バランスのある空間

体のこと、心のこと、環境・空間のことの体験談!ワークショップ案内!自分が見たり、感じて想った事を書いてます

空間との調和、一体感を感じられた

2018-03-02 18:02:53 | フェルデンクライス

先日は
フェルデンクライスATMレッスンでした。

今回は背骨から肩甲骨や胸郭やら、さらに足まで繋がる感覚で行ったようでした。
その前に逆立ちをしていて右に倒れていく感じがあり、初めに立位と仰臥位での姿勢を内観してみたところ、右の胸郭が詰り(つぶれている感じ)、右肩内に入り、右腰がやや反り詰る感じをキャッチしました。

腹臥位で肘で身体を立てて反る姿勢の中で、肩甲骨の動きを行ったり、座って背骨を回したりして背骨から骨盤や脚との連動の動きを感じたり、腹臥位で肩甲骨と手の関りでの動きなどを行いました。

終わった後はとても軽い!しかし抜けるというより楽に安定している(力感は抜けています)。
歩きも、軽く楽だけどしっかりとした安定感があるのでフニャフニャしていない。

身体という構造的存在感が薄くなり空間に馴染んできているようでした。
講師のTherapyRoomのWakiko Saitoさんとも話をしていて、同様な感覚の話しが出てきました。

これは何なのか?
自分の推測ですが、身体を大きくパーツや筋肉などで捉えているというより、身体がもっと細かく体全体を小さい無数の点で感じ捉えているからなのではという感じでした。
無数の小さな点がもっと小さく、さらに小さくなれば、身体の関りより空間との関りに近くなり、自分と空間との境目が無くなってくるからなのかなと感じました。
なので、より身体に向き合い細かく関っていくことが必要なのだと感じました

さらに、フェルデンクライスのレッスンでは、少ない言葉がけで動くので、受け手が漠然とこなしていたり、動きができたできない(勝ち負け)で行っていたら、ただ小さくゆっくり動いているだけとなり、自分の身体と!繋がりと!機能と関わろうとしていないので、何をしているのかが解らないように思います。
しかし、小さくゆっくりはかなり身体へ細かく感じ、感覚として捉えていけます、また行いずらいと思う方向や態勢でも行うこともするので、「キツイ」「難しい」「できね~!」「無理!」という感情や想いも出てきます(^^ゞ要は自分のパターンでないことをやらせることによる拒否がでてきます(^^)
それでも行うことで(関わることで)、それ自体出来なかったり、スムーズにいかなかったとしても、感度は高まり、感覚としても捉えやすくなるように思います。
なので、普通に立ったり、動いたりでも感度があるのでそこも使えるか、もしくは使おうとして、姿勢や動きの変化ができてきます。
今回自分も、右の胸郭が詰り(つぶれている感じ)、右肩内に入り、右腰がやや反り詰る感じはなくなり、それらの滞りが抜けて、抜けた状態、楽な状態、負担を強いる状態が薄れ、逆に動ける感じが出てきたので、逆立ちもやりやすくなりました。

少ない情報の言葉がけによるキツイい状態を、いかにキツくなく(無理なく)、楽に、心地良い状態で行るよう、身体の細かい所と関わり、やり取りをしていくということなのかもしれないなぁと感じました。
合っているどうか解りませんが、それがフェルデンクライスでいう「教育」ということなのかな?とも思いましたし、wakiko
さんとの会話からも解釈しました。

今回、和身塾や身体の使い方練習会、先日のワークショップで関わりのことやキツい状態の方がより関わりやすくなるということなど感じ知れたので、ATMレッスンを受けてよりそこのところが浮き上がってきました。
空間との調和や一体感というところも、より感じ知れたように思います。

 


フェルデンクライスATMレッスン2017.12

2017-12-20 22:13:52 | フェルデンクライス

昨日はフェルデンクライスATMレッスンでした。

今回はより身体の繋がりと動きと体のやり取りを感じられました

足からのレッスンであったのですが
足の細かい所の意識を向ける(意識という言葉は色々なコトや捉え方を含みますがここでは使います)、感じる、
その足の小さい細かい動きに意識や感じることを行う
そして、脚から膝、骨盤、背中や首、さらに腕までも動いていくことに意識を向ける、感じていく
または、あえて動きにくい(と感じる、思う)所でも行う。

今回、
その細かい身体の意識や感じることで身体の細部までが活動できるようになり、全体で動けたり捉えることができるようになれると、フェルデンクライスで感じられました。
そうなることで、力みはいらず全体で捉えて動け、無理の無い動きや力まずともしっかり軽く立てる姿勢でいられます

ATMレッスンで
無理せず、頑張らず力ではなく流れやその行うことに意識を向けるのは、細かい所の身体のやり取りを感じていくことを注視していくからなのではと思います。
その身体のやり取りを脳に伝わるわけであり、身体に無理無駄なく心地よくいられるために脳もその身体に合わせていくのではないかと思います。言い方を変えれば自然体と言えるのかもしれません。

なので、自分の癖や本来やりにくい方向や動きも混ざってきますが、その中でどう身体を合わせていくか!やりにくさ、難しさの中で、どのようにやりにくくないと感じる流れを探るか!難しくないと少しでも思える身体の動きを見つけていくか!自分の癖やパターンという脳の癖による力任せにならずに、身体の流れを感じ意識していけるか!
そこは出来る出来ないとか、動ける動けないというある意味勝ち負けの価値観ではないように感じます。
その中で身体全体でどうしていくか!どうぞの動きに関わり細かい意識で繋げていくか!という感じていくことが大切なのではと感じました。
それらの細かく感じること、繋がり(連動)を感じられること、動きの選択肢の幅を感じられることが
『気づき』
と言えるのかもと思いました。

