「せんとくん」を話題にしたのは、丁度1週間前のことでしたが、今日タイムリーな記事が。。。
いやいや「まんとくん」だけでなく「なーむくん」もいたんですね。
やっぱり「公式」は強い!
外野が何を言っても、お客様が受け入れたのだから、結果オーライでいいじゃないですか。
記事を読む限り先々は「まんとくん」が一番厳しいのかな。
先々が決まっているとはいえ、「なーむくん」もかなり地味ですけど。(笑)
公式行事が終われば呉越同舟。3人で古都奈良を支えていけばいいんですよ。
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<人気者せんとくん、遷都祭後は「転職」 まんとくんは…>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2010年10月17日
「せんとくん」が大活躍している。奈良県で開催中の平城遷都1300年祭の公式マスコットとして披露された当時は「気持ち悪い」と言われたが、いまでは国内外から引っ張りだこだ。遷都祭はまもなく幕を閉じるが、県の観光マスコットへの転職も内定している。
せんとくんは毎日、遷都祭の会場でスペシャルステージに登場する。かと思えば、滋賀県庁で嘉田由紀子知事に奈良特産「柿の葉すし」を渡したり、神戸まつりの会場にいたり。今年1~6月だけでも県内外の438のイベントに参加。その後も上海万博や韓国の「2010世界大百済展」、名古屋城でのゆるキャラ祭りと東奔西走する。
平城遷都1300年記念事業協会に神出鬼没の理由を尋ねると、答えは「ヒミツ」。しかし、確かな情報源によると、せんとくんはどうも1人ではないらしい。遷都祭のPRのため、手分けして各地に出かけているという。
2008年2月に初登場した当時は、さんざんだった。奈良の守り神である鹿の角を頭にはやした童子(どうじ)の姿に「キモイ」「仏様を侮辱している」と批判にさらされた。それでも一生懸命に人前に出続けると、「キモカワイイ」と評判は上向き、全国的な人気キャラクターに成長した。
商標を使ったお菓子や文房具、ぬいぐるみなど約200種類のグッズの売れ行きも絶好調。08年11月~今年7月末にライセンス契約を結んだ関連商品の総額は約40億円に達し、商標権を持つ同協会には約8千万円の収入が入る。
おかげで遷都祭の人気も上々だ。歴史ブームなどとも相まって、主会場の平城宮跡会場(奈良市)の来場者は9月28日、想定した250万人を約40日も早く達成。主会場が閉幕する11月7日までに300万人に達しそうな勢いだ。
せんとくんの人気に目を付けた奈良県は、観光マスコットとしてスカウト。荒井正吾知事も「奈良の知名度向上に多大の貢献を果たした親孝行者」とべた褒め。生みの親である彫刻家で東京芸大大学院教授の籔内佐斗司(やぶうち・さとし)さん(57)から内諾も取り付けた。
籔内さんも「養子に出した親として、本当にうれしい。県のキャラクターとしても、しっかり頑張ってくれるはずです」と大喜びだ。
一方、せんとくんのライバルとして市民団体が公募し、08年6月に登場した「まんとくん」は今、活動を続けるためにスポンサーを募集中だ。
平城宮の朱雀門を模した帽子をかぶり、マントをまいた愛らしい鹿の姿。関連グッズは150種を超え、月4、5回はイベントに出る。しかし、交通費など市民団体の持ち出しが多く、ボランティアで続けるのは難しいようだ。デザイナーや商店主らでつくる「まんとくんネット」代表の村上正師さんは「来年6月の3歳の誕生日までには身の振り方を決めてあげたいのですが……」と悩ましげだ。
せんとくんに批判的な僧侶らが08年6月に公表したのが「なーむくん」。聖徳太子の少年時代がモデルだが、平城遷都と100年以上時代が違うため、「関連がよく分からない」という声もあり、知名度は上がらないままだ。
奈良市周辺の19寺でつくる「南都二六(なんとにろく)会」会長の橋本純信(じゅんしん)・十輪院(じゅうりんいん)住職は「今後は仏さまの教えを広める大事な役目を果たしてほしい」と語り、なーむくんは同会のキャラクターに「転職」する。(成川彩)
いやいや「まんとくん」だけでなく「なーむくん」もいたんですね。
やっぱり「公式」は強い!
