・・・
現地高知集合で・・あとは3人とも好きな方向へ・・別行動

29日京都・伏見署で手錠かけられ逮捕された後

30日高知市へ。「カツオゲストハウス」15時集合

楠さん宅でイノシシ鍋・カツオの刺身などごちそうになる


カツオの刺身、イノシシ鍋、日本酒などごちそうになる・・イヤーうまかったなー
空っぽになったイノシシ鍋・・。


高知高校の野球練習を見せてもらった。うーん「心棒」がしっかりしていて自ら行う練習の迫力は素人のわたしにも伝わってくる。・・楠さんの教え子、春の選抜に出場した監督も一緒に写真に入ってもらい記念写真。


次の日中澤さんの写真「四国カルスト」・・・蘭丸君は南紀~伊勢神宮・・松尾は福井・若狭湾~京都へとそれぞれ別行動・・(写真はすべて中澤徹さん撮影のもの)

手錠かけられ・・逮捕される・・「一旦停止」見逃し・京都伏見警察署

2013年11月02日 | 赤道直下と陸路国境148か所
10月29日15時ちょっと前、高速道路・京都で降りた。右手から来る
車を注意しながら一般道路に合流する。4,5人のぼり旗をもった警察官
に松尾と蘭丸止められる・・

「どうしてだ」・・「一旦停止」しなかったと・右からの車に注意しながら
合流・・「一旦停止」標識は左に建っているので気づかない・・。

「ふざけるな」と「免許証」出さなかった・・逮捕するならしろと「両手
を差しだしたにもかかわらず、ひとりの警官が脚をかけ、わたしの身体を
倒して、押さえこんだあと、一人の警官が「両手に手錠」をかける。

オートバイは没収・・そのまま伏見警察署へ・・手錠して・・腰縄つけられ
調書を取られ・・・・トイレに行くにも再び現場検証へ行くのも手錠掛けら
れたまま・・伏見署に連れられた15時から22時までかかった。

留置場に泊ってもよかったが「明日高知に」 行かねばならず・・最後は「一旦
停止」しなかったこと認め・・釈放。
しかし「一旦停止」しないで次つぎ通過して行くトラックと乗用車はつかまえ
ない・・ オートバイのおれたちだけなぜ捕まえるのか・・・不公平じゃないか。

考えてみれば二車線のためトラックやマイカーを止めると渋滞してしまうの
だ。影響のでないオートバイを狙ったものであったのだ。

事故防止とゆうならば隠れた場所に立つようなことしないで手前の「一旦停止」
の「標識」場所に立って「指導」するのが筋ではないのか・・要は捕まえて成績
を上げる目的だっ たの・・・だ。

で結果的にどうなった・・蘭丸と同じ切符を切られ6000円の罰金だった。
ちくしょう・・。

先に宿に行った蘭丸さんも「身柄釈放」のため再び警察署に来てもらった
遅くまですみませんでしたね・・蘭丸(小島)さん。