アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

綾部の古民家で表現アート。

2024-04-26 08:14:38 | 日記

「わたしに還る宿 羅美」

京都の郊外、綾部にある古民家に行ってきました。「旅の途中」というテーマの表現アートのワークショップに
参加したのです。



https://lavieayabe.site/

違う言い方をすると・・・表現アートの仲間たち、みどりさんのお宿で、みわちゃんがワークショップをすると聞いたら、参加せずにはいられません!

http://www.i-m.mx/renkonan/renkonan-miwayuko/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E5%87%BA%E5%89%8D%E5%87%BA%E5%BC%B5%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF.html



お庭の一部。

他にも表現アート友達が何人も参加して、同窓会的な楽しさも相まって、人生という「旅の途中」に一息ついて、自分の中や外を見つめる豊かな時間でした。


ハンモック、一回転げ落ちました(笑)。

15年ぶり、7、8年ぶり、数ヶ月ぶりの友人たち、そして初めましての何人かの方々。そんな年月の差が気にならないのも、
こういうワークショップのいいところ。


「Qちゃん」、作りました、というか、現れました(笑)。

さらに、みどりさんが13年かけて改築した古民家の心地よさ。また長年、いろんな人にワークを提供してきたみわちゃんの器。そして、参加した人たちの優しさ、もあるかな?



でもね、来談者中心療法で知られている心理学者カール・ロジャーズが提唱したパーソン・センタード・アプローチ、自分も相手も尊重するその態度、批判されないという安心感が、一番大きいかもしれない。


コラージュって、いつも「こんなんできましたけど」なのです

パーソン・センタード・アプローチは、その娘ナタリー・ロジャーズに引き継がれ、彼女はさらに表現アートを取り入れて、パーソン・センタード・表現アートセラピーと発展させました。


京都から綾部までの特急、クラシカルな作り。

二十代の終わりから三十代にかけて、アメリカに住んでいた時、ひょんなことがきっかけでナタリーと知り合った私は、彼女の研究所で、一通り研修を行い、論文を書いて修了書を取りました。でもあまりもそれをあまり使うことないまま何年も経ち・・・。


車窓から。

20年ほど前、アメリカから講師を招き、日本でパーソン・センタード表現アートセラピーの合宿が長野県の女神山ライフセンターで開催された時に通訳させていただいてから、ずっと女神山での合宿の通訳をさせていただきました。

http://www.megamiyama.jp/


古民家 羅美には暖炉もあります。

そこで知り合ったのが、今回綾部でご一緒した人々。


緑がたくさんなところにいる、のです。あるいは、宇宙、未来都市、はたまたマスクメロンか(笑)

1週間の合宿を4回行って、さらに論文を書いて合格したら、修了書がもらえる、というコースだったので、一時期、私は1年に何度も女神山に滞在しました。


ピザ窯、火が入りました〜

1週間も寝食を共にし、さらに自分の気持ちをいろんな形で表現する、という濃密な日々を共に過ごした人々とは、その後ずっと会わなくても、会えばすぐに女神山にいた時に戻ってしまう。


焼きたて、おいし〜!

学生時代の友達と会うと、学生気分になるのと同じですね。



なんだか今月は、とっても懐かしい人々との再会が多いなあ〜。40年ぶりのチャロから始まって、今回は20年ぶりくらいの人もいたし。



テーマが「旅の途中」だったからか、今回会った人々と、またしばらく会わなかったとしても、きっとまたとこかで
会うんだろうなあ、なんて思えたのでした。



またお互いの道が、旅の先々で交わることもあるよね、と。


精進料理。味付けもしっかり、ボリュームもたっぷり。

そうそう、羅美でのご飯、どれもおいしかったです!


カラスノエンドウの天ぷら。くせがなくて、美味しい。お花の色が見えます。

お庭にある野草を摘んで、天ぷらやおひたしにしてくれたました。その辺にある草(?)が食べられると思うと、楽しい。そして美味しい。


最後はしとしと降り。

私がよく訪れる田舎は、母方の祖母の実家のある小淵沢、女神山のある長野、など信州が多くて、山に囲まれています。今回関西の田舎に滞在して、山が多いけれど、信州のよりもっと低くて丸みがあって、「はんなり」してるなあ、とちょっと驚き。


あ、近所にネモフィラが!

