銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

アンストッパブル

2015-02-03 00:03:44 | あ行
今宵は2010年制作の「アンストッパブル」!
トニー・スコット監督とデンゼル・ワシントンのコラボ第5作目で、トニー・スコットにとって遺作となった作品。2001年にオハイオ州で発生したCSX8888号暴走事故(通称:クレイジー・エイツ事故)をもとにアレンジを加えて制作された作品。人為的ミスにより危険物を積載したまま無人で暴走する貨物列車を、二人の鉄道員(運転士と車掌)が止めようと奮闘するサスペンス・アクション。

貨物列車777号が、操車場から人為的ミスによって無人で走り出してしまう。同列車には大量の毒性のある化学薬品とディーゼル燃料が搭載されており、市街地で事故を起こした場合、街を壊滅させるだけの破壊力を有していた。鉄道会社と警察は対応策を講じるが、列車は減速するどころか、さらに加速していく。この異変に気付いた同一線路を反対側から走ってきたベテラン機関士フランク(デンゼル・ワシントン)と、この日初めてコンビを組んだウィル(クリス・パイン)は・・・という設定。

事実に着想を得たとのことだが、実際に同様に事故が発生していたこと自体にビックリ! 流石、アメリカだ。暴走列車だけあって、テンポも早く、飽きずに観られる作品。D・ワシントンが渋いねぇ。覚悟を決め娘に電話するシーンなんて、なかなかだ。やさぐれ感一杯のC・パインが、徐々にD・ワシントンに触発されていく様もいい。ま、あれこれ考えずに観るのがお勧め、できれば映画館とか大画面で。
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