今宵は1973年制作の「マックQ」
60年代後半からダイナミックなカーチェイスを扱った作品が多く制作される中、西部劇をメインとしていたジョン・ウェインが初の刑事役に挑んだアクションもので、ウィンチェスターを9mmイングラムに持ち替え、馬をトランザム・ファイアーバートに乗り換えて活躍する作品。
夜明け頃、2人の制服警官を射殺した男が背後から撃たれ病院で息を引き取るという事件が発生する。シアトル市警のマックQ(J・ウェイン)はその背景に麻薬密売組織の元締めサンチャゴが絡んでると推理し、単独で行動に出るが、裏目に出て上層部から圧力が掛かってしまう。そこでマックQは警察を辞職し、元相棒の仇を討つため私立探偵になって・・・という設定。
なんとなく謎めいた出だしが良い感じを醸し出していて、音楽も展開もなかなかの出来映えなので一気に観ることが出来る作品。ちょっと残念なのは、J・ウェインも頑張っているのだが、大男すぎて動きが何故か緩慢に見えてしまう点。とは言え、西部劇のイメージを払拭して現代劇の新境地を開いた一面も垣間見られるので、充分楽しめる。作品としてはオチが弱いような気もしないでもないが・・・。
60年代後半からダイナミックなカーチェイスを扱った作品が多く制作される中、西部劇をメインとしていたジョン・ウェインが初の刑事役に挑んだアクションもので、ウィンチェスターを9mmイングラムに持ち替え、馬をトランザム・ファイアーバートに乗り換えて活躍する作品。
夜明け頃、2人の制服警官を射殺した男が背後から撃たれ病院で息を引き取るという事件が発生する。シアトル市警のマックQ(J・ウェイン)はその背景に麻薬密売組織の元締めサンチャゴが絡んでると推理し、単独で行動に出るが、裏目に出て上層部から圧力が掛かってしまう。そこでマックQは警察を辞職し、元相棒の仇を討つため私立探偵になって・・・という設定。
なんとなく謎めいた出だしが良い感じを醸し出していて、音楽も展開もなかなかの出来映えなので一気に観ることが出来る作品。ちょっと残念なのは、J・ウェインも頑張っているのだが、大男すぎて動きが何故か緩慢に見えてしまう点。とは言え、西部劇のイメージを払拭して現代劇の新境地を開いた一面も垣間見られるので、充分楽しめる。作品としてはオチが弱いような気もしないでもないが・・・。