外野が何を言っても、お客様が受け入れたのだから、結果オーライでいいじゃないですか。
記事を読む限り先々は「まんとくん」が一番厳しいのかな。
先々が決まっているとはいえ、「なーむくん」もかなり地味ですけど。(笑)
公式行事が終われば呉越同舟。3人で古都奈良を支えていけばいいんですよ。
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<人気者せんとくん、遷都祭後は「転職」 まんとくんは…>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2010年10月17日
「せんとくん」が大活躍している。奈良県で開催中の平城遷都1300年祭の公式マスコットとして披露された当時は「気持ち悪い」と言われたが、いまでは国内外から引っ張りだこだ。遷都祭はまもなく幕を閉じるが、県の観光マスコットへの転職も内定している。
せんとくんは毎日、遷都祭の会場でスペシャルステージに登場する。かと思えば、滋賀県庁で嘉田由紀子知事に奈良特産「柿の葉すし」を渡したり、神戸まつりの会場にいたり。今年1~6月だけでも県内外の438のイベントに参加。その後も上海万博や韓国の「2010世界大百済展」、名古屋城でのゆるキャラ祭りと東奔西走する。
平城遷都1300年記念事業協会に神出鬼没の理由を尋ねると、答えは「ヒミツ」。しかし、確かな情報源によると、せんとくんはどうも1人ではないらしい。遷都祭のPRのため、手分けして各地に出かけているという。
2008年2月に初登場した当時は、さんざんだった。奈良の守り神である鹿の角を頭にはやした童子(どうじ)の姿に「キモイ」「仏様を侮辱している」と批判にさらされた。それでも一生懸命に人前に出続けると、「キモカワイイ」と評判は上向き、全国的な人気キャラクターに成長した。
商標を使ったお菓子や文房具、ぬいぐるみなど約200種類のグッズの売れ行きも絶好調。08年11月~今年7月末にライセンス契約を結んだ関連商品の総額は約40億円に達し、商標権を持つ同協会には約8千万円の収入が入る。
おかげで遷都祭の人気も上々だ。歴史ブームなどとも相まって、主会場の平城宮跡会場(奈良市)の来場者は9月28日、想定した250万人を約40日も早く達成。主会場が閉幕する11月7日までに300万人に達しそうな勢いだ。
せんとくんの人気に目を付けた奈良県は、観光マスコットとしてスカウト。荒井正吾知事も「奈良の知名度向上に多大の貢献を果たした親孝行者」とべた褒め。生みの親である彫刻家で東京芸大大学院教授の籔内佐斗司(やぶうち・さとし)さん(57)から内諾も取り付けた。
籔内さんも「養子に出した親として、本当にうれしい。県のキャラクターとしても、しっかり頑張ってくれるはずです」と大喜びだ。
一方、せんとくんのライバルとして市民団体が公募し、08年6月に登場した「まんとくん」は今、活動を続けるためにスポンサーを募集中だ。
平城宮の朱雀門を模した帽子をかぶり、マントをまいた愛らしい鹿の姿。関連グッズは150種を超え、月4、5回はイベントに出る。しかし、交通費など市民団体の持ち出しが多く、ボランティアで続けるのは難しいようだ。デザイナーや商店主らでつくる「まんとくんネット」代表の村上正師さんは「来年6月の3歳の誕生日までには身の振り方を決めてあげたいのですが……」と悩ましげだ。
せんとくんに批判的な僧侶らが08年6月に公表したのが「なーむくん」。聖徳太子の少年時代がモデルだが、平城遷都と100年以上時代が違うため、「関連がよく分からない」という声もあり、知名度は上がらないままだ。
奈良市周辺の19寺でつくる「南都二六(なんとにろく)会」会長の橋本純信(じゅんしん)・十輪院(じゅうりんいん)住職は「今後は仏さまの教えを広める大事な役目を果たしてほしい」と語り、なーむくんは同会のキャラクターに「転職」する。(成川彩)