私が日本の田舎の風景だと勝手に思い込んでいたのは、信州のものだったのか、と認識を新たにしたのでした(笑)。



さて、入学して1週間目は泥のように疲れていた娘。こんなに疲れて、これから大丈夫かな、と心配しましたが、おかげさまで2週目からどんどん元気が戻ってきました。


庭の青梅、どんどん大きくなってます。

毎日いろんな新しい人と出会って、新しい授業を受けている、その報告を聞くのが楽しみです。イケメンがいたり、可愛らしい男子だと思っていたら女子だったり、苦手なタイプがいたり、一見怖そうな先生が実はひょうきんだったり・・・いろんなキャラクターがどんどん登場して、「学園もの」漫画やアニメの連載を見てるみたいな気分になります(笑)。


羅美のぽんちゃん。

今日もやや眠そうに、6時40分すぎに家を出た娘。さてさて、今日はどんなストーリーが展開しているでしょうか?


桜の中で入学式、40年ぶりの再会、お花見などなど。

2024-04-14 09:39:28 | 日記

入学式始まるよ〜

4月8日、桜が咲く中で中学校の入学式が行われました。


学校までの道のりも桜!

久々に入学式の桜、とっても嬉しく幸せな気分になりました!

娘が通っていた小学校が全校50人ちょっとのマイクロスクールだったので、普通なら小規模と言われるであろう
中高合わせて600人ちょっとの学校は、巨大に感じるのでした(笑)。1学年100人強いるだけで、前の学校の
全校生徒の2倍近いですから!

田舎のネズミと都会のネズミの絵本をなんとなく思い出しています。田舎のネズミが都会にきてびっくり
してるような(笑)。

入学1週間目の娘、1時間以上かかる通学とともにカルチャーショックでかなり疲れておりますが、小学校の先輩が何人かいて、話を聞いてくれたり、アドバイスをくれたりして、とても助けられています!


40年ぶりのチャロ!

そのちょっと前に、AFS交換留学生としてイギリスに留学していた時の同期、ペルー人のチャロが日本に遊びに来て、
なんと40年ぶりに再会しました!


こうちゃんと一緒に大笑い!

懐かしすぎて、嬉しすぎて、どうしていいかわからないくらい・・・高校生だった私たち、お互いに国をあちこち動いて結婚し、離婚し、仕事をし、子供がいて・・・今は環境問題のコンサルタントとして文字通り世界をまたにかける彼女は、ベトナムで仕事をし、次にコロンビアで仕事をする経由地に日本を選んだのでした。

いつか彼女の故郷であるペルーに一緒に行きたいな、そしてコロンビアも行きたいな〜。そして彼女が半分本拠地にしている北アイルランドにも、それこそ交換留学生の時にチャロのホストファミリーのうちにお世話になって楽しい思い出があった場所、また行きたいものです。

アフリカ、南米、アジアと世界にまたがる彼女の仕事の話を聞いて、また旅をしたい気持ちがむくむく沸き起こってきました。
一緒に話を聞いていた娘も「私もチャロみたいに世界を見たい!」。

チャロと一緒に、「みんなとチャットしよう!」と同期の留学生だったプエルトリコや香港にいる何人かに連絡してみました。
世界各国からイギリスに来ていた同期は60人強いたのに、なんとなく連絡を保っているのはごくごく一部。

香港の友人たちとは何度か会ったり、メールなどでやり取りしていますが、プエルトリコの友人とリアルタイムで話をするのは
それこそ40年ぶり!久々のスペイン語で話をしてみて、まだ忘れてないけど、かなり錆びついてます。それこそスペイン語圏にある程度住めば、また戻ってくるかもなんて思ったり・・・

留学生だった40年前、世界を見たいと思っていたあの頃・・・これまで40カ国くらい訪れたけれど、まだまだ未知の国が待っている・・・もっと見たい!久々に強く思いました。


コンクリートの上に桜の花びら。

その少し後、アメリカに住んでいる友人と1年ぶりくらいに会いました。彼女と千鳥ヶ淵の夜桜を楽しんだのは、
いつのことだっけ、と言いながら、うちの近くの川原に一緒にお花見に行きました。


娘と久しぶりのお友達と

この川原、芝桜も満開で、桜と両方楽しめるのです!


芝桜と桜

本当は新宿御苑にでもお散歩に行こうかとこの友人と話していたのですが、実際に行ってみたら、予約がすでにいっぱいで、夕方まで入園できないとのこと。確実なのはどこだろうね、と話して、全く予想外にうちの近くの川原に来ることになったのでした。初めて家族、ついでに幸ちゃんにも紹介できて、ちょうど良かったかも。


おもてなしのアート、いい言葉ですね!

超絶久しぶり、ちょっと久しぶりの友人たちとの再会を楽しんでいる間、いつもとちょっと違うお仕事をさせて
いただいておりました。


「ミカド」チェアーを使って、ヨーロッパ風、日本風と2種類のテーブルセッティング

Vitraという家具の会社のミカドという椅子の新作発表で、その世界観を空間で表現するイベントが行われ、そのスタイリングをなさった、本社クリティティブ・デザイナーのTill Weber氏が来日なさり、3日間に渡りトークやパーティーなどが行われ、
通訳させていただいたのでした。


ロイヤルコペンハーゲン、手刺繍のクロスでポップにセッティング

ロイヤル・コペンハーゲンやマルヒロとコラボしてのテーブルセッティングは、意外性とユーモアに満ちていて、見た人がみんな「かわいい!」と叫んでいました。


マルヒロの食器を使った日本風のテーブルセッティング

合羽橋で集めたという数々の包装紙や小物が、ナチュラルな色合いのテーブルと椅子の上で器を引き立てます。


コーヒーテーブルも可愛い

Till Weberさんのお話はどれも興味深いものばかりでしたが、特に印象に残ったのは・・・

「インテリア・デザインとは、空間を家具や小物という色を使って絵を描くことだと思う。
テーブル・セッティングとは、テーブルの上を器や食べ物、小物という色を使って絵を描くことだと思う。
どちらも最後にお花を生けることで完成する」。

私も花を飾るのが好きなのですが、画竜点睛としての花、とは考えたことがなかったので、なるほどなあ、
と感心するのでした。


桜のケータリング!

南青山というイベント会場のエリアもおしゃれでかわいいものがたくさんあるので、休憩時間に歩いて回るのも
楽しかったです。


会場近くにワニ(笑)

すぐそばにあった岡本太郎記念館、実は入るのは初めてでした。


岡本太郎記念館

以前訪れた岡本太郎展で見たオブジェがあり、大好きだったので、これまた嬉しい。


座れない椅子たち

たまたま見つけたオランダ公邸でのチューリップ見学会に行ってきました。


オランダ公邸

まだチューリップはこれからでしたが、オランダ大使館横にある公邸、なかなか素敵な洋館とお庭、楽しく見せて
いただきました。


お部屋にもチューリップ

行列していたので遠慮しましたが、オランダの民族衣装を着た人や木靴と一緒に写真を撮ることもできましたよん。


お庭のあちこちにチューリップ

よく手入れされたお庭、チューリップが満開になったらとても可愛らしく綺麗になるだろうなあと想像しました。


ミッフィーかわいい

ミッフィーってオランダのものだったんですね?大使館の方にミッフィー像がありました。


桜の切り株に桜の花びら

たまたま見てきたオランダ公邸の後、オランダの会社の通訳をさせていただきました。


幸ちゃんと桜の花びら

私にとっては全く初めての分野、細胞農業についていろいろ勉強させていただきました。


皇居を見ながら

公私ともに、いろんな国から来日なさった人々との交流がある日々。
みなさん、桜を満喫なさったようで、よかった〜!


夕暮れ時

だいぶ花びらは散ってきましたが、それもまた趣があって楽しめるのが桜の素晴らしさ。


干していたシーツに桜の花びら!

昨日は洗濯物を取り込もうとしたら、桜の花びらに驚かされました(笑)。



これから八重桜、そして葉桜・・・まだまだ楽しませていただきます〜。

谷根千散歩で死後を考える。

2024-03-28 11:27:40 | 日記

猫の盛り合わせ?

週末、ちょっと空気が緩んだ1日、谷中、千駄木、根津あたりを友人とお散歩しました。


枝垂れ桜が咲き始めていました。

谷根千が初めて、と言う友人は、いろんなことに驚いたり、感心したり、新鮮な反応をし、さらにわからないことがあるとすぐにお店の人などに質問してくれるので、何度も訪れている街なのに、私にも新しい発見がたくさんありました。


賞味期限、焼き上がり10分まで、というシュークリーム!

