銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

アメイジング・スパイダーマン2

2020-07-12 00:03:15 | あ行
今宵は2014年制作の「アメイジング・スパイダーマン2」!
NYを舞台に市民の平和と安全を守る青年が活躍するアクション・ヒーローもの。2012年公開の『アメイジング・スパイダーマン』の続編であり、最終作。本来は、3(ないし4)までの制作予定だったが、諸般の事情(アメリカでの興行収益低迷が主因?)で、打ち切られた。前作のサム・ライミ監督の時もそうだったが、何故かスパイダーマンは完結しきれない。

ピーター(アンドリュー・ガーフィールド)は、日夜NYの平和のために街を飛び回りながらも、グェイン(エマ・ストーン)の亡父ジョージと交わした「彼女を危険に巻き込まないために二度と近づかない」という約束と彼女への消し去れない思いとの狭間で苦しんでいた。そんな折、8年振りに旧友ハリー・オズボーン(デイン・デハーン)がマンハッタンに戻ってきて、オズコープのCEOに就任したことを機に、大きく変化が起こり……という前振り。

テンポよく展開していくのだが、ピーターのプライベートや敵との対決(人間発電機エレクトロやサイ型パワードスーツ装着のライノや怪人グリーン・ゴブリン)とあまりに盛り込みすぎて、焦点がぼけてしまった感は否めない。続編で散らした伏線を回収するのだろうと思っていたが、打ち切りによりそれも出来ず、中途半端に終わった気がする、残念。
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