銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ファンタスティック④フォー/超能力ユニット

2007-01-16 01:18:49 | は行
今宵は2005年制作の「ファンタスティック④フォー/超能力ユニット」
言わずと知れたマーヴェル社のアメコミを映画化したSFアクション。既に1961年にこのような設定でコミックが書かれていたとは流石アメリカだなw 

宇宙嵐が人類の進化に何らかの影響を与えたと考え、その解明のため宇宙へと向かった天才科学者リード(ヨアン・グリフィス)率いる4人のメンバーは、計算外の出来事で大量の宇宙線を浴びてしまう。地球に戻った彼らのDNAには予想だにしなかった変化が起こっていたのだ。それは・・・という展開。

アメコミベースなので理屈じゃなく雰囲気と勢いで観るべしw さすが日々進化しているVFXは、なかなかの迫力のある出来に仕上がっている。ラストは何か次回作への伏線っぽい終わり方だったので、続編あるのかな? それにしてもスーザン役のジェシカ・アルバは、ほんとキュートって感じで良い。
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エボリューション

2007-01-15 01:21:19 | あ行
今宵は2001年制作の「エボリューション (COLLECTOR'S EDITION)」!
異常なまでのスピードで進化を遂げるエイリアンと対決する科学者たちの姿を描くSFチック・コメディ。これまた日本の評論筋にはイマイチな作品w

ある晩、アリゾナの砂漠に隕石が落下したことから話が始まる。生物学教授のアイラ(デヴィッド・ドゥカヴニー)は、同僚の地質学教授のハリー(オーランド・ジョーンズ)と共に名を売るチャンスとばかりに調査に赴く。隕石から短時間で進化し、分裂・増幅していくDNAを発見し、ノーベル賞ものだと大喜びをする2人なのだが・・・という展開。

単純にコメディとして肩の力を抜いて観ることをお勧め。深く考えると損だ(笑 主演のD・ドゥカヴニーは、どうしてもX-Fileでの印象が強くって、コメディに向いてないように思えてしまう。紅一点ジュリアン・ムーアが良い雰囲気で、ちょいドジな役柄を上手く演じてる。
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デイズ・オブ・サンダー

2007-01-14 01:21:06 | た行
今宵の友は1990年制作の「デイズ・オブ・サンダー」
主演のトム・クルーズが自ら原案したストックカー・レースにかける青春映画。まぁ、評論筋には受け悪いけど、気楽に観るには良い作品。

シボレーのディーラーであるティムが、かつてのレースカービルダーとして名を馳せたハリーに、レースへの再参加を持ちかけ、ドライバーとして才能と野心に溢れた青年コール・トリクル(T・クルーズ)を雇い入れるところから始まる。コールの怖いもの知らずの走りに、ハリーの理論が加味され、連勝街道を突っ走るのだが、好事魔多しという展開に・・・。

レース場面は、結構迫力もあり十分楽しめる。が、青年がトップを目指して苦悩し、挫折し、乗り越えるというパターンはまるっきり「トップガン」っぽいw 内容は置いといて、ニコール・キッドマンの女医さん姿で満足しておくか(笑
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リディック

2007-01-13 01:24:38 | ら行
今宵は2004年制作の「リディック (2DISC COLLECTOR'S EDITION)」!
初回限定アウターケース付き仕様。ディレクターズカット版と劇場公開版を収録。前述「ピッチブラック」の続編(5年後設定)に当たるが、内容的には別作品。

全銀河はロード・マーシャル率いるネクロモンガーの狂信的な軍団によって、征服の危機にさらされていた。その中、運命の歯車としてアンチ・ヒーローのリディック(ヴィン・ディーゼル)がいた。ネクロモンガーの一方的な侵攻で旧知の男イマムは殺害され、自身も賞金稼ぎに捕まり、クリマトリアの刑務所に収監されてしまう。そこからの脱獄、そして運命の対決へと話は展開していく。

