NHK大河ドラマ「平清盛」

2012-01-08 19:41:53 | エンタメ
いよいよ今日からNHK大河ドラマの新作「平清盛」がスタートです。平清盛というと「平家物語」に代表されるとおり、おごれるもの“悪役”のイメージが強いです。このワルのイメージの強い清盛を1年かけてどう描くのか興味があります。

昨年の大河ドラマ「姫たちの戦国 江」ですが、江が天下人の太閤秀吉を「サル」と呼んで好き勝手に秀吉の部屋に入っていくシーンがありましたが、あんなこと絶対君主お屋形様の時代にありえないことです。余りの時代認識のない捏造ぶりに嫌気が差してドラマを観るのを辞めましたが、今回の清盛はどう描くのでしょうか?

清盛の時代は平安後期、貴族の時代ですので、貴族などの守旧派から見れば“番犬”というべき武士がのし上がってくることは好ましいことではありませんから、清盛を評価するはずもないです。清盛は貴族の時代から武士の時代への橋渡しをした革命児なのかもしれません。

そういえば、福原の港を開港したのも清盛。福原は今の神戸です。清盛ゆかりの広島の世界遺産宮島は今年は清盛ブームで賑わうのではないでしょうか。



閉塞感のあった平安後期の時代を武士の時代へと切り開いた平清盛。このドラマ新しい観点から描かれているようで、1年間日曜の夜に観るのが楽しみな今日コノゴロです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする