Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

たかが「宮島」、されど「宮島」、かくして郷里の一部か・・・

2007-03-23 05:15:55 | つれずれ紀行
<添付画像>:宮島の大鳥居(撮影日時:3月16日、午後1時頃)


 先週金曜日(2月16日)、宮島に出かけていった。
 
 我輩本来の嗜好に反し、このところ何故か小忙しく落ち着かずに、広島近隣周辺を立ち回っている・・・

 実は、郷土広島の知らない知らされていない「観光的な見どころ」、隠された特産品「美味しいもの」、メジャーの「加茂鶴」や「酔心」ではなくて、かくれた「美味しい地酒」、地元の「ワイン」や、果物を始めとする「加工品の類い」、牡蠣に代表される「瀬戸内の海の幸」等々、これらを小気味よく紹介するプロジェクトをやっては如何か? 等々と、、、
 元々3年前の2月に於いてして飴風呂を開設するきっかけとなったのは、『バリ島長期滞在プラン』を「ブログ」で売り込んでは如何か?
 という、ビジネス立上げの話であった。
 しかし、我輩いかにも商売の色気少なく、ほとんど皆無。未だに「悪文書き放題&言い放題ブログ」に留まっている次第、、、。
 元々この類いの話は全て、東京在住の先輩から純粋純朴なる「旅行屋的思いつきビジネス話」を持ちかけられて久しく、幾度となく背中を押され肩を叩かれつつも、かれこれ2年以上放りっ放し。何も手をつけていない。 (もうすでに我輩は、この手のビジネスからは手を引きたい足を洗いたいけれど、なかなかどうして周囲はこれ許さず、そうさせてもらえそうもない・・・)

 このことろしかし、ふと「思うところ」あり、、、。

 いわば郷土の「旅と遊び」をテーマに、何か自分流の趣味嗜好を基礎にした「随筆集」を纏めるのも、一計か?と、考えるようになった。つまり、「郷里の魅力」や「知られない歴史」を掘り起こし、あくまでも自分流の視点にて纏めてみるのも良いか?と、思うようになった。
 
 煎じ詰めるところ、はたしていつまで腰を落ち着けて郷里に長逗留できるか?これが一番の問題、重大な前提である。

 先日、宮島の「歴史探訪と自然保護運動」について、地元在住の友人から紹介を受けたユネスコ(宮島支部)代表の方々、及び宮島の自然保護NPO活動団体のリーダーにもお会いし、面識できた。今後は各フィールド専門の地元大学関係研究者とも交流を持たねばならぬであろう。そういった人種と一旦知り合えば彼らの活動に興味湧き、膨大な好奇心に変わるか。好奇心のもてるモノとなるか。逃げる理由はなにもない。ここは一つ、長いスパンで捉え考え、郷里の魅力探しについて、少しばかり時間を割きたくなった。
 
 時として、ある特定の地方の歴史は急変する。
 史実は変わらないけれど、捻じ曲がった歴史的事実の解釈や、場合によっては歴史の流れの一部は空白となり、後世に何も伝わらないこともある。
 原爆投下され一旦壊滅した郷里は特に問題がある。実は戦中戦後の近代史がよく見えななっており、全く宜しくない。
 ともあれ歴史の中の郷里の文化は、価値観の移り変わりに翻弄され戦前昭和の歴史も掻き消され、明治維新以前の中世文化の史跡や資料も存分に埋もれているはずの「広島と瀬戸内海の歴史」を紐解き探訪するのは、生涯の夢である。それに至るまでに、やらねばならぬこと済ませておかねばならぬこと、多々あり、、、。

 あれこれ想えば、忙しい~・・・

 予定していたより少し早いけれど、そろそろ本格的な郷土研究のフィールドワークに入り、資料集めするのも宜しいか。等と、思い始めた今日この頃であるけれど、暫らくは、『不良中年風・遊び人感覚』のフィールドワークになるは必定か、、、。

 ま、それはいかにも「エセ男爵的」にて、それでも宜しいか・・・