前作で男の子と見間違えたジャック役をそのまま使わず、アレクサ・ダヴァロスに変更して大人の女キーラとして登場させている。(5年でこんな変わるか?w) 新たな作品だが、前作を観ているのと観ていないのとではイマムやキーラとの会話の理解に差がでるので、是非ピッチブラックを先に観ることをお勧め。
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デモリションマン

2007-01-12 01:19:22 | た行
今宵は1993年制作の「デモリションマン」
シルベスター・スタローン主演の犯罪の無い21世紀を舞台にしたSFアクション。共演はウェズリー・スナイプス、サンドラ・ブロック等。14年前はみんな若いw

1996年、極悪非道の犯罪者フェニックス(W・スナイプス)をどうにか追いつめた刑事スパルタン(S・スタローン)は、フェニックスの罠にはまり人質が全員死亡。その責を問われスパルタンも、フェニックス同様に冷凍刑務所に送致される。時は流れ2032年、一時的に解凍されたフェニックスが脱獄し、再び殺戮が! そこで“毒には毒を”でスパルタンも解凍され、2人の戦いが再び!という展開。

スタローンの鍛え上げられた肉体が活躍し、デモリションマン=“破壊屋” の異名そのままの大立ち回りも凄い。近未来が舞台と言うことで多少20世紀ネタ(州知事選に出馬したシュワルツェネッガーが大統領になったとかw)も入れつつ息もつかせず一気に見せる作品。そうそう、16年ぶりにロッキーザファイナルが公開されるとか、スタローン侮り難し!
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フック

2007-01-11 01:22:46 | は行
今宵の友は1991年制作の「フック (COLLECTOR'S EDITION)」!
大人に成長した事で昔の記憶を失ったピーターパンを再生して描く空想冒険活劇。主演はロビン・ウィリアムズ、ダスティン・ホフマン、ジュリア・ローバーツ等々。監督は、あのスティーブン・スピルバーグ。

ピーター・バニング(R・ウィリアムズ)はワーカホリックの企業付弁護士で、家族を省みない。休暇を叔母であるウェンディの家で送ることになったある夜、大人たちが外出先から帰ると子供たちの姿がどこにも見えず、ドアには脅迫文があった。差出人は、なんと!フック船長(D・ホフマン)! 子供を助けるために記憶の奥底に封印したネーバーランドへ、というお話。

ピーターパンとフック船長の戦いを題材にしているが、ただの子供向けではなく、いつのまにか流されるまま成長してしまった大人にじんわりと染み込む話。忘れてしまったあの頃を再び、みたいなw  ティンカーベル役のJ・ロバーツ、24歳の頃かぁ、なんか可愛いぞ。
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マッドマックス/サンダードーム

2007-01-10 01:23:46 | ま行
今宵は1985年制作の「マッドマックス/サンダードーム」
前作のラストが完結っぽく、終わったと思っていたのに、まさかの三作目(笑 主演は当然M・ギブソン。意外な所ではティナ・ターナーが準主役として登場。

核戦争で荒廃した世界が舞台となり、物々交換と豚のメタンガスから原動力を得て活気のある町、バータータウン辿り着いたマックス。そこは女首長アウンティ(ティナ・ターナー)によって支配されていた。球状の檻に囲まれた“サンダードーム” での戦いを強いられ、結果として砂漠に追放されたマックス。行き倒れを救ったのは子供達なのだが、という展開。

1・2に比べてカーチェイス等のバイオレンス部分が少なく物足りない感じ。勿論マックスは格好良いんだけど、内容がなんだか大人の愚行を反省しつつこれからの子供が世界をより良くしていくのだ的な教訓っぽい内容になっていて、どれだけの人が理解しただろうか。
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マッドマックス2

2007-01-09 01:23:55 | ま行
今宵は1981年制作の「マッドマックス2」
前述の続編ではあるが、引き継いだのは主人公マックス(M・ギブソン)とインターセプターのみで、設定等まったく別の作品として仕上げている。

