銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ダーティーハリー5

2020-10-28 00:07:23 | た行

今宵は1988年制作の「ダーティーハリー5 」!
30周年記念限定コレクターズBOX仕様。
前作より5年、第1作目から17年経過して制作された作品で、舞台をサンフランシスコに戻してのシリーズ第5弾! 有名人の死亡予想賭博“デッドプール” のリストに名前を載せられたハリー・キャラハンが、ゲームを基に展開する殺人事件を追う姿を描いた刑事アクション。なお本作では、ハリー自身が賭けの対象となっていることから、今まで以上に緊迫した場面が展開する。

ハリー(クリント・イーストウッド)は、違法賭博の元締めジェネロを逮捕・有罪に追い込んだことで、一躍有名人となる。しかし、ジェネロの部下による報復を受け、銃撃戦の末、覆面パトカーを破壊してしまい上司に広報課の内勤を命じられるが、マスコミ嫌いのハリーは新しい相棒と共に現場に戻ることとなる。そんな折、映画撮影中だったロック・スターの死亡事件が発生し……という前振り。

C・イーストウッドが41歳の時にスタートしたダーティーハリーも本作時点では58歳。そのせいで、動きは緩慢になっていて、アクションもあまり激しいことは出来なくなっているが、渋みが増して充分視聴に値する仕上がりとなっている。相手役となるパトリシア・クラークソンもなかなか魅惑的。本作でも前作同様に「空撮から入り、空撮で終わる」というイーストウッド流が踏襲されている。

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