今日の日曜日、寒かったです。そんな今日ですがKDSC一日例会に行ってきました。演題は「歯科診療室からオーラルフレイルを考える」で最近のトレンドであるテーマです。講師はテレビにも出演されている日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック菊谷武先生。
最近の言葉でフレイルがあります。フレイルとは虚弱という意味。75歳を過ぎると徐々に機能低下していき、身体面(サルコペニア)、社会的側面、精神・心理面でフレイルは重なりながら進行していき、身体機能障害になり要介護状態となります。身体機能障害になる前のフレイルをいかにうまく健康状態に向けていくかが重要です。
ただ我々歯科医はオーラルフレイルや摂食機能障害において、器質性咀嚼障害にどうしても目が向いてしまいます。咀嚼力は残存歯数に相関するからですが、今回の講演会ではあまり目が向いていないところを菊谷先生は説明されました。いくら上手に咬める義歯を作っても咀嚼力は舌の運動能力と相関していて、舌や咀嚼に関与する神経や筋肉の障害などがあるとうまくかめないことがあるということです。運動障害性咀嚼障害について今回の講演会で強く認識しました。
咀嚼障害を起こしている方には、低栄養にならないように、誤嚥したり窒息したりしないような食材の工夫も重要であることも今回の講演会で強く認識した次第。講演会はユーモアあふれ、暗い話題を決して暗くならないような話題つくりをされた菊谷先生。いいい講演会を聴講してきた次第です。
最近の言葉でフレイルがあります。フレイルとは虚弱という意味。75歳を過ぎると徐々に機能低下していき、身体面(サルコペニア)、社会的側面、精神・心理面でフレイルは重なりながら進行していき、身体機能障害になり要介護状態となります。身体機能障害になる前のフレイルをいかにうまく健康状態に向けていくかが重要です。
ただ我々歯科医はオーラルフレイルや摂食機能障害において、器質性咀嚼障害にどうしても目が向いてしまいます。咀嚼力は残存歯数に相関するからですが、今回の講演会ではあまり目が向いていないところを菊谷先生は説明されました。いくら上手に咬める義歯を作っても咀嚼力は舌の運動能力と相関していて、舌や咀嚼に関与する神経や筋肉の障害などがあるとうまくかめないことがあるということです。運動障害性咀嚼障害について今回の講演会で強く認識しました。
咀嚼障害を起こしている方には、低栄養にならないように、誤嚥したり窒息したりしないような食材の工夫も重要であることも今回の講演会で強く認識した次第。講演会はユーモアあふれ、暗い話題を決して暗くならないような話題つくりをされた菊谷先生。いいい講演会を聴講してきた次第です。