連休初日とあって、カミさん、機嫌がいい。自分の部屋から大きめの声でやたらと話しかけてくる。
だからしょうがない返事したり応じたリするのだが、加齢のせいか、どうも呂律(ろれつ)が回りづらい。
カミさんは毎日出勤しているから曲がりなりにも人と喋るが私は家で一人、せいぜい庭で草と戦うくらいなもんだから喉を使わない。だから声がしわがれているし滑舌悪いし、声も小さ目。おまけに喋りがシュッとしてない。
早い話(ちっとも早くない)、回りくどくて過不足だらけ。もう良いところなんか、ありゃあしない。
とうとうカミさん、部屋から出てきて聞きなおしてきたりして・・・。
「いやあ、呂律が回らなくってさ~」という私を遮り、周囲に散らばっている「呂律の回らない面々」の話をしてくれる。
カミさんに、「仕事してるし電話(長電話)の声を聴く限り、ちゃんと話せてる。」と言ってみる。
『そりゃま~ね~、仕事とか他人だからさ~、気をつけるよ~。』とカミさん。
「だけど俺に話す時は、口の中でモゴモゴしちゃって、大抵こもってるヨ。俺の時も、ちゃんと滑舌良く喋ってよ、聴き取れないからさ~。」って言ったら、かみさん、『ィヤだよ~!』。
なんだ、それ!。
+++++++++++++++++++ィヤだよ~+
***
2018.12.22 人に気を遣って生きている毎日の生活。家庭はホッとできる場所?
2019.1.9 女性に限らず、この「嫌だ,よ~」が出る時は、まあ本音だね。理屈じゃないんだし。
2021.4.29 世の中のカミさん連中、他所の人には愛想良く、夫にゃ会話もめんどくさい、嗚呼憐れ、男たちよ。