この写真のシュークリーム、すごくサクサクして、カスタードクリームも軽くほんのり甘くて、とっても美味しいのですが、
賞味期限が焼き上がり10分!なので、食べ歩き用のみ!


お店の外観。改装工事に入るのでそろそろお休みだそうです。

亀の子束子のおしゃれなお店で、友人が色々質問したついでにお店の人に教わったお菓子屋さんです。立ち寄ったら、なんとあと数分で焼き上がるとのこと!これは食べるしかないでしょう、と名前を告げて数分待ち、焼き上がりにかぶりつき「美味し〜!」(笑)。


HAGI cafeのキーマカレー。ドンと卵がてっぺんに!

たまたま見かけた長明寺というお寺に「樹木葬」という看板があり、これまた友人がなんだろう、と色々質問し、お寺の人にお寺を案内してもらい、ついでにお茶をご馳走になって樹木葬のパンフレットももらってきました。


これは渋谷の喫茶店内の桜。

子供がいない人が増えてきたので、お寺としても色々考えて、宗教不問で、1代限りのお墓を考えた。親子で入ってもいい。ただ事前に登録した人がなくなったら、その後13年経つと、自動的に永代供養に移行するそうです。二人まで、4人まで、墓石のデザインやサイズなどでお値段が違います。「この辺は商店街もあるし、色々見るところもあるし、交通の便もいいし、お墓参りしやすいんですよね」とお寺の人。お墓もアクセス大切ですね。


近くの川原で。

実は大学の卒論がお墓だったのです、ワタクシ。当時は、死んだ後までお姑さんと一緒に入りたくないと分骨する人が出たり、お墓のスペースが足りなくてアパート形式みたいな納骨堂が出てきたり、と家族問題、住居問題、さらに日本人の精神がお墓に現れてるなあ、と社会学を学んでいた私は興味を持ったのでした。

高校の時、交換留学生だったスコットランドで、「お父さんのお墓どこだったかしら?」とホストファミリーのお母さんが、草ぼうぼうの霊園で、自分の父の墓石探しをしたのがショックだったところが始まりでした。なぜショックなのか?と自問すると、ご先祖崇拝が当たり前だと思っていたから、なんですよね。中学、高校とキリスト教の学校だったけれど、家族のお墓があって、お墓参り、法事が当たり前の「普通の日本家庭」に育ったから・・・。


南池袋の公園。

卒論から40年近く経った今、少子化問題が浮上して、墓仕舞いや、この樹木葬のような(このお寺の場合、必ずしも樹木の下に埋めるわけではないらしいですが)継承者がいなくてもいい形のお墓が出てきたり・・・やっぱりお墓には現代社会が反映されるなあ、と思ったのでした。



よく考えると、私も結婚して実家から出ているわけで、歩いて15分のところにある実家の菩提寺に、なんとなく入るつもりでいたけれど、本来は入れないのかな?お寺によっていろいろらしいし、まだお寺さんには聞いてないけれど。



死んだ後、どこに行こうかなあ?死ぬ前に決めておかないとなあ・・・と焼き上がり10分賞味期限のシュークリームを頬張りながら、考えたのでした。

娘が小学校を卒業しました!

2024-03-26 11:29:35 | 日記

卒業式前日、エキシビションの発表。

3月16日、娘は小学校を卒業しました。


「漫画療法」を考えて、発表してました。

長いようで短かった6年間、卒業の実感があまりなく、卒業式で号泣するつもりでいたのに、それほどでもなく(笑)。


娘はロリータ服、母は龍柄の着物。

卒業式の後、生徒たちは下校までロングホームルームで全校で一緒に過ごし、その後卒業生のみと先生たちの時間があり、その後、夜から学校で、謝恩会、と長〜い1日でした。


謝恩会で担任の先生に花束贈呈。

卒業式前のエキシビションと呼ばれる1年を通しての自由研究発表と、卒業式での卒業生のバンド演奏が、中学受験が終わった娘の最後のチャレンジでした。


卒業生のバンド演奏。

2月は帯状疱疹、スキー合宿、インフルエンザとほとんど学校に行ってなかったので、最後の追い込みが勝負。卒業式前の何日か、あまり寝ていませんでした!


