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ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

やり直し

2018年06月11日 | 時事
ヤフーニュース配信ゲキサカ2018年6月11日付「天皇杯PK戦やり直しは競技規則適用ミス…一般からの問い合わせで発覚、審議」を読んで感じたこと。

百聞は一見に如かず。たまたま、関連でYOUTUBEの映像がありました。

まず、JFAの公式ハイライト映像には問題のシーンは映っていませんでした。
その時点では全く問題になっていなかったということが判ります。

観客が撮影したであろうPK戦だけの画像もありました。
肝心のPKを蹴る瞬間は映っていませんが、その後のやりとりが映っていました。(3:10頃~)
やり直しに対して誰も異議を申し立てることなくというか、仕草からは名古屋のGKがもう一回やり直せとアピールしているように見えました。

奈良のキッカーのこれがダメなのかというアピールの仕草は映っていましたが、その仕草のプレーが違反にあたるのかどうかはシロトオヤジには正直なところ判りませんでした。
少なくとも映像を見る限りやり直すことがスムーズに行われていたことから、両チームとも「判定」、「適用」についておかしいとは思わなかったということでしょう。

映像が残るということは、関係者以外も客観的に何度も見直せるということ。
「おかしい・・・」と思う人が出てくるのは、あのアメフトのプレー然りです。
今でこそ某大学の対応の拙さから大学の体制に関わる社会問題にまで発展していますが、試合は最後まで滞りなく行われたのですから。

今回外部からの問い合わせを発端としたJFAの判断が果たして英断なのか政治的判断なのか、なかなか微妙なところだと感じます。
記事によると「誤審」ではなく「適用ミス」。ということは、あのPKがルール違反のフェイントだったという判定は正しかったということです。

「誤審」ならばむしろやり直しは100%なかったでしょうね。
「判定」は正しかったけれども「適用ミス」だからPK戦のやり直し・・・なのかな???
これも13人の天皇杯実施委員会の多数決で7人の支持ということは、委員会においても意見はそれなりに分かれていたことが窺えます。
どちらにしろ「審判のミス」だと思うんですけど。

いやはやルールがあるからこそのスポーツ競技なんでしょうけれど、競技者は勿論、判定、適用、運営等々関わる人たちが必ずしもその変化に追い付けていないんだなぁということをつくづく感じました。

J1の名古屋にとって汚名挽回のチャンスになることは事実。
奈良のジャイアントキリングが幻となるか、改めて現実のものとできるか。
下世話な話しですが、PK戦だけで改めて入場料って取るんでしょうか?


天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 2回戦 名古屋グランパス (J1)vs奈良クラブ (奈良県代表)ダイジェスト


天皇杯 第2回戦 奈良クラブ戦 PK戦