バランスのある空間

体のこと、心のこと、環境・空間のことの体験談!ワークショップ案内!自分が見たり、感じて想った事を書いてます

走りの不思議

2008-06-27 12:50:21 | インポート

先日陸上競技の長距離をやっている学生が治療に来ました。

彼は良く来る子なのですが、「走りが飛んでしまい10000mやさらに長い距離を走ると筋肉が張ってしまい途中から、筋肉が持たなくなり走れなくなるのです!」と言っていて、「長い距離の走り込みが足りないため、フォームが長い距離を走るものではないのです」と言っていました。また何日か前にも、別の学生が同じようなことを言っていました。

彼らに共通していたのが、高校生の時は中距離(1500m)を良く走っていたとのことでした。そして彼らが言うには、中距離はスピードが大事なので、長距離とは走り方が違うとのことでした。

私も元々長距離選手でしたが、正直そこまで走りに関して考えていなかったです。

しかしその話を聞いて、なるほどと思いました。

本来走り自体はそんなに変わることはないはずだとは思います。

ただ彼らは長距離より短い中距離というかなりスピードを必要とする競技で、脚の筋肉のバネを使って前に飛んで推進力を得ようとしていたものが、上に飛ぶということにも力を使ってしまい、純粋に前への力だけを体に伝えることができなかったのでしょう。そのため筋肉を無駄に使ってしまい、長距離になると疲れてしまい、また着地の際も上からの強い衝撃を受け筋肉をよけい使わざるを得なくなるのでしょう!

これはやはり体の使い方を変え、脚だけではなく体全体をうまく使って、力みなく前への推進力を伝える体に変えることだと思います。そして自分自身で使い分けができると相当なものだと思います。(使い方を変えるのはすぐできるものではないとは思いますが)

ただ彼らは「走りこむと走りが安定してきて、長い距離でも走れるようになるんですよ!」と言っていました。彼らは走りこむことで、自分自身の中距離の走りから、長距離の走りに変えれるものが体にあるのでしょうね!それは大事なことだと思います。何事も自分自身で変えることができるというのは、一番大事なことだと思います。

走り込みもただ呼吸を鍛え持久力が上がるだけではなく、長距離用のフォーム作りという効果もあるのですね!(まぁ野球でもそうですし、高跳び、短距離でもフォームを作りますからね。当たり前のことなのでしょうね)

ただ彼らにあそことあそこがもっと使えればなぁ~と人のことは言えるのですけれどね

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タイトル!!

2008-06-15 20:05:39 | スポーツ

タイトルがタイトルだけじゃ何だかわかりませんねでもタイトルの話です。しかも少し前の話です。

ボクシングのタイトル戦の話です(な~んだと興味が薄れた方もいるかもしれません)。6月12日WBC世界バンタム級とWBA世界フェザー級のタイトルマッチがありました。

なぜ今頃と思うかもしれませんが、今日患者さんとその話をしたからです。

もともと私少しボクシングをしてたものですから、今回のタイトルマッチは興味はありました。特に長谷川穂積選手とエドウィン・バレロ選手の体の使い方に興味がありました。(結局観る目は体のことになってしまうのですが

彼らは強いのですが、試合に安定感があります。それはなぜ何だろうと気になってしまいました。二人とも自分自身で状況判断に優れていることが、安定感の一つの理由ではないでしょうか。各ラウンドごとの状況、そのときそのときの状況、相手の実力・癖などを判断して対応できるため、そこから今自分はどのような状態にいるかを判断して動けるので、余裕が生まれ安定感がでるのではないでしょうか。

もちろん二人とも必殺のパンチがあるため、相手は警戒するしそれを打たせないようにしているため、相手は本来の力を出しにくいことも理由ではあると思います。

また長谷川選手は体がうまくつかってディフェンスやパンチを出していますね。それが安定感があり、安心して見れる理由の一つでもあるでしょう。

でも練習量は半端ではないでしょうし、プロなので、実力ととも魅せないといけないと思うので大変だと思います。そして、たとえ安定感があっても、試合を有利に進めていても一発で逆転されてしまいます。きびしいですね(どの世界でもきびしいことはありますけど)

それにしても長谷川選手は試合ごとに、安定感が増している気がします。試合のための良い練習ができているのでしょうね。と長谷川選手を何も知らないくせに偉そうに語ってしまいました