「卒業生を送る会」にて。

長〜い卒業式の次の日は、午後に「卒業生を送る会」で全校生徒が集まって、ゲームしたり、卒業生への質疑応答コーナーがあったり、その後は卒業生と有志保護者で2次会、これまた夜遅くまで。


卒業式で6年間の思い出ビデオが流れました。入学直前にパパと一緒に箱作りした時。


6年間よく使いました!一緒に卒業です(笑)

ひと通り終わったら、私もバテてしまい、風邪みたいな症状がなかなか治りません(笑)。


友人宅で心づくしのおもてなし料理、美味しかったあ、ありがとね。

大晦日から始まった、隣の実家の大掃除。弟と協力してやっとひと段落ついてきました。粗大ゴミを何度かだし、大きなゴミ袋をたくさん何度も出して、風通しが良くなってきた(笑)。母はリハビリしてくれるデイサービスに通い出し、さらに訪問入浴介助サービスも受けるようになり、なんとなく今の母の状態にあった日常生活が回り出してきた気がします。


過完熟バナナと豆腐、卵、ベサン粉(ひよこ豆の粉)、ラカント、ベーキングパウダーだけで作ったケーキ。

アルツハイマー初期と診断されてから5、6年経ち、おそらく今は中期に入ったのだと思います。


卒業式にOBからいただいたお花。

卒業式前後に、昔の同僚や映画祭の仲間、NY時代の友達やタンゴ友達などと集まる機会がいくつもありました。
同年代の人たちと集まると、自分の不調と親の介護の話で盛り上がるお年頃です(笑)。
そうかあ、みんなが大変なんだなあ、と思うと、ちょっと自分の気が楽になります。



歯のインプラントをすべく、去年から歯科医院をいくつも訪問し、気に入ったところを見つけ、やっと昨日手術をしました。まだ終わってないのですが、山場を超えた気がして、ホッとしています。おかげさまでそれほど痛みもなく、腫れもまあまあ。


近所で見つけたレトロな喫茶店。

3月、小学校卒業をはじめ、いろんなことがひと段落ついてきた気がします。あ、確定申告も、です(笑)!

小学6年生、帯状疱疹のちインフルエンザ感染。「マリア 怒りの娘」、「SHOGUN」、「コット始まりの夏」

2024-02-28 13:36:43 | 日記

玉乗り練習中(?)のこうちゃん。

もうそろそろ3月なのに、なんだか寒いです・・・。雪が降ったと思ったら、20度を超える日があったり、寒暖の差が激しすぎる!


バレンタインのチョコレート。家族でやりとり。

娘の受験が終わったと思ったら、何やら蕁麻疹ができて痛いと言い出しました。家にあった薬を塗っていても、治りません。
「学校の先生に、帯状疱疹かも、と言われた」と娘。小学6年生で??


表現アートピアグループで作ったバレンタインのハート。結構可愛くできちゃった(笑)

次の日、あまりに痛みがひどくて学校に行けない、と言うので皮膚科に連れて行ったら、帯状疱疹という診断!
「小学生でも罹るんですね!」と言ったら、「お嬢さん、水疱瘡やったことがありますよね?だったら体内にウィルスが
残っているので、免疫力が落ちているとかかりますよ。受験で疲れたんですね」とドクターのお答え。


夫から結婚記念日のお花。実は私、すっかり忘れていました(笑)

いやはや、中学受験でそれほど疲れたとは・・・。


娘のお気に入り、昔ながらの喫茶店にて。ものすごい山盛りのスパゲッティーとハヤシ&ハンバーグ。

発症してから2週間は休養した方がいい、と言われました。連休があるのでゆっくりできますが、その後に学校のスキーキャンプがあります。「まあ、楽しみだろうし、いいでしょう。インフルエンザと違って休まなくちゃいけないわけではないし」とドクターからもお許しが出ました。


娘がキャンプ中に、夫と二人でワインバーへ。

大丈夫だと思っていたスキーパンツがサイズアウトしていて、慌てて買いに行ったりして、どうにか準備が間に合った
小学校最後のスキーキャンプ。元気に出発し、「楽しかった!パラレルがちょっとできるようになった!」と元気に帰ってきました。


おつまみの盛り合わせ。

キャンプ終わっての週末。中学校の入学説明会に行き、その後一緒に映画見たり、卒業式のお洋服選んだり、と楽しく過ごしていていたら、夜になったらぐったり・・・?熱を測ると38度2分。


「ハイキュー」娘と一緒に見ました。自分も試合してる気分!

