ヒグマの足跡、2、3日前のものらしい。
北海道出張、今回は知床半島です。
中標津空港から斜里に向かう車中でみたヒグマ親子。
世界遺産である知床半島の自然、またヒグマなど野生動物を巡るお仕事だったのですが、いやあ、空港降りてすぐに車道でヒグマ親子に
遭遇して、みんなびっくり!現地ガイドさんも「初めてです!」と驚いてました。
ヒグマの住む森を散策中。
ヒグマの住む森を散策したら、ヒグマの爪の引っ掻き痕とか、数日前の足跡など生々しい痕跡があって、ドキドキ。
さらに普段は警戒心が強くて出てこないというシマリスも、ひょっこり1メートル弱のところに顔を出し、こちらをじっと
見つめていたのには、驚き、というか不意打ち。
森を抜けると海が見えます。
絶景!
なんとも素敵な陶芸カフェ「こひきや」。
斜里窯で陶器を作りつつ、カフェも経営している実に素敵なお店でランチ休憩をしました。
http://bigfis2.wixsite.com/sharigama
朝とれたカラフトマスの親子丼。
ワインの甕も作っています。北海道のワイナリーが使うらしい。
お父さんと長男が陶芸をし、次男夫婦がカフェを営むという、映画にでも出て来そうなお店で、みんなでのんびりまったり
かな〜り長居してしまいました。
冬には流氷を追いかける船になる「オーロラ号」
この日の午前中まで台風の影響で全ての船が欠航していたとは思えない青空の下、ウトロ側のオホーツク海を
運行する400人乗りのクルーズ船に乗り込んだら、ほどなくして、イルカが跳ねており、ヒグマも出たらしい。
が、残念、私は見逃してしまいました。
真冬の流氷は神秘的で美しいと聞きますが、今の時期も壮大な景観で素晴らしいです!
下船したらちょうど日の入り。
雄大な自然の前に、言葉も出ずにみんなただ夕焼けを見つめるばかり。
まだ1日しかたってないのに、何日もすぎたような充実感を味わいました。
羅臼側を小さいボートでクルーズ。
次の日は、ウトロから山越えをして羅臼に出ました。途中、エゾジカやキタキツネがひょっこり出てきて、びっくり。
雲海を臨んで。この写真の1万倍ぐらい広大で素晴らしかったのです!!
今度は10人乗れるかどうかの小さなボートでクルーズしましたが、
海が予想以上にうねっていて、ジェットコースターさながらのアップダウンにきゃあきゃあ騒いでしまったのは、私一人だけではありません!
あれ、黒い影、わかります??
こちらも息を飲む絶景、途中から水道電気ガスの全くないエリアに入り、そこはヒグマがたくさん生息する豊かなエリアだとか。
と思っていたら、「ヒグマだ!」と船長さん。
わかります?
小さな船なので、ギリギリ近づいてくれました。ヒグマが川で、どうやらカラフトマスらしき魚をとって食べているらしい!
こんなダイナミックな光景、なかなか見れないそうです!
さらに、日暈も出た!
ヒグマ、すごかったね、と興奮冷めやらぬまま、空を見上げると、あらら、何これ?
太陽の周りに綺麗な円状の虹が出ています。あとで調べたら、ハロ、とか日暈(にちうん)と呼ぶそうです。
羅臼昆布がゆらゆら生えてます。
岸に上がっていたスケソウダラの一種。カモメがやたらといるわけだ。
船長は日本一です!とガイドさんが褒めていましたが、岩と岩の間、本当にちょっとしかない隙間を、波がうねって盛り上がった瞬間に
超高速ですり抜けたと思ったら、次の瞬間ストップして波に揺られるままだったり、自由自在に船を操る船長さんは現役の漁師さん。
波の状況によるのでしょうが、少なくとも今回はスリル満点、絶叫アトラクションとしても楽しめます(笑)
羅臼にあるとは思えない(?)おしゃれなカフェNo Borders Cafeで、もっちりしたベーグルサンドのランチ。美味しかった!
まさか羅臼でこんなに美味しいベーグルに出会うとは!ギャラリーも併設しているカフェは、今年オープンしたそうです。
曇り空の羅臼の海岸。
上からみた羅臼の町。
向こうに見える島はクナシリ島、北方領土ってこんなに近くにあるんですね。
宿泊は知床第一ホテルで、朝と晩、とてつもなく広いお部屋でビュッフェです。夜は天ぷらからお寿司、ラーメン、北海道の食材を使った
揚げ物、焼き物、煮物、チョコレートファウンテンから、かき氷、クレープなどまであって、迷います。
なぜか巨大な船があるビュフェ。
今回は前回の北海道出張より短く、実働丸2日だったのですが、充実しすぎて1週間くらいいたような気分です。
現地ガイドさんが「ラッキーすぎます!」と驚くほどの確率でいろんな動物に出会えたし、前日まで台風だったとは思えないお天気の良さに
スケジュールもどんどん進みました。現地の方々がアレンジしてくださったランチのお店も、素敵で、美味しかったし、ホテルのビュフェでは、
それこそいろんなお料理を楽しみました。
大満足な旅でした
いやあ、北海道いいですね、どんどん好きになります!