あとバレロ選手の対戦相手嶋田選手。やっとの世界戦すごい根性ですね。いつ来るかわからない世界戦を待ち続けて練習するなんて、目標なく仕事するとか勉強するのと同じではないでしょうか!私ならめげて辞めているかもしれません。しかもストイックにボクシングのみのために食事管理や生活しているなんて、ちょっとテレビの特集をみて「自分も頑張らないと」と思わされました。人それぞれなのでそれが良いというわけではないですが、私は結構憧れます

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ホッと一息

2008-06-14 00:28:36 | インポート

私ここ2、3ヵ月資料作りやスポーツクラブでの仕事で帰りが遅いです!それで、ホッとするのが、家に帰ってから寝るまでの2~3時間です。

今までは気付かなかったのですが、最近帰りが遅いので、この時間帯は本当気が抜けて、リラックスしていることに気付きました!ガス抜きですね。

毎日気を張り詰めた状態では、精神的にも、肉体的にも良い状態ではないので、自然に気を抜くときを作っているのでしょう。もちろん、集中していて毎日気を抜かずにいる人もいるでしょうが、ただ知らずに体や心が病む場合が多くなるので、気を付けて下さい。

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友人との対話

2008-06-09 11:58:16 | インポート

前回の「骨との対話」とは全く関係ありません!(考えようによっては全くではないかもしれないですが)

5日前に久しぶり夜に、友人二人で飲みに行きました。

まじめな話から、くだらない話、昔の話まで気兼ねなくワイワイ話しました。とても楽しく、心が晴れやかになりました。

そして次の日、前日に友人と気兼ねなくワイワイとしたせいなのか、気持ちが軽く、体も軽く感じられました。

普段私一人で治療をしているので、誰かと話すということはないです。(もちろん患者さんとは話しますよ)。でもきつくはないです。(たまに思いますが)

またセミナーや研修などで人と会ったり、話すことは多くあります。それも有意義で楽しいです。

そういった状況で現在ほぼ休みはないのですが、たまに疲れたとは思いますが、でもやる気があったり、そんなに休みたいとも思わないので、苦にはなっていません。

しかし仕事や講習会などでのストレスや疲労、休みがないためのストレスが、無意識に溜まっていたのかもしれません。それらを脳の中でやる気という意識が上回らせて、気付かせないようにしていたのではないでしょうか。

したがって、友人とワイワイ気兼ねなくしゃべるということで発散されたため、気持ちがすっきりして、体もすっきりしたのではないかと思いました

たまには、あえて何も考えずワイワイしゃべるのも必要なんだなぁと実感した日でした。

まぁ味をしめて、毎日ワイワイしないように気を付けます。自分が良くても、周りが嫌な場合もありますしね

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骨と対話する

2008-06-06 01:22:31 | インポート

少し前の話になりますが5/31に、自分で行う股関節の調節法や動きの講習会に行ってきましたとても有意義でした。

自分で調整できる方法などをして、これは患者さんに使えるなぁと思いながら受けてきました。

その中で、先生が言っていたことで、私と同じ考えだなぁと思ったものが多々ありました。

一つに「自分の体に敏感になることです」。私のホームページでも「敏感力」として説明してますが、自分自身で体を意識していくということです。

体の硬いところや凝っているところは、硬い所に意識ができていないとか、体をしなやかに使う意識が出来ていないということです。

指圧マッサージ・整体などの治療といわれるものは、治すというより、それを意識させるようにして、使いやすい体にしてあげることだと思います。

そうすることにより、状態が改善し患者さんにとって治ったとか、動きが良くなったという事になるのでしょう。

また講習会の先生は「自分で体を意識して、バランス良く動かしたり、使えてない動きを調整できるようにしてください」とも言っていました。私もそうだなぁと思いました

治療をして体の意識をしやすくしたとしても、また癖のある使い方、動き、姿勢をしたら、その症状や状態になりやすくなってしまうと思います。

確かに癖のある状態から、自分にとって正しい(自分にとって理想な)状態にするするというのは嫌な感じがしますし、落ち着かないとは思いますただ馴れればそれが楽になり、スムーズに力を入れなくても動けたり、立っていたり、座れたりすると思います。

そしてちょっとバランスが崩れても、自分で調整する能力も培われるのではないでしょうか!そうすると治療に来る回数も減ると思います

まてまてこれって私の治療院の首を絞めているのでは

まぁでも根本は皆さんが自分の家で良くなって、すこやかに元気になってくれればよいことですからね

私ももっと体を意識させま~す。そして良いものを皆さんに提供できたら良いなぁと思っています

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