アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

帰国準備中の娘、「パワーレンジャー」来日、「越境するうた」ライブ&トーク

2017-07-05 11:54:09 | 日記

キーラちゃんちで大作制作中?!

そろそろ東京に戻ってくる娘と夫、3ヶ月強滞在していると荷物もだいぶ増え、荷造りもかなり大変そうです。


同級生とプレイデイト中

「もうすぐ会えるね〜!楽しみ!」と、しばらく離れていた母娘は、盛り上がっております(笑)。
「でもね、シドニーを離れるのが悲しい」とちょっとドラマを演じる(?)娘に「じゃ、もう少しいる?」と聞くと「やだ!!!」(笑)


ネットより借用。国技館での「パワーレンジャー」レッドカーペット

さて、「パワーレンジャー」という、もともと日本発祥のテレビ番組がハリウッド映画になって、主演俳優と監督が来日し、
監督の通訳をさせていただきました。


さらにネットより借用。アントニオ猪木さんが歩いてます。
国技館でのレッドカーペットは、吹き替え版の声優さんたちも勢揃いし、蒸し暑い中、かなり盛況でした!


これもネットから借用。アントニオ猪木が舞台挨拶のスペシャルゲストで「パワー注入」してました!

はるか昔、「ゴレンジャー」をテレビで見ていた記憶があります。それがどんどん続いて、スーパー戦隊シリーズになり、アメリカに
渡ってパワーレンジャーになり、世界中で放映され、今度はハリウッド映画になって日本に戻ってきた、という「歴史」を振り返ると、
なんだか感慨深い・・・。

「スタンド・バイ・ミー」や「ブレックファースト・クラブ」のスーパーヒーロー版を作りたかったという監督の言葉通り、かなりドラマ重視、キャラクター重視で、
他のスーパーヒーローものとはかなり違う感触のこの映画、7月15日封切りです。

https://www.cinematoday.jp/video/VIYeBPU3aZX_lk



タンゴバー「エル・チョクロ」でアルゼンチンタンゴの曲とともに西アフリカの曲の演奏を聞いて以来、気になっているギターリスト、
山口亮志さんからクレオールの歌を歌う人がいると聞いて以来、ずっと見たいと思っていた松田美緒さんという歌手のライブ、やっと昨日行くことができました。
それもライブハウスでなくて、大学のトーク&ライブイベントという形で!



第一部は、松田さんが影響を受けたというラフカディオ・ハーン、小泉八雲の軌跡を追いつつ、彼の玄孫さん(?4代目)小泉凡さんのトークを交え、
松田さんが各地の歌を歌う、という興味深い構成。特にラフカディオ・ハーンに関心があったわけではありませんが、歌やトークを聞きいているうちに、
彼のフットワークの軽さ、オープンマインドさが私にも伝わってくるようで、とても心地よかったのです。



2部はギリシャやカボ・ベルデなどの歌のライブ。
セサリア・エヴォラCesaria Evoraというカボ・ベルデの歌手が大好きで、ニューヨークに住んでいた時にライブをみて感激したことがあります。

松田美緒さんはカボ・ベルデの曲を歌い、セサリアの歌もカバーする、と聞いて、ぜひ生で聞いてみたい、と数年前から思っていたのでした。
昨日やっとそれが聞けて、嬉しかった!

カボ・ベルデでは、以前、日本の漁師さんたちがマグロ漁をしていたことがあり、彼らが日本語で「最高だね!」というのを現地の人が
覚えて、「サイコ」というのがクレオール語になってしまったそうです!

その「サイコ」という歌で、ライブが締めくくられ、みんなで「サイコーだね!」というフレーズを繰り返して、なんだか最高な気分に
なったのでした。

歌は世につれ人につれ、と言いますが、歴史的には悲劇と見える人々の移動でさえも、音楽的に見ると豊かさにつながって行く、つまり、現地との音楽と移民がもたらした音楽とのフュージョンが起こり、新たな音楽の誕生に繋がる、ということがまさに耳で聞き取れる、なんとも心広がる体験でした。

・・・あれ、ここ数日、仕事も遊びも「越境するコンテンツ」がテーマ??
国を移動すること、大きな意味で旅をすることで、変容して行くのは、人もコンテンツも同じですね。

http://www.miomatsuda.com/

何れにしても、松田美緒さんのライブ、今度は家族で行きたいな〜!