史跡・天然記念物屋島指定80周年記念シンポジウム

2014-11-24 22:37:59 | カルチャー
今日も好天、しかも小春日和。そんな今日ですが、遠出はせず医院と家の不用品の整理や物の片づけをしました。ただ一日していたのではなく、午後1時からサンポート高松で開催された「史跡・天然記念物屋島指定80周年記念シンポジウム」を聴講してきました。瀬戸内海国立公園指定80周年記念事業の一つです。

屋島の魅力を地質学的見地からと人文学的見地からそれぞれ専門家の先生のご講演なかなか興味深かったです。いつもの歯科臨床・歯科医学の講演会とは違いましたが、これまた楽しいです。


テレビの取材もあったようで、今夜のNHKローカルニュースでも紹介されてました。高松市内西部からの屋島はいつもの見慣れた台形の屋島ですが、長崎の鼻からの屋島はまた表情が違います。女木島からの屋島です。見慣れた台形の屋島じゃないです。


屋島の観光客は最盛期の四分の一に落ちているそうで、地元の我々が屋島の魅力の再発見をして、内外に発信していく必要がありそうです。ある聴講者の方が、質問で面白いことを言われました。それは、期間は短くても屋島に平家が本拠を構え、安徳天皇を擁し三種の神器を所持していたわけで、いわば仮でも都を作っていたのではないかということを言われました。予想外の指摘でシンポジウムのパネリストの方も想定外の質問だったようです。勝てば官軍負ければ賊軍そのもので、平家イコール悪役というイメージが作り上げられているための、幻の都讃岐の国屋島ということでしょうか。面白く聴講してきた3時間でした。
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