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ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

昔懐かし・・・

2010年10月16日 | 時事
<特急「はつかり」1日限定復活 上野・青森駅にファン>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2010年10月16日

 東北初の特急として知られ、2002年に廃止された「はつかり」が16日、往時の車両583系を使用して1日だけ復活した。JR上野駅から青森駅(青森市)まで11時間半かけて走った。上野、青森両駅には多くのファンが詰めかけた。

 東北新幹線が12月に新青森(同市)まで延伸することを記念したJR東日本の団体列車。所要時間は新幹線の3倍以上だが、定員250人に対し、3756通の応募があったという。

 「はつかり」は1958年に登場。高度成長期に東北までを結び、鉄道ファンに人気の名称だ。JR東が公募した東北新幹線の最速列車の愛称でも、選ばれた「はやぶさ」などをおさえて1位だった。

 午後8時40分ごろ、青森駅に到着した「はつかり」から降りてきた福島市の無職、伊藤忠義さん(73)は「30年ほど前は青森へ旅行に行くのによく乗った。当時は最新車両と思ったが、今日は座席も古く感じた」と懐かしがった。
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オヤジは小学生の頃、巣鴨に住んでいました。
そこから自転車に乗って小一時間。
東北線の尾久駅の線路脇の道路から、当時東北本線、上越線、信越本線などと走る特急や急行を見るのが好きでした。

青森へ行く「はつかり」もその一つ。当時は仙台行きが「ひばり」、山形行きの「やまばと」、秋田行きの「つばさ」等々、急行も「まつしま」、「佐渡」、「信州」など様々な列車が次から次へと北へ向かい、また北からやって来ました。
行先によってはディーゼルカーでしたから、ディーゼルエンジンの威勢の良いエンジン音がまた一段と旅情を誘いました。

上野と青森が11時間半ですよ。さらにそこから青函連絡船で4時間。鉄道で行く北海道は遠かったんですね。
それが間もなく新青森乗り継ぎでも半分以下の時間で行けるようになります。
便利になる一方で遠くへ来たなという旅情は感じ辛くなっているように思います。

とはいえ、仕事が絡むとやっぱり時間が短縮されれば楽になります。
九州も博多から鹿児島まで、来年春に新幹線が全通すれば今より1時間近く縮まって1時間30分弱ですから、日帰り出張を考えるとグっと滞在時間も長く、体も楽になります。