キャンプ中にインフルエンザ感染して早めに帰宅した生徒がいる、と聞いていたので、娘も感染したか??キャンプ直後は
元気だったんですけどね。


ホテルのディスプレイ。

週末明けは、朝から夜まで仕事だったので、これまでの様子をメモ書きにしてドクターに渡すよう、日本語のできない夫に渡して病院に付き添ってもらいました。最悪の場合、翻訳アプリでやりとりすればいい、と思っていたのですが、メモ書きで
十分だったようです。娘も6年生で自分で状況説明できるようになったし。


ホテルのディスプレイその2。

お薬を飲んだらすぐに熱は引き、でもなんだかだるそうで、娘は数日寝て過ごしていました。
帯状疱疹明けのスキーキャンプで、気持ちは楽しくても、体はかなり疲れたかな?



実は夏休み明けから、なんとなく体調がすぐれない日々が多かった娘です。中学受験の日に体調を崩さないといいなと
思っていたのですが、おかげさまで受験日の2日間はどうにか大丈夫でした。帯状疱疹、というかその始まりの
ぶつぶつができ始めたのは、どうやら受験初日かららしいですが、痛みもかゆみも最初はなかったらしい。



とりあえず受験当日に支障がなくて、よかった〜と今更ながら、改めてホッとしています。
卒業まで残りわずかな日々、元気に登校できればいいなあ、と思っております。


渋谷ユーロスペースなどで上映中。

ところで、「マリア 怒りの娘」という、ニカラグアで5本目の長編、ニカラグア人女性監督としては初めての長編作品が
今、上映中です。初めて来日したというローラ・バウマイスター監督の通訳させていただきました。

https://strollfilms.com/daughter/

ニカラグア、中米のどこだっけ?くらいな印象しかなかった国ですが、80年代まで内戦が続いていたんですね。

映画に登場する巨大なゴミの山は、実際にあるものらしく、映画の中に出てくるような生活をしている人たちも実在する、とのこと。社会学者でもある監督の視点が光る作品で、ものすごくリアリティあふれるシーンもありますが、同時にとても幻想的なシーンもあり、不思議なお伽話のような映画でもあります。実は宮崎駿の大ファンだ、と後で聞いて納得でした。

製作陣「プロデューサー、監督、撮影監督、強い女性が集まったチームで、絶対作ってみせる、と頑張って作った」という頼もしさ。主人公のマリアも、小さいながら、強い意志を持って生き抜いていく少女。「内戦の中で育った私にとってファンタジーは避難所だった」という監督の分身なのかもしれませんし、ファンタジー、想像力を成長の糧にするという意味ではとても
普遍的な成長物語でもあります。


ディズニープラスで配信中。

先日、配信サービス、ディズニープラスで配信が始まった「SHOGUN」の来日ジャンケット、プレミアなどがあり、キャストの方々の取材通訳をさせていただきました。

https://disneyplus.disney.co.jp/program/shogun

80年代のSHOGUNを私はリアルタイムで見たのですが、「う〜ん、ちょっと違うかなあ?」みたいに感じた方も
多かったと思います。

が、今回は主演真田広之さんがプロデューサーも務め、大きなところからごく細部に至るまで、本当の日本をみせる、と
こだわりを持ったというのがよくわかります。舞台となる村ごと作ってしまう、お城の部屋も全部作ってしまうという、ハリウッド制作の規模で、所作や衣装など日本の本物を追求すると、こんなにすごいテレビドラマができてしまうんですね。本当は映画館で見たいスケール感です。


ヒューマントラストシネマ有楽町などで上映中。

これは仕事ではなく、絶賛する友人のコメントに触発されてみた映画です。珠玉の名作という言葉がぴったりのアイルランド映画、「コット はじまりの夏」、大好きでした!美しい風景の中で、英語とアイルランド語の会話が混ざり合い、繊細で深い感情の表現に惹かれていくうちに、主人公の気持ちにどんどん入り込んでしまい、最後にはすっかり彼女になった気分で、大泣きしてしまった・・・周りも啜り泣きの声の合唱(笑)。

https://www.flag-pictures.co.jp/caitmovie/

見終わってもしばらくの間、心の中に、何かキラキラした宝石のようなものが残っていました。自分も主人公のように
素晴らしい夏の思い出ができて、それを反芻しているような。

どんよりした雲に覆われていたのがすっかり洗われて、とても透明な心になれた感じです。
映画の力、すごいなあ。