新型コロナウイルス感染症がインフルエンザ感染症と同等の扱いになる日はいつ

2021-07-18 23:09:39 | 一般医療
東京五輪は今週金曜日いよいよ開幕です。新型コロナ感染者が増加している中での見切り発車。サッカー男子で優勝候補スペインと親善試合で引き分け。バスケット男子で親善試合とはいえ格上フランスに歴史的勝利をあげたりで、盛り下がったままでしたがここにきてやっとこさ盛り上がってきました。コロナの影響を排除して健全な大会運営が最後まで可能なのかどうか日本の公衆衛生上の真価が問われます。

新型コロナはデルタ株が世界的に猛威を振るっています。その中で英国では1日の感染者数が数万人規模にもかかわらず、死者数が少ないとのことで規制をほぼ撤廃するようで、先日のサッカー欧州選手権決勝戦でも大観衆を入れていました。この新型コロナ対策で先行する英国が今後新型コロナ感染症での死者数や重症者数がどのようになっていくかが大いに興味があります。

日本では11月には希望者全員のコロナワクチン接種が完了するそうで、この後新型コロナウイルス感染症の扱いが注目されます。これまでの感染者数を指標にするのではなく、感染症の専門家が指摘しているように、今後は重症者数や死者数を指標にするのではと思います。そうなるとインフルエンザと同等の扱いになるかもしれません。季節性のインフルエンザワクチンを希望者が実費で接種しているように、新型コロナも季節性の風邪の原因の一つとなり、予防のために実費で毎年ワクチン接種をするということに数年後にはなるかもしれません。

新型コロナウイルス感染症はまだワクチン接種したからといって、マスクなしでOKなどの免罪符を得たのではなくまだまだ油断できるものではないと思います。
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