マックスは妻子を殺され、その復讐を遂げた後、虚無感のまま放浪していた。世は石油危機を迎え退廃的な社会を背景に凶悪化した集団がガソリンを巡って熾烈な戦いをあちこちで展開していた。そんな中、砂漠の中で石油を採掘し、精製している一団を見つけインターセプター用にガソリンを求めようとするのだが、そこもまたガソリンを奪おうとする凶悪な集団に目を付けられ襲われていたのだ。成り行きで用心棒的な役目を担ったマックスは、という展開。

前作同様にオーストラリアの広大な大地で派手なカーチェイスが繰り広げられる。やはりスタントでは死者はでなかったものの、重傷者2名がでた作品である。今作では、マックス=時代のヒーローとして描かれた感じがする。
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マッドマックス

2007-01-08 01:23:03 | ま行
今宵は1979年制作の「マッドマックス」
主演メル・ギブソンを一気にスターダムへ伸し上げたバイオレンス・アクション。スタントマン2人死亡、3人重傷の曰く付きのカーチェイスが圧巻!

暴走族と戦いを繰り広げる警官達の中に黒の皮服、左脇腹にはマグナム44、右足にはショットガン、追跡専門車両のインターセプターを操る完全武装の警官マックス(M・ギブソン)がいた。街では凶暴化した暴走族が我が物顔で闊歩。そんな中、同僚の死で仕事に不安を感じ辞職を申し出るマックスなのだが、暴走族の魔の手が、という展開。

25年以上前の作品なので、今ならCGや視覚効果で作れる場面を実写で表現。あれだけ派手なカーチェイスならスタントマンに死傷者が出たことも頷ける。バイクで転けたところに後方から別のバイクが滑ってきて後頭部に当たる場面は、観ていて、やっちまった!って誰しも思うはず。見応えのある作品だ。
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ルーヴルの怪人

2007-01-07 01:35:19 | ら行
今宵は2001年制作の「ルーヴルの怪人」
ルーヴル美術館に伝わる怪人伝説(小説)を基にしたカルト・ミステリー。主演は、いくつになっても可愛いソフィー・マルソー。35歳の時の作品。

ルーヴル美術館改修工事の際、地下収蔵室から60年ぶりに謎の棺と不可解な死を遂げたデフォンテーヌ教授の日誌が発見され新たな調査が始まった。一方、美術館正面のアパートに住むリザ(S・マルソー)は、地下の工事現場が美術館と繋がっていることを知り、好奇心から忍び込みラボにあったミイラを見てしまう。その直後からリザの奇行がはじまる。さぁどうなるのか、という展開。

警戒厳重なルーヴル美術館にいとも簡単に地下から入れてしまうとか、刑事が容疑者を自由にするとか、突っ込みどころもあるけど、ワイヤーアクションやCGとか、SFXを駆使して仕上げてあり、なかなか面白く観られる作品。2日続けてフランス語っていうのも耳には新鮮だなぁ(笑
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ヴィドック

2007-01-06 01:20:27 | は行
今宵の友は2001年製作の「ヴィドック (2DISC EDITION)」!
初回限定アウターケース付き仕様。
19世紀のパリに実在した探偵ヴィドックの死をめぐるゴシック・ミステリー。

19世紀前半の退廃的なパリを舞台に、犯罪者から一転英雄的名探偵になったヴィドックがいきなり冒頭で鏡の仮面をつけた男との戦いで殺されるという意表を突いた場面から始まる。生前ヴィドックに伝記執筆を依頼されたという青年エチエンヌが、ヴィドック殺しの犯人探しを始める、という展開。

純粋な謎解きミステリーではないので、あんまり推理しない方がいいかも。が、意味ありげな小物や怪しげな人物が散りばめられていて、つい灰色の脳細胞で推理したくなってしまう(ポワロじゃないのにw CGを多用した映像が凝っていて、結構ワクワク感を持って観られる作品。解決法はミステリーという範疇から考えると掟破りといえば掟破りだけどねw
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サハラ/死の砂漠を脱出せよ

2007-01-05 01:20:18 | さ行
今宵は2005年制作の「サハラ/死の砂漠を脱出せよ (2DISC EDITION)」!
クライヴ・カッスラー原作のダーク・ピッドが活躍する冒険小説の映画化。前述U-571とは違う演技のマシュー・マコノヒーとペネロペ・クルスの共演。