そして小さい動きであればあるほど、細かく意識を向けやすくなりより身体を洗練されるように思います。
(そういう感じられることで大きな動きでも大雑把にならずにいられるように思います)

そして、この細かい身体の感覚があることで、普通に立つ、歩く、動くが無理無駄なく、不必要にどこかに頼ることもなく、頑張ることもなく、心地よくいられるのだと思います。

これらは、今年取り組ませていただいた身体原理や身体の使い方で感じ捉えたことと同じであり、なのでよりフェルデンクライス(私はATMレッスンのみですが)の深さを自分なりにですが感じられたように思えました。


フェルデンクライスATMレッスン2017.9月終わりました

2017-09-21 14:29:52 | フェルデンクライス

一昨日はフェルデンクライスATMレッスンでした
今回は”捻じり”からの繋がりや関わり合いのようでした。

ほとんどの方は捻じることは出来ると思います。

誰もがその捻じるという動きは常に行われています。
これができないと動けない不都合が多々あるでしょう。
自然でも捻じる(螺旋)が多く深く関わっていると今のところ言われています。

その捻じる動きをどこから行われているか、動きながら自分で観察してみる。
結構曖昧だったりします。
それを自分なりにどこから行われているか?
ではどこを意識して動いてみたら無理なく楽に動けるのか?
手の位置は?足の動きは?首と体幹部の関係は?さらに背骨は?肋骨や股関節は?
など感じ意識してみてみると、繋がりを感じられたり、繋がらず緊張させていたりを感じられました。

そこで自分なりに無理なく頑張らず工夫してみたりしていきます。

今回は初め曖昧である身体が、肋間の動きを感じつつ腰の張りを感じ、頭と首の分離と連動を感じられました。
さらに、脚や足底部までの動きが波及していく感じも出来て、足や脚との繋がりも感じられてきました。
しかし、まだ捻じれが肋間からの感じが強く、背骨からの動きがあまり感じられませんでした。
最後の方でデンデン太鼓のように、力を抜き左右に振っていくと、ドンドンその振る力が中心に集まり背骨に感じられ、背骨からの感覚として動きが捉えられたようでした。

ゆっくり手に意識を向き合いながらの時は、動き自体は変わってきているのかもしれませんが、自分自身ではまだ感じにくかったり、ハマった感じはありませんでしたが、やや早く力を抜いたときにドンドンハマる感じがして面白かったです。

そして、それらに集中していることで、頭も余計な所からの情報をとらないので、終わった後身体に意識が向き合うのみなのでスッキリしていました。

日々身体がだるいとか重い、動きたくないということの1つのヒントかもしれませんね。

次回は10/17(火)19:00~です。


フェルデンクライスATMレッスン2017.9月

2017-09-18 19:32:03 | フェルデンクライス

フェルデンクライスATMレッスン
連休明け9/19(火)19時からです!

自分の身体と繋がりたい、動きからの感覚や出てくる思考と繋がりたい、それらモノゴトと自分を繋げたい!
自分と動きのやり取りから感じ、気づき、知り
いかに無理無駄なく動けたり、居られたりするのか!自分との対話をしてみるのも面白いかもしれません。
もし、難しい、できない、解らないという思いがでたとしてもそこと向き合い、まずその不都合に気づき、その動きの中からどのようしたら不都合な思いにならないのか?方法を探ることを楽しんでみてもいいかしれません。

https://www.facebook.com/events/1560469807360526/?acontext=%7B%22ref%22%3A%2222%22%2C%22feed_story_type%22%3A%2222%22%2C%22action_history%22%3A%22null%22%7D&pnref=story


フェルデンクライスATMレッスンin府中8月

2017-08-30 12:46:35 | フェルデンクライス

昨日はフェルデンクライスATMレッスンでした。

足・脚と股関節との関係性、足・脚と頭を通しての身体の繋がりを感じ知れました。

また、骨盤を動かさないで脚を動かす(という言葉)という窮屈に感じたり、出来ないでしょと思ったりする中からどう動かすようにしていこうとするかを見つけようとしたり、行ってみたりする。

レッスン終了後に和貴子さんと一緒に参加してくださった心身の扱い方の専門の方ともお話をしましたが(濃い話だったなぁ)

それは決して、こう動かすからこうなる、ここが動かせないから動かせるはずはないという思い込みの中で、出来る出来ないを問うてるわけではないということに思えます。
その条件の中でもどう捉えていこうとするのか、その想いや考え、その動きからまた違う選択肢も出来ないのか?もっと力みを使わない選択肢もあるのでは?などを感じ伝えていくことのように感じました。

そうすることで身体感覚が深まり、より自分を知り、動きの質も高まり日常もより良くなれるということのように思います。

そして、これらは身体だけではないということにも置き換えられます。
先ほどの骨盤を動かさないで脚を動かす(という言葉)ということを例にとると
我々の日常でも、自分の条件や都合や折り合いが合わない中、窮屈感や無理、出来ない、やれないと思う時でも関わり続けて、違う選択肢がないのか?違う発想がないのか?やはり無理して行うべきではないのか?今は引いた方が良いのか?と探求していくことで、打開策が見つけられるかもしれませんし、見つけられなかったとしても次に同様な状況の時に、今そこまで深くかかわれた分、ゆとりや余裕が生まれたりもする。

実は身体を通しての自分やその生き方や生活の仕方にも応用や変容というか、繋がっているのではないかと思います。

そこも踏まえた上での身体教育なのではと、体感とお話から一段と感じ想えました。

次回はまた第三火曜日
9/19(火)19:00~です