今月のブログスター「歯をくいしばる」

今年の桜は今満開。そして暖かい。つい数週間前は寒くて震えていたのがウソのようです。今週用事で東京に行きましたが、市ヶ谷から九段下にかけて桜が満開に咲き乱れ、とても印象的でした。また後日東京の件に関してはアップです。

恒例の今月のブログスターですが、「歯をくいしばる」です。今年結構寒かったですが、寒冷が原因か歯を壊して来院する患者さんが例年より多かった印象があります。歯を欠けさしたり、歯にクラックを入れ強い冷水痛を訴える方がいました。

これらの歯を壊す原因になるのが「歯をくいしばる」という態癖です。ほぼ自覚なく無意識でしています。
「歯をくいしばる」という動作を毎日繰り返していますと、歯にとっては生理的許容量以上の物理的な刺激が加わり続き、歯が疲弊していきます。その結果歯が壊れていくということです。壊れていく過程で歯の歯髄が生きていれば、警報として冷水痛を発するのです。

人は寒冷などのストレスが加われば「歯をくいしばる」ことになります。この「歯をくいしばる」ことを自覚していけば、歯に加わる力の軽減をすることは可能と思われます。まず「歯をくいしばる」ことを気づくということが重要なことをご理解ください。