南北戦争時に行方の分からなくなった装甲艦の手掛かりとなる金貨を手に入れたトレジャーハンターのダーク(M・マコノヒー)は仲間と共にアフリカへ向かう。WHOの医者のとして謎の病気の感染源を探るエヴァ(P・クルス)一行もまたアフリカへ。異なる目的の者が共にサハラ砂漠へ。 だがそこには!という展開。

インディ・ジョーンズばりのトレジャーハンターものかと思いきや、途中からはドンパチ激しい戦いになるし、目を離せない。(笑えるシーンも入ってるし)ペネロペ・クルス、相変わらずお美しい! こんなバリバリのアクションモノに出演するなんてちょっと意外だったけど、さすが女優さんだね(笑
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M:i-2 (ミッション・インポッシブル2)

2007-01-04 01:18:53 | ま行
今宵は2000年製作の「M:i-2(ミッション・インポッシブル2)」
一応、前作の続編扱いだが、話に関連性は無く、前作が謎解き的な要素を盛り込んで居たのに対し、本作はアクション重視となっている。

休暇中のイーサンの元へ緊急指令が発せられ、呼び戻されるところから始まる。テロ集団に奪われた致死細菌“キメラ”の奪回が今回の任務。チームを編成し、ミッションに入るが、そこには見知らぬ女盗賊・ナイアの名前。彼女の存在が今回のミッションに大きく関わっていくという設定。

二丁拳銃ぶっ放し、バイクで颯爽と駆け抜け、派手な爆発!アクションは最高! まぁスパイが女に弱いのもご愛嬌w トムによるトムのためのトムの映画っていう風評もあながち間違ってはいないけど、監督が変わったのだから、仕方の無いことかも。鳩好きJ・ウー監督だしなぁ(笑 展開は読めちゃうけど、ちゃんと2時間超観れる映画には仕上がってると思う。
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ミッション・インポッシブル

2007-01-03 01:48:13 | ま行
今宵の友は1996年製作の「ミッション・インポッシブル」
60年後半~70年前半かけて大人気だった米TVシリーズ「スパイ大作戦」の映画化。アクションもので良い味をだすトム・クルーズが主演。

東欧で展開していたスパイ組織IMFの作戦が情報漏れで失敗し、多くの犠牲をだす。仲間を失ったイーサン(T・クルーズ)は、これがIMF内の裏切者炙り出し作戦だと言うことを知るが、その嫌疑がなんとイーサン自身にかかっていた。真実を暴くために、新たなメンバーと共にCIA本部への潜入し、黒幕を暴くという話。

予告編でよく放映されていた天井からワイヤーで降りてくるシーンとか、高速列車の屋根でのシーンとか、アクション+CGを駆使した作品に仕上がっている。2時間超だが、それを感じさせない展開でなかなか面白い。まぁ、TVシリーズ「スパイ大作戦」とは別物と思って観たほうがいいかもね。
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち

2007-01-02 01:36:09 | は行
今宵は2003年製作の「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
(2DISC COLLECTOR'S EDITION)」
ディズニーランドの人気アトラクション「カリブの海賊」をモチーフに製作された海洋アクション・アドべンチャー! 主演はどんな役でもOKのジョニー・デップと美形の俳優オーランド・ブルーム。

海賊の子であるという記憶を無くしたウィル(オーランド・ブルーム)が密かに恋していた女性エリザベス(キーラ・ナイトレイ)を目前で海賊たちにさらわれてしまう。ウィルは彼女を取り戻すべく一匹狼の海賊ジャック(ジョニー・デップ)と共に大海原へ! ジャックにはジャックの思惑があり、それらが絡まって展開する。

もぉジャック・スパロウの登場シーンから釘付け(あらゆる意味でw) 勇敢で格好良いけど三枚目的な役柄にどんどん引き付けられてしまう。愛と勇気と夢と希望と冒険等々が、一緒くたにまとめられテンポ良く展開していく。四の五の言わずに観て!っていう作品。
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