銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

アデル/ファラオと復活の秘薬

2015-02-21 00:06:21 | あ行
今宵の友は2010年制作の「アデル/ファラオと復活の秘薬」!
不慮の事故により瀕死の状態に陥った双子の妹を救うため、エジプト王家に伝わる秘薬をめぐって展開されるインディ・ジョーンズばりの冒険活劇女性版と思わせてのファンタジー・アドベンチャー・“コメディ”。今まで数々のヒロインを世に送り出してきたリュック・ベンソンが、フランスの人気コミックシリーズに手を加え、映像化した作品。

女流ジャーナリストのアデル(ルイーズ・ブルゴワン)は、瀕死の状態の妹アガット(ロール・ド・クレルモン)を助けるために必要なラムセス2世の侍医の力と 王家に伝わる“復活の秘薬” の手掛かりをつかみ、エジプトの王家の谷に足を運んでいた。侍医のものと思われるミイラを発見したその矢先、黄金を横取りしようとする盗賊の襲撃を受ける。それをかわしたのも束の間、マッドサイエンティストのデュールヴー(マチュー・アマルリック)によって再び危機に陥るが、石室に火を放って・・・という設定。

観る側の感性、期待度で評価が両極端に分かれる作品。R・ベンソンが、趣味というか、自分の幅を見せたというか、ある意味観客は置き去りにされた感がある展開が多いが、個人的には飽きずに観られた。原作のコミックを知っているフランス人なら拍手喝采で受け入れられたんだろうな、とも思える。R・ブルゴワンは、綺麗と言えば綺麗だけど、って感じかな。
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