4年前の蟻の巣は未だ健在、というより穴がデカくなっている。しかも、出入りする蟻は虫の死骸を運び込み、重曹と砂糖を混ぜたものには見向きもしない。吸蜜性ではなく雑食性、それは分かった。しかも走りが速い気がする。今度、色々試してみよう。地下1m以上深く迄巣食っているのだろうから、簡単ではない。猛暑で私がひっくり返らないよう様子見い見い。
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<2018-05-27 0527>
朝起きて窓を開ける時、網戸に蜉蝣(かげろう)が止まって居た。多分ウスバカゲロウ。普通は6月に出てくるらしい蟻地獄の成虫。今年は全体的に前倒しか。
ブロック塀とコンクリートのタタキの隙に深々と推測される蟻の巣穴の出入り口。側溝に溜まった粒子の細かい砂をそこに注ぎ込んだら、いくらでも入りそう。面白がってやっていたら、蟻が足元に群がって大慌て。
蟻地獄のように砂が隙間に吸い込まれていく。というより砂時計?結構な量の砂が入っていく。
しゃがみこんで、細い小枝でツンツン突きながら砂を入れて行く。コンクリートやモルタルの下は蟻や白蟻にはシェルターとなるという。堅牢物の下は安全地帯と言うわけか。それだけならいいが、堅固であることを良いことに、空洞を広げているかもしれない。コンクリートの空洞は土中とは違うタイプの間取りが可能かもしれない。
構造物に影響が出るのはずっと先だろうが、それでも見逃したままとうわけにもいかないだろう。
蟻が2匹、小枝の先に咬みついてくる。それも当然だがこっちにはこっちの事情がある。
だいぶ注ぎ込んだあと、ふと気がつくと、何だか自分が少年の頃に戻ったよう。でもあの頃はクロオオアリの巣穴に細いモノ突っ込んで釣り出したり巣穴をどこまでか掘ったりして逆襲されそうになったり・・・。何時間でも、アリと遊べた。
今日のアリはクロヤマアリなのかなんなのか本当は知らない。アルゼンチンアリだったら厄介だなとは思うが、前に聞いたニュースからは、きっとそうじゃないだろうと思う。思いたい。それでも、何種類もあるアリにもう少し関心をもっても良いであろうと思った。
それと、今度ブロック塀に隙間を作ってそこから出てくる蟻の穴を、コーキング注入で邪魔兼塀の補強してやるか。
リタイアした爺さん、少年のような心持ちではあるが、少年時代と違い多少なりとも厄介なしろものであろう。
++++++++++++++++巣穴覗い+
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2018.10.16 アリは働き者と、少年の頃は良い奴だと思っていた。でも何についても表裏一体、コインに裏表。
2018.12.13 一定の割合で働かないやつが蟻の巣穴の世界にもありで、それが自然の理?とも思う。もう訳分からん。
2018.12.13 どこかを塞げば別のどこかに出入り口を作る。だよね~。気持ち良い棲み分け、できるといいよね~。
2018.12.15 蟻はアリのまま、螽斯はキリギリスのまま、私は私のまま生きるしかない。ありの~ままで~楽しむ?。
2019.5.26、毎年5月下旬、蟻が地表に土を出す。"土盛り蟻"とでも呼ぶ?。コンクリート粒らしいのも相当量。ヤバイ?!
2019.5.27 コーキング剤で出入口を詰めたところで地下の広がりは本州大。人間との棲み分けと構造物維持だけ考える。
2019.7.18 香川照之の"すごいぜ!アリ"(NHK)を観た。絶滅知らずのゴキブリ・シロアリ・蚊。地球上の至る所に蔓延る。
2019.7.18 ファーブルは、偉かったね。傍目気にせぬ興味津々!ピュアな関心、どうして真似が難しいのだろう。
2019.9.22 少年時代のような、時間忘れて目を輝かせては流石になくなった。心の奥底に微かに残る少年時代のの残像。
2022.7.24 今日はコーヒー殻で穴を塞いだが時間と共にスッキリ片付けられた。ハッカ油を流し込んでみた。
2022.7.25 孫娘に道路端の蟻の巣を見せたら、今度蟻への試行を手伝ってくれそう。ついでに夏休みの"蟻"の観察記録?